Paleontology

勉強は本当はたのしいぞ。好きなところから読んでね。

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地球の歴史・生物の歴史

地球の歴史は46億年もある。宇宙の歴史は138億年程度らしいけど。生命の歴史はもっと短い。といっても初めの頃は単細胞の微生物。目に見える形の動物や植物が現れて来るのはだいたい 5 億年前くらいかな。さあ、さっそく過去の世界へタイムトラベルして見ましょう。まずは地球の歴史の年表を眺めてみよう。
年表 地球が生まれたのは約 46 億年前だ。最初の生命が誕生したとされるのはよく分かっていないが 20億年前ぐらいか。地球上にはまだ酸素がない。生命は皆単細胞で、顕微鏡を使わないと見ることが出来ないぐらい小さなものだった。そのうち太陽光を利用してエネルギーを自分で作り出す生命が誕生する。副産物として大量の酸素が発生する。でも、本当は酸素はものすごい有毒物質なんだ。酸素を呼吸できる生命が誕生する。それが我々の大御先祖様だ。

最初の多細胞の生き物たちが誕生するのがエディアカラ紀。多細胞というのは細胞が集合して目に見えるほどの大きさに進化したんだね。これがだいたい 6 億年前くらいと推定されている。そしてエディアカラ紀が終わって、カンブリア紀になってようやく僕たちが良く知っている動物達に似た動物が一斉(いっせい)に現れる。ずいぶん変な格好の生き物だけど、それなりに格好いい所もあるでしょう。是非見てやってください。その後出て来る生き物たちもそれなりに格好いい。

目次
地球の歴史・生物の歴史   古代の海への大冒険   恐竜の世界-中生代をのぞいてみよう  
人類の発展 宇宙のお話
古代の海への大冒険
恐竜の世界-中生代をのぞいてみよう
恐竜絶滅後の世界
人類の発展

古代の海への大冒険

古代の海への大冒険目次
はじめに ピカイア 生命の誕生 カンブリア以前
エディアカラ生物群 カンブリア大爆発 オルドビス紀の海 シルル紀の海
デボン紀の海と陸 石炭紀 ペルム紀
カンブリア紀の化石層

裸坊達の部屋
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【はじめに】

ピカイア

NHKのeテレで「ピカイア」というアニメ番組があったのを知っていますか。色々な変わった生き物が登場するのでわくわくしますね。ここ50年ぐらいの間に沢山の発見があって、地球の歴史(れきし)が大きく書き換(か)えられています。みなさんは、今の大人たちより遥(はる)かにたくさんの地球についての知識(ちしき)を得ることが出来るんです。 ピカイアの世界は今から約5億年位(くらい)前の海の中。そこでは、今までいなかった新しい生き物たちが次々と登場します。たいていの生き物達は、今の生き物達の先祖(せんぞ)に当たる訳ですが、地球の歴史の中ですでに絶滅してしまった種もたくさんあります。我々の先祖に当たる生物達が頑張(がんば)って生き残ってくれたおかげで、今の我々がいるのです。これらの生物達の生き残りのための戦いのストーリー、調べれば調べるほどワクワクしますね。

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【ピカイア】

ピカイア ナメクジウオ
上の左がピカイアの化石、右は今でも生きているナメクジウオ。ナメクジウオは目もなく、背骨もない原始的な魚?、多分ピカイアに近い生き物だ。
ピカイアという生物は、今の脊椎(せきつい)動物の先祖かそれに近い生物であると推測されています。ピカイアが生きていたのは「カンブリア紀」という時代です。今から約5億4200万~約2億5100万年前位の昔のこと。カンブリア紀より前の時代は一括(いっかつ)して先カンブリア時代と呼ばれます。地球が46億年前に誕生してから約40億年たってやっとカンブリア時代に入るのです。カンブリア紀は古生代と言うより大きな時代区分の最初の時代。古生代は全部で6つに分かれます。地球の歴史(れきし)に興味(きょうみ)のある人は、覚えておいて損は無いよ。カンブリア紀、オルドビス紀、シルル紀、デボン紀、石炭紀、二畳(ペルム)紀。古生代は約5億4200万~ 約2億5100万年前です。古生代の次が中生代、恐竜が大活躍する時代。恐竜が絶滅して哺乳類と鳥類の天下となるのが新生代。6500万年前から現在まで。地球の歴史から見るとカンブリア時代なんてごく最近の出来事なのですね。

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【生命の誕生】

ピカイア では、カンブリアの海の冒険(ぼうけん)を始めましょう。 その前にカンブリアの海が出現するまでのストーリーを見ておきましょう。カンブリア紀というのは、地質時代では。5億4200万年前から4億8800年前の時代となっています。

まず始めに宇宙の塵(ちり)が集まって太陽系が形成されます。だいたい46億年くらい前と推測(すいそく)されています。原始の太陽の周りにたくさんの微惑星(びわくせい)ができ、それらが互(たが)いに衝突合体(しょうとつがったい)を繰(く)り返し、惑星が誕生(たんじょう)します。第三惑星の地球は太陽からの距離が適当だったために表面に海と大気が出来ます。水星と金星は太陽に近すぎ、木星、土星は遠すぎます。今の火星は荒涼(こうりょう)とした極寒の砂漠ですが、昔は水があり生命が生まれていたかも知れないとNASA(アメリカ航空宇宙局)が探索中です。見つかると面白いですね。多分、顕微鏡(けんびきょう)でしか見られない微生物でしょうけど。最初の生物がどのように誕生したのかは、未だに生命科学の謎です。細胞膜に包まれていて、外から栄養を取りこみ自己増殖(ぞうしょく)する。このような生物が何らかの理由で誕生したのです。そして初めからDNAとかRNA等の遺伝情報を持っていてそれを現在までリレーのように伝えて来ています。つまり、我々生き物たちはすべてこれらの微生物の子孫ということです。これらの微生物は20~30億年前にはすでにいたことは化石の研究から分かって来ています。

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【カンブリア以前】

最初の生命の誕生から、カンブリアまでずいぶん時間がかかりますね。この間に地球の環境も大きな変化をするのです。最初マグマの海だった地球冷やされた海が出来ますが。いったん冷えすぎて全休凍結(ぜんきゅうとうけつ)と言って、地球が氷の惑星になってしまう時期があるのです。そこで総ての生物は絶滅か。ところが生命はこの氷の世界を生き延びたのです。水という物質は不思議なもので凍(こお)って固体(こたい)になると軽くなって水に浮くのです。だから地球表面が凍りついていても海底には水が残っているところがたくさんあったのかも知れないと推測されています。
 当時の空気は今とは異なります。今よりずっとたくさんあったのが二酸化炭素。二酸化炭素が主役だ。酸素は全然と言っていいほどありません。空気は軽いのでどんどん宇宙へ逃げて行ってしまうんです。二酸化炭素の温暖化作用が凍結から地球を救ったと言われています。そして、地球の大気を激変(げきへん)させる大事件が生物自身の手で行われます。 シアノバクテリア
シアノバクテリアの登場です。上の写真のような生き物。シアノバクテリアはたくさんある二酸化炭素を利用して、太陽光のエネルギーを利用し、水と二酸化炭素を使って自らの栄養をつくりだすことに成功(せいこう)します。無尽蔵(むじんぞう)に利用できる水と二酸化炭素を大量に利用して大繁殖(はんしょく)するのです。その結果、廃棄物(はいきぶつ)として大量の酸素が大気中に吐き出されます。シアノバクテリアは藍藻類という原始的な藻類の仲間。化石も残っています。ストロマトライトという石です。ストロマトライトは藍藻類と堆積物が何層にも積み重なって形成されるもので、
ストロマトライト
      1.藍藻類(らんそうるい)が砂や泥の表面に定着し、日中に光合成を行う。
      2.夜間の休止期には、泥などの堆積物を粘液(ねんえき)で固定する。
      3.藍藻類は呼吸するために上部へ分裂(ぶんれつ)し、翌日には再び光合成を始める。
この繰り返しで、ストロマトライトは徐々(じょじょ)にドーム型に成長します。成長の速度は大変遅く、1年に数mm程度です。また、断面にある縞模様から、当時の一日の長さが推測できるそうです。オーストラリアでは今でも見ることができますが、これが古代のものと同じかどうかは要検討です。写真の海はオーストラリアのストロマトライです。でも、現在の海には色々な生き物が住んでいるし環境も相当変化していますから、当時とはかなり環境も異なるはずです。。
ストロマトライト
でも、これは他の生物達にとって大迷惑なこと、それこそ死活問題だったのです。酸素が大量に吐(は)き出された証拠(しょうこ)は、世界各地に見られる縞状鉄鉱石です。これは大量に発生した酸素が海に溶けていた鉄を酸化させて海底に酸化鉄として沈殿させたもの。一種の化石です。世界の鉄鉱石の鉱山はたいていこの時に出来たものです。私たちが鉄を利用できるのもこれらの微生物がいたおかげなんですね。
縞状鉄鉱石 縞状鉄鉱石
酸素は非常に化学反応をしやすい物質で基本的に毒(どく)なのです。生命とは力強いものですね。この毒の酸素を逆に利用して生きる微生物(びせいぶつ)が現れます。すると、その微生物を自分の体に取りこんで酸素(さんそ)を利用する生物が現れるのです。生物と言っても実際は未だ、単細胞。一つの細胞が一つの生き物です。この細胞同士の合体で生まれたのが真核細胞(しんかくさいぼう)。真核細胞は一つの原核細胞が他の原核細胞を取りこんで新しい細胞に変化したと考えられています。こういうのを共生というのです。私たちの体はすべて真核細胞で出来ています。植物だって動物だってみな細胞からできており、その細胞は真核細胞です。原核細胞も深海の熱水鉱床の近くや動物のおなかの中など生きていく場所を見つけてひっそりと生きています。どれも酸素が大嫌いな生き物(細菌)です。
実はシアノバクテリアが出て来て、地球の酸素がいっきの増えたかと言うとそうでもないらしいです。最初のシアノバクテリアがでてから地球上に酸素がたまるまでには、数億年の時間がかかっています。強力なライバルが頑張っていました。酸素の代わりに硫黄を利用する細菌がいたのです。出来た酸素をどんどん消していきます。酸素と硫黄は化学的に良く似ているのです。これらは今でも温泉とか深海の熱水噴出孔の近くで頑張って生きています。もちろん原核細胞の細菌です。
 真核細胞が出来てようやくカンブリアの生物大爆発の一歩手前まで来ました。真核細胞は、いくつかのものが集団で固まって存在するようになり、そのうち細胞間で役割分担が生じてきます。そうして、細胞をつなぎ合わせる糊(のり)の役目をするのがコラーゲンというたんぱく質。これも酸素があるおかげで出来る物質です。細胞の役割が決まって来て、上下とか前後あるいは裏表とかの構造が出来てきます。海の中にはまだたくさんの栄養分が溶(と)けていたのでしょう。

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【エディアカラ生物群】

エディアカラ動物群エディアカラ動物群 Charniodiscus       Dickinsonia
先カンブリア時代の最後、カンブリア紀のちょっと前です。オーストラリアのエディアカラという土地で最初の化石が発見されました。その後他の土地でも。細胞の役割が決まって来て、上下とか前後あるいは裏表とかの構造が出来てきます。海の中にはまだたくさんの栄養分が溶(と)けていたのでしょう。体の表面から栄養を取っていた。まだ、口とか手とか目は無いようです。これらは動物とされていますが動くことは無いようです。それでは植物と動物の違(ちが)いは。光合成をすること。それじゃわからないね。だって光合成なんて化石に残らないから。何も食べたりせずただ海の中にじっとしているだけ。楽な生活でしょうけど、楽しみもないね。

【エディアカラ生物群】
エディアカラ生物群(Ediacara fauna)またはエディアカラ動物群、エディアカラ化石群は、オーストラリア、アデレードの北方にあるエディアカラの丘陵で大量に発見される生物の化石群を指す。1946年にオーストラリアの地質学者レッグ・スプリッグにより発見された。肉眼的に確認できる生物化石が多量に出るものとしてはもっとも古い時代のものであり、先カンブリア時代の生物相を示すものとして数少ないもの。

【カルニオディスクス(学名: Charniodiscus)】
 エディアカラ紀の化石生物の一種。砂地の海底に固着し、濾過摂食を行っていたと考えられている。カルニオディスクスは器官として付着根、茎部、葉状体を有する。付着根の形状は球根状で、茎部はしなやか。葉状体には体節があり、先端は尖っていた。カルニオディスクスには2つの生活形があったとされる。一つは茎部が短く葉状体が肥大した形、もう一つは茎部が長く、小さな葉状体が付着根から約 50cm の高さに位置する生活形である。形態は刺胞動物のウミエラ類に似ているが、現生の動物界の外に位置する系統であると考えられている。一見植物のようでもこれでも動物。絶滅種ではあるけど。

【ディッキンソニア(学名:Dickinsonia)】
 先カンブリア時代エディアカラ紀に海中に生息していた生物の一種。 オーストラリアで発見された、いわゆるエディアカラ生物群の代表的なもの。約6億年前に生息していた。
最大1.2mにもなるエディアカラ紀最大の生物である。体は扁平な形をしており、1m近い平面的な広がりに比べて化石の厚みは3mm程度しかない。全体は楕円形、放射状に周囲から中央に向かって多数の溝があり、上から見ると前後方向に多数の幅の狭い体節に分かれているように見えるが、それらは中央で融合しており、分節しない縦長な部分を残す。
大陸の周囲にできた比較的浅い暖かい海で生息していたと考えられている。化石の周囲にはその外形が海底に刻印として残っている例があり、海底をゆっくり漂流するか、または這うように移動していたと考えられている。

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【カンブリア大爆発】

カンブリア紀大陸分布 さあ、お待(ま)ちかねのカンブリアの海だ。海の中に溶けていた栄養分はエディアカラ紀に食べつくしてしまったのでしょう。自分で食べ物を調達(ちょうたつ)しないといけません。生物の世界で食うもの食われるものの競争(きょうそう)が始まります。動物達はサバイバルのため色々な工夫をするようになります。手足やヒレが発達したり、食べるための大きな口が出来たり。最も大きな特徴は目を持ったことでしょう。エディアカラの動物と言えばピザパイみたいな形で、海底にじっとしていただけだったのにね。これから、カンブリア時代にはどんな動物達がいたのか調べて見ましょう。でも、分かることは化石の残っているものだけです。今の動物達と似(に)たものもあるけど、全然違っているものもあるね。
この時代の地球は、ほとんど海。でも、大きなゴンドワナ大陸がある。発掘される化石は総て海産の生物。陸上は未だ紫外線が強くて生物が住めなかった。植物が大繁栄して酸素を放出して、大気中に紫外線を遮断するオゾン層が出来るまでは、陸上には生命は進出できなかったらしい。
Olenoides 【三葉虫】
三葉虫(さんようちゅう、Trilobite、トリロバイト)は、カンブリア紀に現れて古生代の終期(ペルム紀)に絶滅した節足動物です。古生代を代表する海生動物。化石としてもたくさん発掘されており示準(しじゅん)化石としても用いられています。示準化石とはその化石が見つかればその地層の年代が分かるほどたくさん出る化石。古生代と言えばまずは三葉虫と言う訳(わけ)です。
三葉虫の仲間オレノイデスはカナダのバージェス頁岩から発掘されたもの。バージェス頁岩層からはカンブリア紀の珍しい化石が最初に発見されました。オレノイデスは全長が8.5cmですからそれほど大きいわけではありませんがこの時代としては相当大きい方になるかもしれません。三葉虫は堅(かた)い殻(から)に包まれていて簡単には攻撃できないでしょう。でも、三葉虫にはこの当時の最大の捕食者と言われるアノマロカリスにガブリとかじられた跡(あと)のある化石も出ています。

Anomalocaris 【アノマロカリス】
アノマロカリスは、この時代最大最強の捕食者です。大きいので最大1m程度もあったようです。当時としては1mは超巨大。向かうところ敵なしです。何故か直接的な子孫を残すことなく絶滅してしまったようです。この復元も大変苦労したようで最初は各パーツが別々の生き物のものとしていくつかの生物として別々に復元されました。まず、変わっているのは口でしょう。口は円形で周りに歯があります。目が見えるし、手足もあり、口でかじることもできるので当時としては最強の捕食者としての条件をしっかり備(そな)えています。でも、円形の口というのも面白いね。生物たちはまだ、色々な形を試行錯誤(試行錯誤)しているのかも。

Opabinia 【オパビニア】
オパビニアもかなり変わった形だね。体長は4~7cmとそれほど大きくはないが、目が5つもあり、頭部に象の鼻のような管状の器官を持っている。この生き物が現在の生物と何らかの関係があるのがどうかは分かっていない。あるいは絶滅したのか。でも、目が5つあるなんで結構便利かもね。前に2つ、後ろに2つ、おまけに頭の上にも2つ目があれば死角がないものね。

【ネクトカリス】
Nectocaris ネクトカリスは一見イカの先祖のような生き物。でも、そのことについてはまだいろいろな説があって定まっていません。イカやタコは今までオウムガイのような殻(から)を持った生き物から殻が無くなるように進化したものと考えられていたのですが、最初から殻(から)の無いネクトカリスが発見されてさあどうしよう。困っています。

【ピカイア】
Pikaia     Pikaia
ピカイアは脊椎動物(せきついどうぶつ)の先祖かそれに近い生物と考えられています。脊椎動物とは体の真ん中に背骨のある動物、魚類、両生類(カエル、サンショウウオ)、爬虫類(ヘビ、トカゲ、カメ、ワニなど)、恐竜、哺乳類、鳥類のすべてを含む大きなまとまりですね。ピカイアは見たところナメクジみたいで何の変わりばえのしない生き物ですが体の中心に脊索(せきさく)というのちに背骨になる組織を持っています。体長は4cm程度、ほんとに地味な生き物だね。現在でも、ナメクジウオという良く似た魚が生存しています。

【ハルキゲニア】
ハルキゲニア   ハルキゲニア   カギムシ
ハルキゲニアは現在のカギムシの先祖とされています。カナダのバージェス頁岩からもそれより少し古いとされる中国の澄江(チェンジャン)からも発掘されていますが、この復元大変苦労したみたいです。最初は上下反対だったこと。次に前後が逆だったことが分かり今の形に落ち着きました。カギムシってどんな虫。写真の通りであまり目立たない生き物ですね。

【マーレラ】
Marrella マーレラはバージェス頁岩の化石の中では数が多く最初に復元された生物です。大きさは2cm位。全体としてまだまだ小さい動物が多いですね。アノマロカリスは特大級。現在のどの生物とつながりがあるのかは不明。
マーレラの化石は、チャールズ・ウォルコット (Charles Doolittle Walcott) によって、1909年にカナダのブリティッシュコロンビア州のバージェス頁岩から発見された。同じ産地から発見される古生物の中でマーレラの化石は最も多く、1万を超えるほどの標本数が収集されている。様々な姿勢で保存されている標本から、立体的な復元が可能になったバージェス動物群の動物。脱皮する最中の化石も発見されており、これは節足動物の脱皮行動を直接的に証明する最古の化石記録の1つ。そう、昆虫やザリガニも脱皮するね。


【ディノミスクス】
Dinomischus ディノミスクスは植物みたいだけどこれも動物。2.5~10cm程度。固着性で海底に根元の膨らんだ部分を固定する。先端の花みたいなところで他の生き物を捕まえるのか。他にも色々と面白い生物がたくさんあります。今後世界の他の場所で新しい化石が発見されるとまた新しい動物が現れるかも知れませんね。

カンブリアの海カンブリアの海
左からウィワクシア、オットイア、ディノミスクス。
陸上はどうなっているか。大陸は形成されているようですが、陸には生物はまだ進出していません。酸素が増えて来てオゾン層が形成されて、陸上への進出の条件が整ってきました。最初は植物が、次にそれをエサに動物が進出していきます。次の次のデボン紀あたりです。

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【オルドビス紀の海】

オルドビス紀大陸分布 カンブリア紀末にはそれほど大規模ではないにしてもかなりの大量絶滅があったようだ。オルドビス紀にはサンゴ礁が広がり、三葉虫はこの時代ピークを迎える。ヒトデやウミユリなんて植物みたいなのも繁栄(はんえい)する。筆石なんて言うのもある。オウムガイは今でも生きている。英語ではノーチラス(Nautilus)。チョッカクガイなんて長さが10mなんて巨大なものも。オウムガイもチョッカクガイも今の貝の仲間でなく、タコやイカの仲間なのだ。オルドビスの終わりにも生物の大量絶滅があったことが分かっていて、約85%ぐらいの種が滅(ほろ)んだらしい。
オルドビス紀の海オルドビス紀の海
ハチノスサンゴ ウミユリ Orthoceras

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【シルル紀の海】

シルル紀大陸分布 シルル紀には魚類がごく普通にみられるようになる。 しかし、多くは「あご」がなく、現在のものとは大きく姿形が異なっている。 ただしシルル紀の終わりには、あごをもつ魚類も出現。 それ以前の動物はほとんど海に生息していましたが、魚類やウミサソリの一部は、川や湖、つまり淡水にも進出をはじめました。
この時代の海の王者は、ウミサソリ。現在のサソリのご先祖様ではないらしい。体の外側に硬い殻を持つ節足動物(せっそくどうぶつ)が繁栄する。
ウミサソリ化石 ウミサソリ
未だ陸上に進出したわけではないですが、浅瀬には植物が進出。水面から顔を出すものも現れた。クッソニアなんかもその仲間。数cm程度の小さい草??。一方、菌類のプロトタキシーテスなんていうのは、高さ数mにも。菌類とはキノコの仲間。当然光合成はしない。周辺にある有機物を分解して生きているのだね。今では、菌類は動物でも植物でもない別のグループの生き物とされているね。
プロトタキシーテスプロトタキシーテス クッソニアクッソニア

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【デボン紀の海と陸】

デボン紀大陸分布 デボン紀の海は魚の時代。今いる魚のほとんどのご先祖様が出そろった。巨大魚ダンクルオステウスは有名だね。板皮類という分類で体の外側に硬い鎧を着ていて、強そうだけど絶滅してしまった。他の板皮類はもっと小さい。
この時代にようやく動物達が陸に上がり始めます。最初に陸に上がるのは昆虫に代表される節足動物の仲間たち。昆虫以外にもクモ、サソリ、ムカデ等。
脊椎動物(せきついどうぶつ)も、遅(おく)ればせながら陸に進出して来ます。魚の中で浅い所に住むものが、ヒレを手足に変化させてきます。最初は時々陸にあがるのが段々陸に上がっている時間が長くなってきます。陸に上がるためには手足の他にもう一つ重要な変化が必要ですね。そう、呼吸の問題です。魚は浮き袋を肺(はい)に変化させた空気を呼吸できるように体を造り変えて行きます。魚から両生類へ。今色々な化石が発見されて来ておりその道筋が解明(かいめい)されつつあります。ユースノプテロン、ティクターリク、アカントステガ、イクチオステガなどの化石が発掘(はっくつ)されています。
ティクターリクティクターリク イクチオステガイクチオステガ

【板皮類】
ダンクルオステウス 板皮類(ばんぴるい、英:Placoderm)は、古生代デボン紀に世界中の海域で繁栄した原始的な魚類の一群。脊椎動物亜門の下位分類群の一つ。ほとんどの仲間はデボン紀末期までに姿を消し、ミシシッピ紀(石炭紀前期)に完全に絶滅。棘魚類に比べても、存続した期間は短かった。
丈夫な外骨格の鎧が特徴だけど、脊椎動物に分類されていることから背骨はあったのでしょうか。絶滅種で今のお魚のご先祖ではなさそうだけど。
同時代に淡水域で繁栄した古代魚に棘魚類がいる。主に淡水域で栄えた棘魚類に対して板皮類は海で繁栄していたらしい。現在の魚のご先祖は、棘魚類なのか? 現在の魚にもマグロやコイなどの硬骨魚類もいるが、サメやエイ等の軟骨魚類もいる。魚の系統はまだ未解明な点が多いようだ。

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【石炭紀】

石炭紀大陸分布 石炭紀の植物

この時代は植物の方はすでに大繁栄。巨大な森が形成されます。といっても今の木とは違うよ。石炭紀はデボン紀に多様化した植物が繁栄した時代であり、赤道地域の沼地はシダ植物が繁茂した地球最初の森ができました。樹木のように大きくなるシダ植物であるリンボクやカラミテス(トクサ類)、フウインボク(リンボク類)、メドゥロサ(シダ種子類)が分布し、古生代の後半である石炭紀とペルム紀はシダ植物とシダ種子類の時代ということができます。これらの大森林は石炭となって地層に残されています。今、君たちが使っている石炭(最近はあまり石炭を燃やすことがないか)は、ほとんどこの時代に出来たものです。
Arthropleura    Arthropleura
アースロプレウラは石炭紀の森に生息していたと言われる巨大な虫。昆虫ではない。ムカデとかダンゴ虫とかヤスデとか何のご先祖様かは分かっていないけど、ともかくでかい。節足動物としては最大級。2m程度はあったらしい。
それから巨大トンボ「メガネウラ」。この時代に昆虫は大繁栄します。昆虫は現在でも繁栄を続けています。数の上では哺乳類や鳥類をはるかに圧倒しています。多分地球上のアリさんの数は人間の数より圧倒的に多いでしょう。この時代は、今と比べて酸素がメチャ多かった。酸素の濃度(のうど)が昆虫の大きさを制限していたのです。昆虫は、酸素を効率よく取り入れるため小さくなった。これも進化の結果です。
メガネウラ メガネウラ
一方、脊椎動物のほうも両生類から爬虫類が進化して来ます。

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【ペルム紀】

ペルム紀大陸分布 この時代は世界の大陸がほぼ一つの大きな大陸、パンゲア大陸としてまとまっていた時期だ。生物の多様化が進む。でも、ペルム紀末には生物の大量絶滅が起こる。中生代白亜紀末の大量絶滅よりも更に苛酷なものだったらしいけど、その原因はまだ推定の域を出ない。

エリオプスは、昔から有名な両生類。全長2メートル、体重は推定90キログラム。見るからに肉食で怖そう。水辺にはまだワニなどいなかったからね。カエル君やイモリ君のご先祖様だ。両生類は水への依存度が大きい。陸と水の両方で生きるので両生類と言うのだ。ということは、エリオップス君も子供時代は「おたまじゃくし」だったのかしらね。結構かわいいだろうね。
エリオプス      ディメトロドン
実はこの時期、単弓類といる仲間が爬虫類から進化してくるのです。単弓類は今の哺乳類繋(つな)がる仲間。大繁栄するのですが、ペルム紀末で絶滅。中生代は、皆さん知ってのとおり、恐竜の時代です。哺乳類の繁栄は恐竜の絶滅を待たねばならないのです。背中に帆(ほ)をもつ、ディメトロドンやエダフォサウルス。冷血動物だった彼らは動き出すまでに体の血液を暖(あたた)めないといけない。そのために日向ぼっこをして帆に血液を送って暖めるんだ。でも、ペルム紀最後の絶滅まではこの単弓類の仲間の獣弓目が天下を制するのです。古生代はここまで。中生代からは恐竜の時代に入ります。恐竜についてはまた機会を改めてご紹介します。

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カンブリア紀の化石層

清江生物相  複雑な動物の痕跡が最初に見られるのは、6億年前のエディアカラ紀。しかし、これらが今日の生物とどのように関係しているのか知るのは難しい。理由の1つは、氷河時代に岩石が削り取られてしまうらしく、その時代の化石が少ないからだ。当時の生物の姿がその後の生物とはっきり関係しているように見えないことも一因。
 ところが、カンブリア紀(5億5000年前)になると様変わりする。たとえばカナダの有名なバージェス頁岩などの化石層で発掘される化石は、今日私たちが目にしている生物の特徴をはっきりと備えている。しかしそれでも、こうした変化が本当に当時のカンブリア爆発によって出現したものなのか?どのような環境の変化がこの多様化をもたらしたのか?といったことを巡り、相変わらず多くの議論が交わされている。

清江生物相 【幸運が重なり5億年の化石が残されていた】
 「清江生物相」と呼ばれる堆積層から発見された生物は、繁殖するために水の中に豊富な酸素が含まれていなければならない。しかし酸素は、こうした生物の死骸を分解してしまう生物をも繁殖させる。そのため、化石の生物は、かつて比較的浅い大陸棚の海で繁殖していたが、死んだあとで海流によって酸素の乏しい深いところまで引きずり込まれたらしい。  その海流は同時に、堆積物に安定した流れをつくり、軟体生物の体が傷まないうちに地中に埋めてもくれた。堆積物が圧縮されて堆積岩になってからは、熱や力で化石を破壊してしまう火山のような地質活動とも無縁でいることができた。

清江生物相

【発掘された半数が未知なる新種】
 こうした珍しい条件が重なり、特に保存状態の良い化石を産する土地のことを「ラーゲルシュテッテン」という。今回の場合、湖北省を流れる清江流域だ。  ここには目でも確認できる明るい岩石層と暗い岩石層が交互に重なった地層が、最大50メートルの厚さで埋まっている。
 これらの岩石はバージェス頁岩よりも若干古く、およそ5億1800万年前頃に、ユネスコの世界遺産に登録されている澄江の化石産地と同時期に堆積したらしい。清江からは100種以上ものカンブリア紀の化石が大量に発掘されているが、特筆すべきは、その半数以上がこれまで発見されたことのない種だったことだ。 中国の科学者がカンブリア紀の「化石の宝庫」清江生物群(Qīngjiāng shēngwù jítuán)を発見;2019年04月16日

清江生物相  清江生物群が見つかった宜昌市長陽地区は湖北省の南西部の山間部に位置し、カンブリア紀の地層が広く分布している。同チームの研究者は2007年以降、度重なる発掘及び研究作業により、このカンブリア紀の「化石の宝庫」の秘密を徐々に明らかにしていった。彼らは湖北省の山間部の「石の海」の中を探し回り、2万個以上の化石を発見した。傅氏はこの「清江生物群」という命名について、「まずは化石の埋蔵地が清江と丹水河の交わる所にあるためだが、清江生物群が雲南省の澄江生物群と共に今後、世界に名を馳せる『中国両江生物群』になることへの願いがこめられている」と説明した。

 説明によると、清江生物群→清江生物集团(Qīngjiāng shēngwù jítuán)で集められた大量の貴重な化石のうち4351点の初期段階の研究により、すでに109の属が分類・鑑定された。うち53%はこれまで記録されたことのない新たな属となる。さらに科学者たちにサプライズをもたらしたのは、清江生物群の化石の形態の保存状態が良好で、各種動物が生きている時のように保存されていることだ。動物の目、神経、内臓などの軟体組織と器官の形態構造がはっきり確認できる。

 海外の専門家も中国の科学者の研究成果を高く評価している。スイス・ローザンヌ大学の古生物学者は「(清江生物群の)化石の豊富度と多様性と保存状態は世界一流で、高い科学的価値を持つ。今後の研究ではカンブリア爆発の未知の部分を解明し、動物の分類の起源及び進化に関する一連の科学の問題を解消する可能性がある」と話した。 また清江と澄江で同じ種の化石は8種しか見つかっておらず、両地域が別個の生態系だったことが示唆されている。

清江生物相 清江生物相 清江生物相

【内臓まで残された驚きの保存状態】
 化石の保存状態は素晴らしく、海綿動物、クラゲ、イソギンチャクといった軟体動物が、触手や口にいたるまで細かいところまで残されている。それどころか、多くの場合は、内臓まで確認できるほどだ。これらの化石は、新種として正式に記載されないままでも、例の疑問に答えてくれる。たとえば、動物の系統樹の最初期の枝に位置しているクシクラゲ類は、現在では触手を持つ。ところが、これまで発掘された初期の化石にそうした特徴はなく、その進化が比較的最近のことである可能性も主張されていた。しかし清江の化石にはきちんと触手が揃っており、この議論に決着らしきものをつけている。

【初期の生態系について新たなる知見】
 素晴らしい発見であるが、これは始まりにすぎないかもしれない。清江は、バージェス頁岩や澄江と違い、熱や風化の影響を受けていない。軟体動物の保存状態については両地よりも良好である可能性すらある。
 また中国の清江地域にはカンブリア紀の堆積層が広まっているようだ。研究チームの最初のサンプリングからは、同じような化石が同地域のほかの場所からも発掘できる可能性が示されている。
 もし本当にそうした化石が発見されれば、地上最初の動物たちが織りなした生態系の多様性や、これらの種が形成された条件が、これまでよりもはっきり理解できるようになるだろう。

古代の海への大冒険

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恐竜の世界-中生代をのぞいてみよう

目次
    古生代の終わり                   中生代の始まり
    海の中のドラゴン達             空飛ぶドラゴン達
    三畳紀の恐竜         ジュラ紀の恐竜         白亜紀の恐竜
    恐竜の種類         恐竜の絶滅
    色々な恐竜
    恐竜絶滅後の世界

古生代の海の探検(たんけん)は面白かったでしょうか。古生代の後半になると陸上にも生き物が進出してきますね。最初は植物、次に昆虫達、次に魚から進化した両生類(りょうせいるい)。そして古生代の最後の方に爬虫類(はちゅうるい)が進化してきます。爬虫類は羊膜(ようまく、英: amnion)というものを持ち、卵の中に羊水(ようすい)という液体を保つことで、両生類と比べてより陸上の生活に適した進化を成し遂げました。
Dimetrodon      Edaphosaurus
この爬虫類は、2つの大きな系統(けいとう)がありました。一つは哺乳類の先祖となる単弓類と恐竜や鳥の先祖となる竜弓類(双弓類)です。古生代の後半に先に繁栄するのは単弓類の方でした。 石炭紀には植物の光合成により二酸化炭素が吸収されて大量の酸素が放出されます。この時代には、菌類がリグニンを含む樹木を分解できなかった(つまり、木が腐らない)ため、大量の酸素が大気中にたまり、酸素の濃度が35%くらいまで高くなったようです。今は20%ぐらい。また、木が腐らないため、大量の石炭が蓄積されました。 このような高酸素濃度の環境で、メガネウラみたいな大型の昆虫とともに単弓類は大繁栄するんです。 ところが、古生代ペルム紀以降は、リグニン(木材に主成分)を分解できる菌類が進化してきます。酸素濃度はどんどん低下して、ジュラ紀後期の2億年前には酸素濃度は12%まで低下してしまいます。
**陸上植物の繁栄は、CO2と水(H2O)から、炭水化物(栄養)を造り出して代わりに酸素を大量放出した。一方の菌類は酸素を利用して、炭水化物(リグニン)を分解してCO2と水(H2O)を大気中に放出する。だから空気中の酸素濃度が低下したらしい。
古生代が終わり、中生代に移ります。中生代は三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つの時代区分があります。酸素濃度が最低し、呼吸するのも大変な環境でだったんでしょう。昆虫類は小さな体に進化することで生き残りを図ります。そしてペルム紀末(P-T境界)の大量絶滅の時に、単弓類はほとんど絶滅してしまいますが、一部は生き残って哺乳類へと進化することになります。
一方、恐竜の仲間達は気嚢(きのう)と言う効率(こうりつ)の良い呼吸システムを生み出すことで、他の生物たちが苦しんでいるのをしり目に大繁栄します。鳥類は恐竜の生き残った子孫だと言われていますが、気嚢システムは、横隔膜方式よりも遥(はる)かに効率的に酸素を摂取できる機能があると言われています。だって鳥たちは空気の薄い高い空を平気で飛んでいます。

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古生代の終わり;石炭紀~ペルム紀

両生類から爬虫類が進化してきます。特に単弓類という哺乳類の先祖に当たる仲間が大繁栄。 Cygunatus      Inostrankebia       Moskopus
ディメトロドン(肉食)とかエダフォサウルス(草食)なんか良く図鑑(ずかん)でみるね。キグナトゥスなんてかなり今の哺乳類のオオカミと似てるね。イノストランケビアというのも肉食の恐ろしい動物だ。この、モスコプス、見かけは怖そうだけどこれは草食だね。この時代も結構色々な動物がいたんですね。でもペルム紀末の大絶滅でほとんどがいなくなってしまうんだ。この大絶滅は、白亜紀末の恐竜を滅ぼした大絶滅より更に大規模だったと想像されているんだ。

パンゲア大陸 この頃の地球はパンゲア大陸という大きな大陸が一つあったんだね。もう陸上も色々な多様な動物達が出現している。

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中生代の始まり

爬虫類の進化 中生代は三畳、ジュラ、白亜と三つの時代(紀)に分けられる。地層におけるP-T境界というのは、ペルム紀と三畳紀の境界だ。この境界の上下で化石の種類がガラリと変わる。この層から下が古生代、上が中生代。 単弓類がほとんど絶滅した後、この時代に陸上で勢力を伸ばしたのは主竜類と言われる爬虫類の仲間、恐竜以外にも、ワニやカメ、魚竜、翼竜などの仲間が総て含まれる。
右の絵を見て欲しい。恐竜というのは、色々な爬虫類がいて、その中の一つ。哺乳類の先祖と言われる単弓類も、最初は爬虫類。鳥類は恐竜の一部が進化したものということも分かって来た。中生代という時代の環境に最も適して進化したのが恐竜ということだ。

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海の中のドラゴン達

Ichthyosaurus   イクチオサウルス
海の中の爬虫類も様々な形に進化する。魚竜というのは魚のような形、クジラやイルカとも似てるね。でもクジラやイルカは哺乳類だ。イクチオサウルスなんていうのが代表か。モササウルスも強そうだ。首長竜というのある。プレシオサウルスがその代表例。ても、これらの爬虫類たちは恐竜ではない。恐竜は陸の生き物なんだ。
Mosasaurus       Plesiosaurus
【魚竜】
魚竜 (ぎょりゅう) あるいは魚竜類 (ぎょりゅうるい、Ichthyosauria)は、魚鰭類に属する爬虫類の一群である。
イルカに収斂進化しており、同様の生態的地位についていて中生代の大部分にわたって生存していた。約2億5千万年前に、恐竜(約2億3千万年前に出現)よりやや早く出現し、恐竜の絶滅よりも2,500万年早い9,000万年前に絶滅を迎えた。三畳紀前期に陸棲爬虫類のいずれかより進化して水棲適応したが、魚竜の祖先にあたる陸棲爬虫類は現時点で不明。双弓類に属するのは間違いないが、その二大系統である鱗竜形類(トカゲ・ヘビや首長竜を含む系統)や主竜形類(カメやワニ、恐竜を含む系統)には属さず、それらが分岐する以前の、より古い系統に発するのではないかとされる。魚竜はジュラ紀に特に繁栄したが、白亜紀に最終的に絶滅し、彼らが有していた水棲捕食者の頂点の地位は首長竜やモササウルス類が占めることになった。

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空飛ぶドラゴン達

プテラノドン         ケツァルコアトルス

脊椎動物で空を飛ぶ仲間が現れた。昆虫はずっと前から空飛んでたけどね。プテラノドンが有名だ。昔、映画の円谷監督がゴジラの映画でラドンという名前で出演させた翼竜だね。ラドンはプテラノドンから来ていること分かるよね。でも、翼竜も恐竜ではない。恐竜の一部が鳥に進化したようですが。
ケツァルコアトルスは史上最大級の飛翔動物とされている。羽を開いた時の左右の長さが12mもある。
ケツァルコアトルス       ケツァルコアトルス
骨格比較 翼竜類の主な属として次のものが知られている。
①ランフォリンクス Rhamphorhynchus:
  ジュラ紀に出現した。長い尾の先が菱形になっていたが、これは飛行時に舵の役割をしたのではないかとする説がある。翼開長は最大175センチメートル。
②プテロダクティルス Pterodactylus:
  ジュラ紀に出現した。翼開長は50 - 75センチメートルほど。
③プテラノドン Pteranodon:
  白亜紀の北アメリカに出現した。翼開長は7~9メートルにも及ぶ大型の翼竜で、大きなくちばしをもち、頭部の後ろにも大きな突起がある。
④ケツァルコアトルス Quetzalcoatlus:
  白亜紀の北アメリカに出現した。翼開長は10メートルを超え、目下空を飛んだ最大の動物とされている。属名はアステカ神話の神ケツァルコアトルに由来する。

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三畳紀の恐竜

三畳紀大陸分布 三畳紀には恐竜たちは他の爬虫類に比べてそんなに目立つ存在ではなかったようだ。映画「ジュラシック・パーク」のジュラ紀は次の時代(紀)だし、ティラノサウルスや取りセラトップスが活躍するのは、その次の時代の白亜紀です。コエロフィシスはとてもスレンダーな肉食恐竜。体長は3m程度というけど、体重は20~30kgでとても軽い。足も速くて動きも素早(すばや)かったんでしょう。恐竜は最初から2足歩行。4足歩行の種類は体が重くなって、後から4足になったんだ。哺乳類と反対だね。だから、恐竜の復元図を見てごらん。4足歩行のものは皆前足が後ろ脚と比べて短いよ。 実は、三畳紀は爬虫類の中の1グループから恐竜類、翼竜類が、単弓類の中の1グループから哺乳類が現れた時代。単弓類の生き残りグループも活躍していた。恐竜類が覇権を握るのは次の時代(ジュラ紀)からのようだ。

Coelophysis 【コエロフィシス(Coelophysis)】
コエロフィシス(Coelophysis)は、三畳紀後期からジュラ紀前期(約2億1,600万~1億9,600万年前)、北米に生息した初期の肉食恐竜である。小型の動物を捕食していたと考えられている。アメリカ合衆国ニューメキシコ州からは多くの化石が産出。

【イクチオサウルス(Ichthyosaurus)】
三畳紀には、従前は陸上でしかみられなかった爬虫類の一部が海に進出。イクチオサウルスなどの魚竜など。

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ジュラ紀の恐竜

ジュラ紀大陸分布 ペルム紀に全大陸が合体して出来たパンゲア大陸の分裂がかなり進んできました。この結果種の分化が進んで来たようです。
 ジュラ紀になると色々な恐竜が出で来る。恐竜が生きていた時代は、哺乳類の時代と比べると遥かに長い。実に色々な恐竜がいたんでしょう。実際に化石となって見つかるのはそのほんの一部、これからも新しい恐竜の化石が見つかるでしょうから、どんどん恐竜の歴史は書き換えられて行くでしょう。人気があるのは、地上には大きな木が茂り、高い木の葉を食べられる草食恐竜王者はブロントサウルスの仲間、あるいは肉食のアロサウルスの仲間でしょうか。でも、ここであげたものはほんの一例。調べればいくらでも面白い恐竜が出てきます。

色々

【竜脚下目】
竜脚類(りゅうきゃくるい、Sauropoda)は、竜脚形類に属する恐竜の一群。カミナリ竜とも呼ばれる。中生代ジュラ紀前期から白亜紀後期(ただし地域によってはより早い時期に絶滅)。主な化石が見つかるのはジュラ紀からだが、断片的な化石や原竜脚類との系統関係から三畳紀後期には既に出現していたとされる。
恐竜時代の極めて早い段階に発生し、ジュラ紀後期に全盛期を迎えた。この時期全長30メートル超級の超大型種が現われている。大きな体に長い首、尻尾も長い。大繁栄して種類も多いので、復元図だけ見ても区別がつかない。
しかし白亜紀に入ると北半球では鳥盤類の新しいタイプの草食恐竜が台頭し、入れ替わるように竜脚類は衰退し、一部の地域では一旦は絶滅した(近年、化石が発見されたことで実は絶滅していなかったことが判明した地域も出ている)。長い首は、大森林の高い木の葉を食べるには有利だけど、草地ではかって不便だったかも。キリンと牛を比べて見ればいいね。
しかし特に南半球(ゴンドワナ大陸各地)ではティタノサウルス類が繁栄を続け、多様な進化を遂げた。ジュラ紀後期のものに匹敵するような超大型種も棲息していた。中には北半球(ローラシア大陸)に再進出したものもある。
恐竜時代の早い段階からその終末まで繁栄した稀有なグループである。また、アラモサウルスなどのごく一部の属はK-T境界を生き延び、白亜紀直後のダニアン期まで生存していた可能性が化石証拠から示唆されている。竜脚類は実に1億数千万年にわたり最大級の体躯を誇る大型陸棲動物のグループとして地球の全大陸に君臨し続け、その期間の長さは他の時代の大型陸棲動物のグループと比較しても特出している。

アパトサウルス ☆アパトサウルス(Apatosaurus):
中生代ジュラ紀後期 (約1億5,200万~約1億5,000万年前)の北アメリカ大陸に棲息していた、竜盤目-竜脚形亜目- 竜脚下目- ディプロドクス科の大型草食性恐竜の一種(1属)。
シノニム(異名)の1つに有名なブロントサウルス (Brontosaurus) がある。学術的でない言い回しをするなら、かつては学名を Brontosaurus とされ、日本語では「ブロントサウルス(さらに古くは、ブロントザウルス)」「雷竜(かみなりりゅう、らいりゅう)」などの名で呼ばれていた恐竜。2015年の研究で「アパトサウルス」と「ブロントサウルス」とは別属との発表もある。

ブラキオサウルス ☆ブラキオサウルス(Brachiosaurus):
約1億5,400万~ 約1億5,300万年前にローラシア大陸西部およびゴンドワナ大陸の一部に分布していた竜盤目ブラキオサウルス科に分類される属。
体長(全長)は約25m、体高(頭頂高)は約16mに及び、近年まで最も背の高い恐竜とされていた。かつては「体重は80t(以上)と最も重い恐竜であり、その体重を支えるために池や湖など水の中で暮らした」と推測されたこともあったが、横隔膜を持っていなかったため水圧で肺が押し潰され、呼吸ができなくなるということが判明し、この説は否定された。竜脚類等の大型恐竜には鳥類が具えるのと同じように気嚢によって体を軽くする仕組みがあったと考えられ、現在では23t程度という説もあり、大きく見積もっても50t程と推定されている。
近年同系統と思われるさらに巨大な頚椎がいくつか発見されており、サウロポセイドンと命名された。最も高く最も重いと言われたブラキオサウルスの記録は、今後の研究によって塗り替えられる可能性がある。

Diplodocus ☆ディプロドクス(Diplodocus):
約1億5,400万- 約1億5,200万年前の北アメリカ大陸に生息していた大型草食性恐竜の一種(1属)。竜盤目- 竜脚形亜目- 竜脚下目- ディプロドクス科- ディプロドクス亜科 (Diplodocinae) に分類される、同科の模式属である。
全長約20 - 33m。アパトサウルスなど他の竜脚類と比べると華奢で、体重は比較的軽く、10 - 20t程度と見られる。
最大の特徴は、細めの体と長大な尾である。この尾は、強靭な筋肉によって鞭のように振るなど主に自衛のために使われたと考えられる(全力で打ち振るわれた尾の先端部は、鞭がそうであるように、音速を超えたという説もある)。巨大な植物食動物で、足跡の化石などから他の竜脚類と同様に群れを成して生活していたと考えられている。

ティタノサウルス ☆ティタノサウルス類(ティタノサウリア(Titanosaurs)):
竜脚類恐竜の分類群であり、サルタサウルスやイシサウルスがふくまれている。アルゼンチノサウルスやプエルタサウルスなど地球史上最重量級の陸上動物が含まれており、これらは体重90 tにもおよぶと考えられている。したがって、ティタノサウリアという名前(実際にはグループの命名もとになったティタノサウルス属の名が)はギリシャ神話の古き神々であるティーターンに敬意を示して命名されたものである。ブラキオサウルス科と近縁であり、両者でティタノサウルス形類のクレードを形成する。

マメンチサウルス ☆マメンチサウルス:
中生代ジュラ紀中期~後期 (約1億6,100万から約1億5,600万年前まで)の中国大陸に生息していた最大級の竜脚類。体長20mから35m。発見地・中国四川省の「馬鳴溪」の誤読「馬門溪」(ピンイン:Mǎménxī; マーメンシー)に因みこの名があるとか。
極端に長い首をもつ竜脚類。マメンチサウルス属はやや不確実なものを含めると計7種記載されており、種によっては全長の半分以上を首が占める。アジア最大の恐竜の一つに数えられる。竜脚類の頸椎は15個以下が普通であるがマメンチサウルスの頸椎は19個に達し、近縁のチュアンジェサウルスとともに竜脚類の中でも最多である。頸椎が16個を超える、とりわけ首が長いタイプの竜脚類化石は中国に集中して産出する。古環境の研究から、当時東南アジアでは高木の森林が発達していたと言われ、首の長大化もこうした樹木の葉を食べることへの対応とみなす意見もあった。しかし頸椎の構造はマメンチサウルスがそれほど頭を高くもち上げられなかったことを示している。長い首は高所の葉を食べるためではなく、食物を探して歩き回るエネルギーのロスを極力減らすため、首を動かしてえさを探す方向に進化した結果かもしれない。また長い首は性選択のためかもしれない。

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白亜紀の恐竜

白亜紀大陸分布 白亜紀はヨーロッパのこの時代の地層によく見られるチョーク(ラテン語でCreta:クレタ、日本語で白亜)に由来する。チョーク (chalk) は、未固結の石灰岩のこと。イギリスのドーバー海峡周辺で崖をつくる厚い地層のことで、円石藻の化石(炭酸カルシウムのココリス)から成る。
日本語では白亜(はくあ)。日本では地層が堆積した年代から、白亜紀の語源となったほか、黒板に用いるチョーク(白墨)の語源にもなっている。黒板などに書くのに使う白墨は焼石膏(しょうせっこう)または白亜の粉末を水でこねて棒状に固めたもの。


この時代から、大きな森林が減って草地が増えてきます。花の咲く植物が登場するのもこの頃。皆さんに大人気のティラノサウルスの登場も白亜紀。ライバルとして描かれるトリセラトップスも白亜紀の恐竜だ。トリセラトップスは現在のサイと似ていて怒ると角を武器に突進してくる戦車みたいな動物だ。最強ともいわれるティラノサウルスでもよっぽど腹が減ってないとこんな強そうな相手を食べようとすることはめったにないでしょう。
Triceratops   Triceratops
白亜紀を代表する草食恐竜トリセラトップス。短い首は、気候が乾燥化して森林が減り草地が増えたことを示しています。高い木の葉っぱを食べる必要がなくなったんだね。
ブロントサウルス
体の大きさが最大級なのはこの仲間。雷(かみなり)竜なんて名前も。ブラキオサウルスとかアパトサウルスとかいろいろな名前のものがあるが、違いが分かりにくい。体が大きいことも強さの秘訣だろう。長くて重たい尻尾をビューンと振り回せば、ティラノサウルスも吹っ飛んでしまうぞ。このなかも白亜紀まで生き残る。
パンゲア大陸の分裂
ペルム紀末からのパンゲア大陸の分裂が進み、白亜紀末ではかなり現在の大陸分布に近づいてきている。まだ、大西洋は狭く、アフリカ大陸と南米大陸の分裂がかなり進んで来た。インド亜大陸はマダガスカル島と一緒にアフリカの近くにある。 今までの恐竜化石に発掘は主に北米大陸が主体であったが、最近は中国やモンゴルの砂漠での大発見が続いているようだ。羽毛恐竜の発見など、今までの恐竜のイメージも大きく変わりつつある。 なんせ恐竜は現生の哺乳類と異なり、1億年以上もの間大繁栄した生物。その多様性も半端ではない。

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恐竜の種類

骨盤   色々な恐竜がいるんですが、大きく分けて2つの種類に分けられます。骨盤という腰の骨の形から,竜盤目(りゅうばんもく)鳥盤目(ちょうばんもく)の2つの仲間があります。
骨盤の形が異なるので化石のプロならすぐ見分けがつくらしいけど、復元図見ただけでは分からないね。

鳥盤目には剣竜(けんりゅう)、曲竜(きょくりゅう)、角竜(つのりゅう)、さらにカモノハシ竜が含まれます。ほとんどが草食。カモノハシ竜は数の上でも繁栄したようです。多くは草食です。魚食などはあったかも。

Stegosaurus 【剣竜】
剣竜の代表はステゴザウルスでしょう。背中に突起が特徴的、これで敵の攻撃を防いだのでしょうか。

Ankylosaurus 【曲竜】
曲竜は鎧竜(よろいりゅう)とも言われ、体が硬(かた)い鎧(よろい)で覆われています。哺乳類のアルマジロやセンザンコウみたいなものか。アンキロサウルスなどが知られています。現生の動物で鎧を着ているのは、亀が代表的か。哺乳類ではセンザンコウやアルマジロ。ヤマアラシのように全身針で武装した恐竜は? 今後見つかるかもね。

Triceratops 【角竜】
角竜の代表は、やはりトリセラトップスでしょう。現生の哺乳類でよく似ているのはサイだね。牛も角がある。ティラノサウルスと戦うトリセラトップスの絵が良く描かれるけど、基本的には戦わずに逃げる方を選ぶだろうね。

Maiasaura   Iguanodon   ゴジラ
【カモノハシ竜】
カモノハシ竜はハドロサウルス科という分類に属し、種類も多いのですが、子育て恐竜として有名なマイアサウルスを挙げておきましょう。また、最初に発見された恐竜の化石のイグアノドンもこの仲間。最初の復元図は尾を引きずっていて、ゴジラのモデルにもなりました。でも、今の恐竜は尻尾をピントあげて、バランスを取りながら2本足で走れるスマートなモデルに変わっています。これらの仲間は特に攻撃用の武器や鎧は持たないけど、集団で生活することと走って逃げることか。恐竜の2足歩行は結構速かったらしい。現生のダチョウなんかも俊足だしね。

図の左は、マイアサウルスの巣の化石。赤ちゃんの骨が一杯あるでしょう。お母さんが巣で子育てをしていた証拠(しょうこ)です。ジョン・ホナーという人が発見。映画「ジュラシック・パーク」のグラント博士のモデルになった人です。右は恐竜として最初に発見された恐竜イグアノドンの化石の復元したもの。当初、恐竜は尻尾(しっぽ)を引きずってのそのそ歩いていたと想像されていたんだ。昔はやった映画「ゴジラ」のモデルだね。

一方、 竜盤目の恐竜には、最も巨大な恐竜類のブラキオザウルスがありますが。ブロントサウルスやアパトサウルスなんて良く似た絵が一杯あってとても区別は難しい。この仲間ジュラ紀に大変栄えて世界中で化石が見つかるようですが、白亜紀になって森林が減り草原が増えるに従って、衰退していったようです。高い木がなければ長い首は役に立たないからね。今のキリンみたいな竜ですね。
【ティラノサウルス】
Tyrannosaurus
肉食恐竜は、ジュラ紀はアロサウルス、白亜紀は当然ティラノサウルス(北米)、タルボサウルス(アジア)が王者でしょう。
ゴジラとティラノサウルスの姿勢を比べてごらん。人間のように立つと重たい尻尾が歩くのに邪魔(じゃま)だ。でも、尻尾と大きな頭のバランスを取って立つと結構うまく走れそうだ。恐竜はそもそも先祖の時代から二足歩行だ。先祖が4足歩行の哺乳類の人とは、歩く技術も違うんだよ。でもゴジラの映画造られた頃は恐竜はゴジラのように歩くものだと思われていたんだ。
ヒトの2足歩行は直立二足歩行。恐竜や鳥達は、ヤジロベー型2足歩行だ。で、走る競争したらどちらが速いと思う。当然やヤジロベー型が速い。でも、長距離になると逆転するかも。

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恐竜の絶滅

中生代を通じて大繁栄した恐竜達が何故突然姿を消してしまったかについては長い間の謎でした。初めのうちは大きな恐竜は体の動きが遅く、後から進化してきた哺乳類たちに卵を食べられてしまったからほろんだ何ていい加減な説も。でも、世界中から恐竜の化石が次々と発見されるにつれて、恐竜の動きが鈍重(どんじゅう)だったなんて全く嘘(うそ)っぱちだったことが分かってきます。でも、あなた方のお父さん、お母さんの子供の頃は、ゴジラが恐竜のモデルだったんです。でも、映画「ジュラッシク・パーク」等の最近の恐竜のCGの映像を見たら、結構(けっこう)俊敏(しゅんびん)な動きにビックリするでしょう。哺乳類の進化はせいぜい数百万年程度なのに比べて、恐竜は1億年以上かけて進化しているんですよ。絶滅の時点ではかなり知能の高い種類も出現していました。でも、何故か突然姿を消す。でも、地球の歴史の「突然(とつぜん)」は数万年以上の長さはあるんでしょうが。
この時の絶滅は、恐竜だけでなく、海の中のアンモンナイト等の生物も姿を消します。せっかく進化を遂げた多くの生き物の8~9割が絶滅してしまいます。でも、地球の歴史ではこんなことは初めてではありません。ビッグ・ファイブと言ってこんな出来事が過去に5回もあったことが化石の研究からも分かっています。絶滅の原因はどれも地球環境の大変動です。中生代~新生代の絶滅は第5番目ですが、しばらくはその原因は不明でした。古生代~中生代の絶滅は、第4回目でこの時は超巨大火山の噴火ではないかと想定されています。第4回目の絶滅は、最後の5回目よりも更に厳しい絶滅があったようです。
第5絶滅の原因は、しばらくは不明のままでした。1977年、ウォルター・アルヴァレスと言う人がイタリアにおいて、白亜紀末、約6550万年前の地層でK-T境界(中生代と新生代の境界)を発見しました。K-T境界はその後、世界各地で次々と発見されます。この地層を境に恐竜を始めとして発見される化石の種類が激変することが分かりました。つまり、この地層よりすこし上の地層にはほとんど化石が発見されないわけです。また、K-T境界では多量のイリジウム(この鉱物は隕石起源のものしか見つけることが難しい)が含まれ、小惑星の衝突によってK-T層ができたという説がにわかに浮上する。
チクシュルーブチクシュルーブ
では、その小惑星隕石はどこに落ちたんだ。メキシコのユカタン半島付近にクレーター(隕石の落ちた後)がみつかり、どうもそれが大量絶滅の犯人らしいことが確定する。この跡(あと)は、チクシュルーブ・クレーターと名付けられ、地球史の3大隕石衝突(3大インパクト)の1つに数えられている。つまり、この前に地球にはさらにバカでかい隕石が2度も落ちたということです。でも、初めの2回はカンブリア紀よりもずっと前の多細胞生物が生まれる前のことだ。
2010年にサイエンス誌に掲載(けいさい)された説では、小惑星の大きさは直径10-15km、衝突速度は約20km/s、衝突時のエネルギーは広島型原子爆弾の約10億倍、衝突(しょうとつ)地点付近で発生した地震の規模(きぼ)はマグニチュード11以上、生じた津波は高さ約300メートルと推定されている。こんなものが落ちれば地球環境も滅茶苦茶(メチャクチャ)だね。

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色々な恐竜

テリジノサウルス

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テリジノサウルス

テリジノサウルス NHKでも紹介のあった個性的な恐竜だ。
テリジノサウルス(Therizinosaurus)は、中生代白亜紀後期 (約7,000万年前)にモンゴルに生息していた恐竜の一種。名前は「刈り取りをするトカゲ」を意味し、前肢の巨大なツメを“刈り取り用の大鎌”に見立てた命名。推定全長8 ~11メートル。

1948年に、全長2メートルもの巨大な前脚が、不完全な後脚、幅の広い肋骨と共に発見された。その腕についた末節骨の入った「かぎ爪」は70センチにも達し、生存時は表面に角質(ケラチン質)のサヤがついて90センチほどになったと見られている。ちなみにこの巨大なかぎ爪は当時同じ時代・場所に生息していたタルボサウルスなどの肉食恐竜から身を守るために使ったという説やこの爪で木をなぎ倒しその葉を食べるのに使ったという説などはっきりとどう使ったかはまだ分かっていない。この巨大な前足から、当初は「超巨大肉食恐竜である」「アリクイのように巨大なツメで昆虫を掘り起こして食べる恐竜である」などと推測された。また、幅の広い肋骨からカメのような姿に復元されたこともある。
全体の骨格から、本種はティラノサウスやタルボサウルス等と同じ肉食恐竜と見られていた。しかし、長い前肢と巨大な爪は、前肢が著しく退化した肉食恐竜達とは相当に異なっている。

その後、1988年のアラシャサウルスのほぼ完全な骨格の発見により、その正体がようやく明らかになった。テリジノサウルス自身は獣脚類に属するが、動きの鈍い植物食恐竜であったと見られている。獣脚類は普通、3本の指を接地させ歩行し、4本目の指は退化する傾向にあるが、テリジノサウルスの場合、後肢は4本の指を接地させて歩いたと考えられる。原始的なテリジノサウルスであるベイピアオサウルスでは4本目の指が退化したままであり、進化の過程で再び4本目の指が発達していったものと考えられる。この種には原始的ながら羽毛があった痕跡が残されていた。

ちなみに、テリジノサウルス科に属する恐竜は側面に腕を広げられ、鳥が羽ばたくような動きも可能な腕構造を持っていたが、なぜこのような進化を遂げたのかはよくわかっていない。また、食性についても植物食であるという直接の証拠は少なく、魚食性であったとする説もある。

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恐竜絶滅後の世界

新生代年表 これ以降は、新生代と言う新しい時代で現在まで続いている。
約6500万年前に始まる新生代第三紀と第四紀に区分され、第三紀はさらに古第三紀と新第三紀に細分される。
 古第三紀初期の6500万年前~5000万年前には地球全体が温暖化しましたが、その後寒冷化が進み、約3400万年前には南極大陸で氷河が発達し始めます。
 その寒冷化は現在まで続いています。中生代に繁栄した生物の多くは新生代の始まりまでに絶滅し、古第三紀には哺乳類や被子植物が多様化しました。
 古第三紀初頭、哺乳類は小型のものでしたが、以後現在生息する哺乳類の多くの祖先が次々に出現し、適応放散しました。この時代、特に哺乳類は発展して、陸上だけでなく海にもすむものもあらわれます。
 また、古第三紀の浅海では“貨幣石”と呼ばれる大型有孔虫が繁栄しました。鳥類や硬骨魚類の真骨魚も新生代に大発展した動物です。

新生代の年表をもう一度確認しましょう。1600万年前から現在までの第四紀。これが更新世と更新世に分かれます。完新世(現生)は1万年前からです。これは日本では縄文文化の中期ぐらい?人の世の中です。1600万年前~1万年前が更新世。
一方、6500万年前~1600万年前までは、一括して第三紀。第三紀は、暁(ぎょう)新世、始新世、漸(ぜん)新世、中新世、鮮新世の5つの時代に。前3つを古第三紀、後2つを新第三紀と括ることも。

新生代
暁新世 始新世 漸新世
中新世 鮮新世
更新世 完新世

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暁新世(Paleocene);6500万年前~5300年前

暁新世の大陸分布 暁新世(ぎょうしんせい、Paleocene)は地質時代の時代区分の一つ。約6,600万年前から約5,600万年前までの期間。新生代、古第三紀の最初の世。
前時代の中生代白亜紀には主役であった恐竜のグループは、鳥類を唯一の例外として、そのほかはK-Pg境界においてことごとく絶滅。海中におけるアンモナイトや首長竜類、モササウルス類も全て滅びた。

絶滅した恐竜のニッチ(生態的地位)を埋めるように、陸上では哺乳類が、海洋では魚類が放散(radiation)進化を行なったが、哺乳類はまだ原始的で小型のものが多い。 北アメリカとヨーロッパは北部でつながっていたので、動物相には共通するものが多く、発掘や研究も進んでいる。
恐鳥類 北アメリカ大陸に発した霊長目はこの時代にユーラシア大陸に分布を広げ、更に次の始新世にかけてはテチス海伝いにアフリカ大陸にも渡っていった。その多くは極めて原始的な種類ばかりで、ほとんどは現生のものにはつながらず絶滅している。現生のサルの二大グループである曲鼻猿類と直鼻猿類の祖先はこの時代に分岐したとされる。
哺乳類より先に種の分化をほぼ完成していた鳥類の一部は地上性となり、ガストルニス(ディアトリマ)のような大型鳥類(恐鳥類)が出現した。恐鳥類は同じく絶滅期を生き延びた陸生ワニ類(セベクス)や哺乳類と共に、この後も長らく生態系の主役としてその一角を占めていた。
植物は、白亜紀に引き続き被子植物が北半球で栄え、この時代にほぼ現代的な様相を示すようになった。

恐鳥類 【恐鳥類】
恐鳥類 (Terror Birds) とは鳥類の中で地上に進出し、祖先の獣脚類と酷似した体型、生態を得た種族のこと。現在はすべて絶滅している。単系統ではなく、多系統であり、正式な分類名称ではない。つまり、絶滅種のエピオニルスもモアも恐鳥類ではないようだ。もちろんダチョウやレアもヒクイドリも恐鳥類ではない。
    セベクス
【セベクス;陸生ワニ類】
セベクス(学名: Sebecus、ラテン語でセベクの意)は、始新世の南アメリカ大陸に生息した、ワニ形上目セベクス科の絶滅した属。化石はパタゴニアで発見されている。他のセベコスクス亜目の爬虫類と同様に、完全な四足歩行性の動物食性動物だった。

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始新世(Eocene);5300万年前~3400万年前

      始新世の大陸分布


始新世(ししんせい、Eocene)は、地質時代の一つで、約5,600万年前から約3,390万年前までの期間。新生代の第二の時代。古第三紀の第二の世。

5500万年前に暁新世-始新世温暖化極大が発生し、暁新世にやや低下した気温は始新世では再び温暖化に転じ、新生代では最も高温の時代になった。湿度も高かった。その原因として北大西洋での海底火山活動やそれに伴う1500Gtのメタンハイドレートの融解などの温暖化ガスの大量放出があり、地表5~7℃の気温上昇の温暖化が起こり、元の二酸化炭素濃度に戻るのに3万年を要したとされる。極地付近にも氷床はなく、ワニや有袋類の化石が出土している。始新世末或いは次の漸新世初期には一時的に気温が急に低下したが(始新世終末事件)、この頃彗星が頻繁に地球に衝突したためだとする説がある。また当時大規模な海退が起こり、海の面積が減少したのが気温低下の原因であるとも言われる。インド大陸がユーラシア大陸に接近し始めてテチス海が狭まっていき、南極大陸が南米大陸やオーストラリア大陸から分離するなど、始新世は海洋と大陸の配置が大きく変わりつつあった時代だが、それに伴って地球規模で循環する海流の動きも大きく変動していたと思われ、これもまた、海退と寒冷化の一因とされる。

どうも、この時代に最初に進化したのは、有袋類(Marsupialia)の方ではなかったのか。今では有胎盤類に置き換えられてしまったけど、世界中に化石が残っているらしい。面白いことに有袋類のある種には必ず対応する形態の有胎盤類の別の種が存在する。例外はカンガルーだ。カンガルーの様な歩行方式で移動する有胎盤類はいないようだ。
   有袋類

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漸新世(Oligocene);3400万年前~2400万年前

      始新世

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中新世(Miocene);2400万年前~500万年前

大陸はほぼ現在の様相だが、北アメリカ大陸と南アメリカ大陸は離れている。ヨーロッパのアルプス山脈と北アメリカのロッキー山脈で造山運動が始まった。日本がユーラシア大陸から分離し、日本海が形成され、これに伴う海底火山活動で日本各地にグリーンタフと呼ばれる凝灰岩層が発達した。この紀に海面が低くなったことでジブラルタル海峡が閉じ、海水の蒸発により地中海は非常に塩分の濃い海となった。この状態は鮮新世の初め頃(およそ500万年前)まで続いた。
中新世は新第三紀以降から現在に至るまでの期間では最も気温が高い時代であり、一般的に温暖であったが、寒冷化は徐々に進行し、南極大陸には氷床が発達・拡大していた。中新世の終わりには氷床は大陸のほとんどを覆うようになっていた。これが更に地球を冷し、以降、氷河期が訪れることになる。
海と陸の生物相はより現代に近づいた。オオカミ類、ネコ科類、ウマ類、ビーバー類、鯨偶蹄類(シカ類、ラクダ類等)、カラス類、カモ類、フクロウ類、メガロドンなどは、中新世にすでに存在していた。ヒト科もこの時代に現れた。アフリカ大陸がユーラシア大陸と繋がったことで両大陸の生物が行き来するようになった。北アメリカ大陸とユーラシア大陸もベーリング陸橋でしばしば繋がったため生物が往来していた。一部の大型哺乳類の系統(肉歯目、束柱目など)が姿を消し、奇蹄類も次第に衰えていく一方、アフリカから他の大陸に生息域を広げた長鼻目(ゾウ類)が大いに繁栄し、偶蹄類も勢力を拡大していった。植物ではC4型光合成を行うものが増加した。
孤立している南アメリカ大陸とオーストラリア大陸のみ、異なった動物相で、現在まで続いている。

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鮮新世(Pliocene);500万年前~160万年前

鮮新世(せんしんせい)は地質時代の一つであり、約500万年前から約258万年前までの期間。新生代の第五の時代。新第三紀の第二の世であり、最後の世。
気候は寒冷化しており、南極大陸は中新世よりもさらに氷床を拡大していた。北半球での氷床の発達もこの時代に既に始まっていた。ヒマラヤ山脈などの大山脈の形成、上昇が同時に激しい岩石の浸食を招き、これによって大量のカルシウム塩が海に流入していった。このカルシウム塩が二酸化炭素を吸収し石灰岩化していったため大気中の二酸化炭素量は激減していき、寒冷化の進行を促した。パナマ地峡が形成され、ヒマラヤ山脈の上昇が激しくなった。

現代の動物相につながるものがほぼ出現している。寒冷化に伴い、長鼻目(ゾウ類)などの中新世の温暖な環境で繁栄した生物は多様性を減少させていった。類人猿をはじめとする霊長目(サル類)も全体的に生息域や多様性を減少させるも、その中から中新世末期にチンパンジーの祖先と分かれていたヒトの祖先(ヒト亜族)がこの時代に発展した(いわゆる猿人)。長期間孤立した島大陸だった南米大陸が北米大陸に繋がったことで、多くの生物の両大陸間の行き来が可能になった(アメリカ大陸間大交差)。これによって北米の生物との生存競争にさらされた南米原産の生物は衰退し、絶滅したものも多かった。

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更新世;160万年前~1万年前

大陸の形は現在とほとんど変わらないが、氷期・間氷期の氷床の拡大・縮小による海水準変動に伴って、海岸線の位置が移動した。更新世の後期では海水準にして百数十メートルの変動があった。海水準が低下した時期は、現在浅い海である海域の多くが陸地となっている。

氷期と間氷期を繰り返した。総計で15回の氷期があった。その主たる要因は地球の回転軌道の性質からもたらされる変化のために生じる太陽放射量の周期的な変動である(ミランコヴィッチ周期)。

ヒト属が進化(原人ほか)。現生人類(ホモ・サピエンス種)も中期に出現。更新世の間にヒト亜族の大半が絶滅。最終的に現生人類のみが生き残った。

更新世の終わり頃から、大型の哺乳類の絶滅が始まる(特に北米大陸で顕著だったという)。これは完新世まで続く。更新世の終わり頃から、大型の哺乳類の絶滅が始まる(特に北米大陸で顕著だったという)。これは完新世まで続く。更新世の終わり頃から、大型の哺乳類の絶滅が始まる(特に北米大陸で顕著だったという)。これは完新世まで続く。

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完新世;1万年前~現在

46億年の歴史を辿(たど)り、漸く完新世にたどり着いたね。1万年前なら日本は縄文時代に入っている。でも日本の歴史だって年表見れば大部分は縄文時代なんだね。
実は、完新世と言う時代区分は地質学的には意味のないものらしい。第一あまりにも短し過ぎる。だから正確には、今は更新世の中のたまたま間氷期に相当するのではないかと想定されている。ということは、そのうちに寒冷化して氷河期が出現する?
それ、今欧米人が中心になって大騒ぎしている温暖化はどうなっているんだろうか。

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人類の発展

さあ、地球に大隕石が落下した。6500万年位前だったね。ほとんどの生物は絶滅。でも、生き残った者たちはすきまだらけの大地(こういうのをニッチで言うんだ。空部屋(あきべや)が多いので住むところに困らないのだね。)の上に急速に新しい種を発展させた。海の方でも同じことがおこる。1億年続いた恐竜の天下が終わって哺乳類たちが繁栄する。また、鳥類も繁栄するが、最近は、鳥類は恐竜の生き残りの子孫ということになっているね。哺乳類達の繁栄の前には、一時生き残りの鳥類が天下が天下を制する。
恐鳥類 プルガトリウスプルガトリウス
ところで、人類のご先祖様は、霊長類という哺乳類の仲間だ。霊長類は猿のなかま。でも最初の霊長類は、ネズミとかリスとか見分けがつかないぐらい小さい生き物だった。写真のプルガトリウスという動物の化石がどうもご先祖様であろうとされているものです。体長は10cmほど、いずれにしろ小さな変わりばえのしない生き物だね。
  新生代のはじめは温暖な気候だったため広葉樹がうっそうとした森林を形成されます。それに伴い、樹上生活に適応した形態を持つ生物が進化してきました。それがプルガトリウスから分かれて進化してきたアダピス類(原猿類の祖先)とオモミス類(真猿類の祖先)です。原猿類というのは、今のスローロリス、ガラゴ、キツネザル、メガネザルなどです。夜行性の原始的なサルですね。スローロリスは動きがゆっくりで結構かわいいですね。真猿類はさらに新世界ザル、旧世界ザル、類人猿に分類されます。新世界ざるはアメリカ大陸に生息する猿。普通のサルは旧世界猿、人類はもちろん類人猿に分類されます。類人猿は、チンパンジーやゴリラ、オランウータン等。かつては旧世界ザルよりも繁栄していましたが、現在は衰退し、絶滅寸前の種が多くなっています。
スローロリス1 スローロリススローロリス ゴリラゴリラ
1800万年前に生まれたプロコンスルは最も最初に現れた類人猿であり、現在の類人猿、そしてヒトの遠い祖先と考えられています。ヒトと チンパンジーなどの共通祖先と言われていますが、体長は70cmくらい。 ゴリラはどうなのでしょう。主に木の上で果実などを食べて生活しており、4足歩行をしていましたが、時には立ち上がることもあったと言われています。ヒトの祖先と言われていますが、このプロコンスルと「猿人」が現れるまでの1000万年の空白があり、それを埋める化石は今だ発見されていません。そして、1000~500万年前にはアフリカ大陸を地溝帯(ちこうたい)が分断し、地溝帯の東に取り残されたサルの中から、ヒトにつながる種が誕生して行くことになります。現在、この地域で色々な化石が発見されており、700万年くらい前には、他の類人猿とは異なる人の先祖が生息していたものと考えられています。
  アウストラロピテクス・アファレンシスは、エチオピアで出土した化石で300万年くらい前の成人女性のもの。ルーシーと名づけられています。現在見つかっている化石から推測すると、身長:男性;151cm、女性;105cm、体重:男性;45kg、女性;29kg、脳容量420CCとなります。現在に比べて男女の差が大きいですね。ヒトの脳の容量は1400CC、チンパンジーは400CCですから、脳に関しては類人猿並、という事ですね。
人の進化人の進化
ネアンデルタール人は、ヒト属の一種で、現生人類であるホモ・サピエンスの最も近い近縁種とされています。発見された化石によれば、35万年前までに早期ネアンデルタール人がヨーロッパに現れ、18万年前までに典型的な後期ネアンデルタール人が現れます。約2万4000年前に絶滅したとされています。シベリアのアルタイ地方で発見されたデニソワ人、インドネシアのフローレス島で発見されたフローレス人は、ネアンデルタール人の兄弟種である可能性が高い。ネアンデルタール人は、ヨーロッパを中心に西アジアから中央アジアにまで分布しており、旧石器時代の石器の作製技術を有し、火を積極的に使用していた。さらに、最近の研究では、これらの人類の遺伝子も数%ぐらいは現代人にも受け継がれているのではないかと言われています。
旧石器
さあ、どうですか。人間というもの色々な科学文明を発展させたけど、体のつくりだけ見ていると大したことないでしょう。また、地球の歴史から見ると、人間が誕生したのはつい最近の出来事なのです。

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裸坊達の部屋
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これからも続きます

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