English Composition

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英作文練習の部屋

英語の作文を練習しようと本屋さんで適切な参考書を見つけようとしてもなかなか良い本は見つからない。ちょうど私が大学を卒業し、企業に入社して何年かして、見つけた英作文の本の著者が中野幾雄言う人で、「英語は書けなければならない」シリーズの著者。彼の主張は、正論だ。英語を話すためにはまず話す内容がなければ無意味だ。そのためには伝えたい内容を日本語でも良いから書いてみろ。日本語でもうまく書き表せないような内容ならどんなに頑張ったって外国人に通じる英語にはならない。英語を習いたいのではなく、英会話を習いたいんだなんて言って外国人についたって会話の技術なんてマスターできるわけがない。会話のコツを覚えるなら小説をたくさん読むなど他に良い方法がある。正しい日本語が書ければ、後は持てる英語の知識で外国人にも通じる英語を作れば良いだけだ。結局、外国語の勉強に王道はないが、作文力をつけることが最も近道のようだ。
目次
文法と作文が大切な理由 日本人が外国語が苦手な理由の一つ 日本語文法(国文法)と比較
アスペクト (aspect) とは
動作を示す形容詞 現在分詞の使い方 過去分詞の使い方 動名詞の使い方
色々な動詞 数量表現を身に着けよう 受身形にチャレンジ 分詞構文を使いこなそう
不定詞を使いこなそう 関係代名詞は怖くない 関係副詞もついでに 現在完了や過去完了を自由に使いこなす
仮定法なんて必要か 比較してみよう 譲歩を表す構文
部分否定 後か先か go and come wait for
日本語からの発想 自由英作文

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文法と作文が大切な理由

人類は言語を発明することで、現在の文化を造り出したことは明らかです。世界にはたくさんの言語があります。人類学者たちは言語の起源を探ろうと未開社会を含めて色々な言語の研究をしてきました。ところがいくら研究してもその研究からは言語の起源については何も発見できませんでした。どんな未開社会の言語でも、結構複雑で、それでも子供たちは3~5歳くらいまでには語彙はともかく、文法的な枠組みについてはほぼ完璧に体験的に習得してしまうのだそうです。どうも人には言語を処理する能力が遺伝的に組み込まれている可能性があるのです。
国語では文法というと、動詞や形容詞の活用など教わるかも。でも、あなた方が話をする時、そんな文法を意識していますか。それでも、小さな子供でも、「お菓子を食べる。」「お菓子を食べた。」は、ちゃんと区別して使い分けます。
ここで言う、文法もそういう自然発生的なものです。どんな子供で教わった単語を口にします。最初は名詞だけです。そのうちに動きが加わって、「食べる」「歩く」だの動詞が出てきます。名詞に何か付け加えるのが形容詞、動詞を含め名詞以外を修飾するのが副詞。結局、文は名詞、動詞、形容詞、副詞の4つの基本要素だけからなっているのです。実際は、色々な修飾が行われ句や節等に変身して長々しくなりますが、基本はこの4つの基本要素に分けられます。また、文には必ず主語(主部)と述語(述部)があります。主語は省略されることがあっても、話者の頭の中には必ず存在しています。述部には動詞の他、目的語と補語が加わることがあります。これをパター分けしたものがの5文型。これだけで文法は終了です。あとは子供と一緒で作文を通して習得すべきものなのです。このことは英語に限らずすべての言語に共通した性質です。日本語も同じです。

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日本人が外国語が苦手な理由の一つ

エイエイGO! NHKの語学番組に「エイエイGO!」というのがある。内容的には英語を習い始めた子供が見ても良く分かり楽しめる良い番組だろう。この中でたまたま見かけた光景で、子供たちが野球をしている場面を社会人数人に英語で言わせる場面があった。They play baseball.なんて皆、言っているのですが、もちろん正解はThey are playing baseball.こんなこと幼稚園に入る前の子供でもいえる内容。お母さんが子供のケーキ食べちゃった。Have you eaten my cake? 日常会話では、現在進行形は実際には現在形よりもはるかに多用されます。つまり進行形を使えないということは英語が話せないのと同じこと。現在完了も同じ。でも学校で生徒がこれを口にするとまだ習っていなないので使ってはいけないと禁止されてしまうこともあります。学校英語では、現在形を完全にマスターしてから次に進む、そうしないと混乱するという理屈なのでしょうが、現在形の意味は他の時制と比較した上でないと理解できないものです。現在形だけしか使わないで英会話をしようとすれば、実に聞くに堪えない幼稚な文しかできません。英語という言葉の仕組みを教えないで、新しい単語ばかり詰め込めば混乱が生じいつまでたっても成果が出ないのは当然でしょう。
今、私はロシア語の方も学習しているのですが、ロシア語には現在進行形は全くありません。 「あなたは今何をしているのですか。」「今本を読んでいます。」Что вы делете? Я читаю книгу. What are you doing now? I am reading a book.ロシア語なら普通に現在時制を使うのに英語では、絶対に現在進行形を使います。What do you do? I read a book.ではほとんど意味不明。一方、ロシア語の動詞には「体」という重要な概念があります。「体」があるおかげで、進行形や現在完了等全く不要。だからと言ってロシア語が習得しやすい言語だと思う人はほとんどいないでしょうが。
ロシア語でも日本の教科書では「体」についての説明はかなり後の方に回されています。そして、「体」の説明が出てきたときに多くの学習者が挫折を感じ学習をあきらめてしまようです。日本のロシア語教育で「体」の納得できる説明が難しく、より易しいい内容を先にやりたい気持ちは分からないでもないですが、現地の人たちが子供でも使い分けているものですから、入門時に徹底的にやらないと、何時まで使える言語にはなりません。

「絵で見るロシア語」という、洋書があります。英語圏の人にも「体」の概念の習得は、大変らしく、英語で現在進行形を使うところは現在形でいいんだ。その代わりロシア語には「体」の概念があって動詞には2種類あって使い分けなさい。大事なことは最初にみっちり。教える側だけの都合?で作られている日本の教科書。今まで成果が上がらなかった原因の一つが明確になったでしょう。少なくとも現在進行形は真っ先に教えること。教室で「おまえ、何してんだ。」「先生、何をされているんですか」What are you doing? 先生と生徒がある程度英語でcommunicationを取り合えるようにすることが英語教育の第一歩でしょう。

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日本語文法(国文法)と比較

日本語の文法では、すべての言葉は体言用言の2つに分類されるとしている。「体言」とは、「名詞」「代名詞」のこと。「用言」は,動詞,形容詞,形容動詞の総称。用言はすべて活用をもち,かつ単独で文の述語になりうる点で,一つにまとめられる。そして、日本語の文法学習の力点は語の活用の形に移っていく。
別の項で英語には、基本的に名詞、動詞、形容詞、副詞の4つしかないと断言したのは、この文中での各単語の機能に焦点を当てた見方だからだ。名詞=体言。代名詞は所詮名詞の代わりなので誤差の内。述語に成り得るものとして、動詞=用言。英語では動詞以外は絶対に述語になれない。形容詞や名詞を述語にするには必ず「be動詞」のお世話にならないといけない。動詞の活用を考えれば、述語に使われていない場合は、すでに動詞ではない。現在分詞、過去分詞、動名詞どれも動詞としての「動き」の機能はあるものの文中での機能は形容詞だったり、名詞や副詞に変わっていることに気づかれることと思う。これを動詞だとみなすから英語の動詞は大変複雑な活用をするなということになってしまう。
修飾語については、国文法では連体修飾語=形容詞連用修飾語=副詞の区別がある。これは英語でもそのまま使える。
言葉は数学とは異なり色々複雑なルールや例外も多いが、ものを考えるための手段として進化してきたことを考えると、それなりに合理的にできている面も無視できない。例外となる特殊な部分に目を奪われないで、基本的な枠組みををしっかり押さえることが学習のポイントだ。例外的なことほど受験英語では出題されやすいことはあるでしょうが。

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アスペクト (aspect) とは

色々な語学の文法書を見ているとアスペクト (aspect)いう言葉良く出てくる。日本語では、相(そう)と訳されているようだ。言語学・文法学の用語で、述語が表す事象の完成度や時間軸における分布の様子などの差異化をもたらす文法形式で、語交替や語形変化を伴うとされている。しかし、この説明は何のことがさっぱり分からない。

「相」はもともとスラヴ語に見られる完了性と不完了性の対立を呼ぶ言葉であったらしい。ロシア語の場合、「相」ではなく「体」を用いて「完了体」「不完了体」とするのが慣例である。確かに、ロシア語の総ての動詞は、「完了体」「不完了体」の区別がある。似たようなものにvoice というものがある。昔はこれを「相」と訳すことも多かったようですが、現代では aspect を「相」と呼んで voice は「態」と呼ぶそうだ。 「態」については、英語にも受動態と能動態があるね。

**そう「相」だったのか。「体」と「態」は読みは同じでも意味は異なる。うっかり受動体なんて書いてしまいそうですが。

事象について相が表現する内容として次のようなものがある:
① 完結してまとまっているか、それとも未完結で広がっているか、
② 瞬間的なのか、継続的か、断続的か、反復するのか、やがて終わるのか、
③ 結果や経験を表す完了相 (perfect) と、出来事を全体としてとらえる完結相 (perfective) はしばしば混同されるが、実は異なるものである。
④ 相は、多くの言語において時制と組み合わされた形態(現在進行形、現在完了形など)で存在するが、スラヴ語などでは時制と区別される独立のカテゴリーを形成する。
≪出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)≫

どうも上の説明は分かったようで良く分からない。動詞の時制には、基本的には現在、過去、未来の3つしかない。しかし、個々の動詞を見てみると動詞毎にずいぶん使われ方が違うことが分かる。結局、そのような性質の違いを認識して使い分けることでアスペクトが理解出来るようになるのかも知れません。
1. 英語の動詞には、状態動詞と動作動詞の区別がある。I live in Tokyo.のliveは状態動詞。多分、昨日も明日も東京に住んでいるのでしょう。状態動詞は基本的には進行形は取れないはず。I am living in Kyoto.は可笑しい。I live in Kyoto.には既に進行形の意味は含まれてしまっている。
knowも状態。I know him.は知っている。多分ずっと前から知っていた。すると「彼が独身だと今知った。」は、状態動詞ではおかしいか。I now know that he is single.(Google翻訳)。でも、「彼が独身だと今分かった。」の感じ。I now know that he is single.(Google翻訳は同じ)。「分かった」となるとどうしても過去形の動詞を使いたくなる。チョットひねって現在完了とか。
「今朝食を食べている。」→I'm eating breakfast now.当然現在進行形。

2. 英語の命令文は、たいていは未来のことだ。”Stand up!” と言っても、今その際相手は当然座っているはずだ。だけど動詞は現在形。しかし、これも命令法などと言ってたまたま現在形と同じ形なのだとの説明もある。
Be quiet! もStay home! も内容は未来のことと言えそうだ。

3. ロシア語には、現在進行形は無い。「不完了体」動詞の現在形は、現在進行していることを示すことができる。 「彼らは野球をしています。」なんていう日本語をどう訳す。当然、”They are playing baseball.”、多くの日本の学生が”They play baseball.”と平然と言っているとか。ロシア語なら “Они играют в бейсбол.”で正解だ。

4. 英語の場合、動作動詞は進行形にしないと「~している。」の意味を表せない。低学年の英語の時間、「おまえ、なにやってんだ。」→”What are you doing?” 現在進行形を早く教えないと英語で授業なんて不可能だ。 ”He goes to school every day”なんて会話の中でそんなに使わないだろう。

5. 「さあ、行こう。」これも英語なら当然未来。”We will go.”とするのが正解か。“Let’s go”は命令文だから現在形(たまたま同じ形?)でも良いが。Alright, let's go. ロシア語なら”Пойдем.”=行こう。でOKだ。ロシア語の完了形は未来のこと(この場合は話者の意思)を現在形で表わすことが出来る。

6. 「昨日の晩宿題をしました。」と言っても、先生から見ればやり終わったのかどうかが問題だ。つまり動作が完了したのがどうか。英語なら当然完了形の出番だ。”Have you finished your homework”“Yes, I have .”“Then, show it to me, please.”完了すれば結果が残っている。ロシア語なら完了体の過去を使う。だから、完了形など不要なわけだ。«Вы закончили свою домашнюю работу?»

7. 中国語の動詞は、過去・現在・未来を一切区別しない。時制の区別は副詞やアスペクトから自然と分かることに。動詞のアスペクトの考え方は分かりにくいけど、言葉のしくみや論理をしっかり身に着けることで自然と身に着けていく必要があるのかも。

日本語では、
雨が降っている・雨が降っていた(非完結相)It's raining. It was raining.
雨が降る・雨が降った(完結相)it rains. It rained.
というように、助動詞「ている」があると出来事の一部を取り出す非完結相を表し、「ている」が無いと出来事を全体としてとらえる完結相を表す。なお、「る」と「た」は時制を表す。

また、「雨が降っている」は、出来事が継続していることを表しているが(進行相)、「椅子に座っている」のように、「ている」が瞬間的に変化する動詞につけられた場合、変化の結果が持続していることを表している(結果相)。さらに「雨が降り始めた」(起動相)、「雨が降り止んだ」(終結相)というように複合動詞を用いることでさまざまな相を表す。

なお、共通語では例えば同じ「買っている」でも、「彼は今帽子を買っている」「彼は昨日この店で帽子を買っている」のように進行相・完了相の両方に用いられる。しかし西日本の方言には、前者の進行相を「買いよる」、後者の完了相を「買うとる(買うちょる)」(つまりテの有無)などと区別することがある。

日本語文法では「アスペクト」を「様態」と表すことがあるが、「様態」という術語は(特に学校文法などで)狭義に用いられることがある(「そうだ」には伝聞と様態の二つの意味がある、などと書かれる)ので、注意が必要である。 英語
He began to talk.(起動相)
He continued to talk.(継続相)
He was talking.(進行相)
He stopped talking.(終止相)
ただし、現在進行形を取らない限り通常の動詞は終止相と考えられる。

ロシア語
ロシア語では、多くの動詞に関して完了体と不完了体がペアで存在する(動詞の性格により一方しかないものもある)。
例えば、делать(不完了体: 作る)と сделать(完了体: 完結相に相当する。作り上げる、作ってしまう)など。完了体の現在形は(機能的には「現在」は考えられないので)実際には未来を表す。 形態としては例のように接頭辞(動詞によって違う)の有無のほか、語幹の形が少し違う場合、また全く異なる形態で示される場合もある。
以上、ゴチャゴチャと書いてしまったけど、実際に文を作る時に、いちいちこんなこと考えていないだろう。しかし、何気なく使っている「動詞」もずいぶんと異なった使い方があるんだと意識してみると意外と面白い発見があるかもしれません。

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動作を示す形容詞

日本語の文法では、動詞や形容詞の活用としての語尾変化を教わったりするが、本稿での形容詞とは名詞を修飾する要素という意味に限定する。国文法では連体修飾語に相当するものだ。形容詞は「長い」とか「大きい」とか物の状態とか性質を表すが、言いたいことが増えて来るに従い、既存の形容詞だけでは不足する。「飛んでいる」「昨日もらった」とか新しい”形容詞”を造り出す必要がある。そして動作の絡む形容詞はどうしても動詞の活用形を用いることになる。
【動名詞】
動詞に~ingをつけたもの。これで動詞は名詞に早変わり。skiing、jumping、walking等。そして、名詞は場合によっては名詞を修飾することが出来るので(例えばspring flower等)、動名詞はそのまま形容詞となることもできる。逆に言えば、「~ing」をつけることが出来る語が動詞だ。そして動名詞は名前の通り、名詞だ。だから、sleeping bag(寝袋)は動名詞だけど、sleeping babyは、現在分詞(形容詞)で似て異なるものだ。bagが寝るわけはない。
【現在分詞】
動詞に~ingをつけたもの。これで「~しつつある」という意味を表すのが現在分詞。現在分詞は形容詞で決して名詞ではない。つまり、動名詞と現在分詞は形は全く同じだけどその機能は全く異なる。つまり、その意味や文中での働きを見ないと区別できない。どちらも目的語を含む色々な修飾語をつけることが出来るので、しっかり本質を見極めないと区別は難しいが、その見分け方はさほど難しいことではない。
   A.sleeping bag、B.sleeping car、C.sleeping baby
Aは寝袋、Bは寝台車、Cは眠っている赤ちゃん。AとBが動名詞、Cが現在分詞だ。
【過去分詞】
過去分詞も形容詞になるが、現在分詞と比べると少しややこしい。まず、動詞には不規則動詞がある。動詞は、現在→過去→過去分詞と変化するがこれだ。規則動詞では~edをつけたもの。また、動詞には自動詞と他動詞の区別がある。retired officer「退役軍人」、decayed tooth「虫歯」。fallen tree「倒木」は自動詞の例。unknown fact「知られざる事実」、conquered countries「征服された国々」は他動詞の例。自動詞は「~した」と完了の意味を表すが、他動詞の場合は「~された」という受身の意味が加わる。
【進行形と受身】
be動詞は補語を取ることが出来る(第二文型)。He is a student.、He is tall.、He is running. He was skeeping. He was fired. He is being killed.
be動詞の補語は主語の状態を示し、その補語には動詞から作られた形容詞(現在分詞)を取ることも当然可能だ。これがまさに現在進行形。彼は走っている状態にある。
それでは、補語に過去分詞を入れれば。受身構文となる。He was fired.(彼は首を切られた。)
He is being killed.(彼殺されちゃうよ。)受身の進行形です。

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現在分詞と動名詞の使い方

動名詞と現在分詞は形は同じでも、文中の機能が全く異なる。
→Although the gerund and the present participle have the same form, the functions in the sentence are completely different.(Google翻訳)
【例1】私は高価な釣り竿を去年は三本なくした。I lost three expensive fishing rods last year.
ここでの、fishing rodsのfishingは動名詞で現在分詞ではない。ちなみに現在分詞ならa rod is fishingと出来る。しかし、釣り竿が魚釣りをするわけではないので、これはおかしいことが分かる。
動名詞は英語で何て言うんだろうか。"gerund"という言葉があった。"verbal noun"と言う言い方もある。後者は「動詞的名詞」、つまり動詞から作られた名詞でこれは世界のどんな言語にも存在している。 「動詞的名詞は英語 (またはラテン語) の用法における不定詞 (infinitive) や動名詞 (gerund) のような非定形 (non-finite) の動詞形 (準動詞) 」。非定形とは主語の人称や時制の影響を受けないという意味か。
動名詞は、動詞に"-ing"をつけて名詞に変えたもの。これを英語で"gerund"と言うんだ。名詞なんだけど目的語を取ったり、副詞で修飾できる動詞的側面を保存できる。
分詞(participle)には、現在分詞と過去分詞がある。分詞とはそもそも動詞を形容詞に変えるためのものだけと分詞構文などでは副詞的に使われることも。ロシア語にも形動詞と副動詞というものがある。正に、動詞から作られた形容詞(副詞)という意味だ。
動詞→形容詞ということは、「〇〇している●●」と「〇〇された●●」の二つの言い方がある。前者が現在分詞、後者が過去分詞の役割です。
В прошлом году、 я потерял три дорогих удочки.
*в прошлом году=去年(前置格)、 потерять(パチェリャーチ;完了体)=紛失する、失くす。потеря(パチェーリャ)=損失、遺失。терять(チェリャーチ;不完了体)、удочка=釣り竿。 / 日本語でも釣り竿とfishingの意味がついているのにロシアではちゃんと名詞がある。
私は高価な釣り竿を去年は三本なくした。→去年我丢了三根昂贵的钓竿。Qùnián wǒ diūle sāngēn ángguì de diàogān

【例2】寝袋は五つあったが、そのうち3つが流されてしまい、残りの2つを5人の山男が争った。
There were 5 sleeping bags. 3 of them were swept away and the moutain climbers fought for the remaining 2.
普通書かれた英文を見ると、数字は5ではなくfiveと綴られている。でも、数字ははっきりと数字を使った方が絶対に見やすい。sleeping bagは寝るための袋、つまり寝袋のこと。現在分詞なら「寝ている袋」になってしまう。後半のremaining は「のこっている」現在分詞。日本語では「残った」と過去みたいだが、Two are remaining.と立派に進行形にできる。
Хотя было пять спальных мешков, три из них были сброшены, а два других сражались с пятью молодыми людьми.
*寝袋=спальный мешок、мешок(メショーク)は袋、カバン。
*хотя=(逆接の接続詞)~だけれども、~とはいえ
**寝袋は初め5つあった。→There were five sleeping bags at the beginning. →начале было пять спальных мешков.
**at the beginning=в начале、начало=(中性名詞)始まり、出発点
寝袋は五つあったが、そのうち3つが流されてしまい、残りの2つを5人の山男が争った。→虽然有五个睡袋,其中三个是脱落的,另外两个是由五个年轻人打过的。Suīrán yǒu wǔ gè shuìdài, qí zhòng sān gè shì tuōluò de, lìngwài liǎng gè shì yóu wǔ gè niánqīng rén dǎguò de.

【例3】あなたは何時、その訓練学校で筋肉を強化したのですか。
When did you strenghten your muscles at the training school?
training schoolのtrainingが動名詞であることはもう説明は不要か。training soldiers訓練中の兵隊とは違うね。
→Когда ты укрепил свои мышцы в учебной школе? / **your muscles=ваши мышцы、**muscle=мускул、**strenghten=усилить(完了)=強める、強化する。усиливать(不完了)
彼はずいぶん強くなった。→Он стал намного сильнее.→He got much stronger. / **учебный=学習の、training
腹筋を鍛えよう。→Let's train your abs.→Давайте тренировать ваш пресс.
→你什么时候在训练学校加强肌肉?Nǐ shénme shíhòu zài xùnliàn xuéxiào jiāqiáng jīròu?

【例4】私は昨夜東の空に飛行中の物体を見ました。しかし、それがなんであったかは私には分かりません。
飛行中の物体→飛行している物体→flying obeject。The object is flying.現在進行形が作れるのでflyingは明らかに現在分詞だ。後半は、I don't know <それがなんであるのか>となり<>内に入るのは疑問文だ。つまり、<>=What is it?、疑問文は本来の平叙分の語順では、it is what?だから、疑問詞だけ先頭にして、<>=what it is となる。疑問詞を含む疑問文がそのままknowの目的語になっていると理解すれば良い。
I saw a flying object in the eastern sky last night. However, I don't know what it was.
Я видел объект в полете в восточном небе прошлой ночью. Но я не знаю, что это было.
*прошлой→прошлый?、полет→полёт=飛行、飛翔
昨晚我在东方的天空中看到了一个正在飞行的物体。 但我不知道它是什么。
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【例5】注意してください。煮えたぎっているお湯です。熱いですから。
Be careful. It is boiling water. It is really hot.
第一文。be動詞を使った命令文。命令文という名前からつい日本人は上から命令するような感じを持ってしまうけど、実際は単なる文法上に形式に過ぎない。Be my guest here.=「あなたはここではお客さんですから。」
第2文。今度は、The water is boiling. とできる。つまり、boilingはwaterの状態を形容している現在分詞。
Пожалуйста, будьте осторожны. Это кипящая вода. Потому что жарко.
*осторожный=用心深い、кипеть(不完了体)=沸騰する、
*будь(те)は、бытьの命令形。бытьは英語のbe動詞に相当するので、Будьте осторожны.はBe carefull.ということ。
**Be careful=Быть осторожен、 / boiling water=кипящая вода、
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【例6】この喫煙室を除き、他の部屋での喫煙は禁止されている。
No smoking is allowed (permitted) except in this smoking room.
「喫煙室」はsmoking roomで良い。当然これは動名詞。roomがsmokeするはずもない。
喫煙は禁止されている→をNo smokingが許されるとするのがいかにも英語らしい表現だ。
この喫煙室を除き、他の部屋での喫煙は禁止されている。→Smoking is prohibited in other rooms except this smoking room.→除吸烟室外,禁止吸烟(允许)。→Курение запрещено в других комнатах, кроме этой комнаты для курящих.
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【例7】夏休みには海に行く人もいれば、またプールに行く人もいる。
「ある人は~する。他の人は~する。」の言い方は、someとothers のコンビでうまく表現できる。でもothersは他の残りの人々だが、さらにほかの人がいる場合は、someを使った方が良い場合もある。
In the summer vacation some go to the beach and others (some) go to the swiming pool.
In the summer vacation some go to the beach ,some to the swiming pool and some to the mountain.

夏休みには海に行く人もいれば、またプールに行く人もいる。→Некоторые люди выходят на море во время летних каникул, другие идут в бассейн.
In the summer vacation some go to the beach and others go to the swiming pool.→В летние каникулы одни ходят на пляж, другие - в бассейн.
⋆夏休み=летние каникулы、каникулы(複数)=学校などの長期の休暇、休日としてはпраздникという語があるがこれは日本の祭日に当たるか。冬休み=зимние каникулы、春休み=весенние каникулы、пляж=ビーチ、

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【例8】車は駐車場に駐車して下さい。さもないと警察に持っていかれます。
駐車するはparkという便利な語がある。駐車場はparking lot とかparking spaceとか。私がシンガポールで良く聞いたのはcar park。中国人の発音では「カパ」となる。 Park your car in the parking lot. Otherwise your car may be towed away.
towed awayはレッカー車で引っ張っていかれること。「さもないと」=otherwiseはとても役に立つ便利な言葉だ。
車は駐車場に駐車して下さい。さもないと警察に持っていかれます。→Пожалуйста, оставьте свой автомобиль на стоянке. В противном случае вы можете принести его в полицию.
*стоянка(スタヤーンカ)は、駐車及び駐車場の意味。
*さもないと=в противном случае
*противный=対立する、反する、случай=場合、機会、前置詞「в」の後で前置格となっている。
*принести(完了体)=もたらす、与える
Park your car in the parking lot. Otherwise your car may be towed away.→Оставьте свой автомобиль на стоянке. В противном случае ваш автомобиль может быть отбуксирован.
把车停在停车场。 否则你的车可能会被拖走。Bǎ chē tíng zài tíngchē chǎng. Fǒuzé nǐ de chē kěnéng huì bèi tuō zǒu.

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【例9】彼等の作業衣は色は白かライトブルーのいずれかでなければならない。
「二者択一」についてはA or Bで良いのだが、either A or Bとすることで二者択一がより強調される。「色は」は簡単にin colorでOKだ。
Their working clothes must be either white or light blue in color.

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過去分詞の使い方

過去分詞とは、完了形や受身構文で使われる動詞の活用形とされている。実際には機能的には既に動詞ではなく形容詞だ。形容詞として使う際には、その動詞が自動詞か他動詞がという区別が大変重要になる。完了形や受身の構文は別の項で説明しているので、ここでは普通の形容詞の場合を取り上げましょう。「~された〇」とできるのは当然他動詞のみだ。
→The past participle is the inflected form of verbs used in the complete form and passive syntax. / **inflect=屈折させる→語形変化させる
完了形は英語では、"complete form"という。受身形は英語では"passive voice"という。英語も文法用語は結構難しい。しかし、英文法の説明は英語で理解することが重要でしょう。

【例1】彼は中古のジープを3台買いました。新車を買う余裕はなかったのです。
「中古の」という形容詞。used。これは他動詞use「使う」の過去分詞で「使われた」という意味。
He bought 3 used jeeps. He couldn't afford to buy new ones.
affordは「余裕がある」という他動詞。oneは名詞の繰り返しを避けるために使われる代名詞。
→Он купил 3 подержанных джипа. Он не мог позволить себе покупать новые.

【例2】失われた愛は二度と戻らない。それは忘却の彼方に消え去るのみです。
「失われた」は、他動詞「失うlose」の過去分詞「lost」を使う。不規則動詞だ。「忘却の彼方に消え去る」→disappear into oblivion。
Lost love never returns again. It must disappear into oblivion.

【例3】彼等は宗教的な理由により、缶詰食品は絶対に食べません。
缶詰食品は、canned food、canを缶に詰めるという動詞として使っているんです。。同様にbottled waterなんていうのもある。
They never eat any canned foods for religious reasons.

【例4】このコーナーには広告の品が沢山ございます。
広告の品はadvertised goods。これも過去分詞だ。
We have many advertised goods in this corner.

【例5】その完璧にまでに成し遂げられた使命は結果的にその計画を成功に導いた。
「成し遂げられた」はachieved。〇を成し遂げる。当然他動詞。導いたはlead の過去led(不規則動詞)。計画はproject。
The perfectly achieved mission resultantly led the project to a success.

【例6】彼女は軟膏を患部につけて、円を描くようにやさしく擦り込んだ。
「軟膏を患部につける」apply some ointment to ~、患部もどうしよう。affected part、おかされた部分。過去分詞の出番だ。
She applied some ointment to the affected part and rubbed it in a circular motion.
【in ~motion】
「円を描くように」→in a circular motion、ゴルフスィングで「振り子のように」なら、in a pedulum motionとすれば良い。

【例7】使用済みの冷却水は洗浄フィルターを通って循環する。
Used cooling water circulates through the cleaning filter.
「使用されたused→過去分詞」、「冷却のためのcooling→動名詞」。

【例8】予約席を示す札がそのテーブルの上にあった。
「予約席」はreserved seat、過去分詞。「札」を主語とするか、存在を示すThere ~構文とするか。
The sign of "Reserved seat" was on the table.
There was a sign of "Reserved seat" on the table.

【例9】今から、その真赤に熱せられた鉄をどうするのですか。
What do you do with this red-heated iron from now on.

【例10】私は鍵束を電車の中で失くしてしまいました。遺失物係はどこですか。この廊下の突き当りです。
I lost my keys in the train. Where is the lost and found section? It is at the end of this hallway.
「遺失物係」はlost and found sectionと決まっているようです。このlostもfoundも他動詞の過去分詞。
私は鍵束を電車の中で失くしてしまいました。遺失物係はどこですか。この廊下の突き当りです。→Я потерял брелок в поезде. Где найден потерянный персонал? Это конец этого коридора.
*потерять=失う、брелок=キーホルダー、遺失物係=потерянный и найденный предмет、
I lost my keys in the train. Where is the lost and found section? It is at the end of this hallway.→Я потерял ключи в поезде. Где находится утерянный и найденный раздел? Это в конце этого коридора.
*находитсяは「~にある」という便利な動詞。утерянный=迷った、найденный=見つかった、раздел=セクション
【過去分詞の形容詞例】
漏れた秘密→revealed secret 漏らされたと考える。破壊したビル→destroyed building、
注文日時→ordered data、検査実施日→tested date、検査予定日→testing date(動名詞)、
英語国→an English-spoken country、英語国民→English-speaking people
日本製の自動車→Japanese-made automobiles、強化ガラス→strenghten glass、他多数。

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動名詞の使い方

動名詞は動詞に~ingをつけただけのものだが、本来動詞であるので目的語を取ったり、前置詞句をつないだり、長い文章を比較的簡単な動詞句に変換することが可能になりそうだ。

【例1】水泳は良い運動である。彼女は毎週土曜日の午後は最低2時間はプールで泳ぐのだそうだ。
Swiming is a good exercise. I hear that she swims for at least two hours in the pool every Saturday afternoon.

Плавание - хорошее упражнение. Кажется, она плавает в бассейне каждую субботу днем, по крайней мере, два часа.
*水泳=плавание、**運動=упражнение=exercise、泳ぐ=плавать=swim、プール=бассейн=pool、 каждую субботу=every Wednesday、 **最低2時間=минимум 2 часа=at least 2 hours、/ **по крайней мере=少なくとも=at least
水泳は良い運動である。彼女は毎週土曜日の午後は最低2時間はプールで泳ぐのだそうだ。→游泳是一项很好的运动。 她似乎每星期六下午在游泳池里游泳至少两个小时。
**至少Zhìshǎo=少なくとも=at least、似乎Sìhū=らしい、一项Yī xiàng=量詞

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【例2】本を読むことは大変役に立つ。本を読むことによって表現や描写能力は著しく伸びると言われている。
It is very useful to read books. Reading various books is said to improve expressing or describing ability remarkably.
Reading books is very useful. To read various books improves expressing or describing ability remarkably.

動詞を名詞化する。動名詞を使うか不定詞を使うかは結構悩ましいところだ。
Reading books is very useful. Reading books is said to significantly increase expression and depiction capabilities.
Чтение книг очень полезно. Говорят, что чтение книг значительно увеличивает возможности выражения и изображения.
*読書=чтение、полезный=役に立つ、значительно=かなり→значительно
本を読むことは大変役に立つ。本を読むことによって表現や描写能力は著しく伸びると言われている。→阅读书籍非常有用。 据说阅读书籍可以显着提高表达和描绘能力。Yuèdú shūjí fēicháng yǒuyòng. Jùshuō yuèdú shūjí kěyǐ xiǎnzhe tígāo biǎodá hé miáohuì nénglì.
书籍=本
Reading books is very useful. To read various books improves expressing or describing ability remarkably.→阅读书籍非常有用。 阅读各种书籍可以显着提高表达或描述能力。→Чтение книг очень полезно. Чтение различных книг улучшает способность выражать или описывать способности замечательно.
*улучшать=改善する、способность=実力、различный=違う、異なった、色々な、выражать=表現する
「本を読むこと」と「読書」は意味は同じだが、動名詞を使うことで文に活力を与える効果が大きいと思うがどうであろうか。

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【例3】喫煙と飲酒は習慣性の行為である。だから、やめるのは難しく、非常な努力がいる。
Smoking and drinking are habitual practices. Therefore it is very hard and needs a painstaking efforts to stop them.
It is a habitual practice to smoke or to drink. Therefore hard and painstaking efforts is needed to stop it.

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【例4】彼の趣味は、ラジオから色々な歌をテープに録音することです。
His hobby is recording various songs on the tape from the radio.
動名詞recordingがbe動詞の補語をなっています。
My hobby is hearing various songs from Y-tube in Internet.
彼の趣味は、ラジオから色々な歌をテープに録音することです。→Его хобби - записывать на радио различные песни с радио.
*хобби=趣味、英語のhobbyと発音も似ているので元は同じだろう。записывать=書き留めるだから録音するの意味が派生したんでしょう。различный=違う、異なった、色々な、
他的爱好是从收音机录制磁带上的各种歌曲。
⋆hobby=爱好、收音机=ラジオとなっているけど音を収める機械との意味なので日本のテープレコーダに相当するのかも。旧式のラジオを通り越していきなりラジカセが普及したことも原因かも。ロシア語もそうだ。
录制Lùzhì=録音する、磁带Cídà=まさに磁気テープ。
His hobby is recording various songs on the tape from the radio.→他的爱好是从收音机录制磁带上的各种歌曲。Tā de àihào shì cóng shōuyīnjī lùzhì cídài shàng de gè zhǒng gēqǔ.

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【例5】見ることは信じることだ。彼らはそれを見るまでは信じなかった。
「百聞は一見に如かず。」ということわざがあるが、英語にも同様に"Seeing is believing."というのがある。「~までは」はuntilを使う。
Seeing is believing. They didn't believe it until they saw it themselves.

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色々な動詞

学校英語では5文型というものを学ぶと思う。
この表では、Sを主語、Vを動詞、Oを目的語、Cを補語とする。 実際にはこれに色々な修飾が加わるので見た目はもう少しややこしくなるかも。でも基本はこれだけだ。
五文型
第一文型→これは主語+動詞。I sleep. A bird flies.目的語を取らない動詞を自動詞という。自動詞でも特定の前置詞をセットとなってあたかも他動詞のように目的語を取る(目的語を取るのは前置詞の役割)ものもある。
第二文型→主語+動詞+補語(主格補語とも)。I am a boy. Shi is beautiful.
第三文型→主語+動詞+目的語。一般の他動詞がこれに相当する。
第四文型→主語+動詞+間接目的語+直接目的語。I gave him an apple.
     動詞が2つの目的語を取る。
第五文型→主語+動詞+目的語+補語。We named our son Jack.
以下にはやや個性的な動詞を紹介し作文練習をする。
授与動詞
感覚動詞
使役動詞

授与動詞

名前の通り、誰かに何かを与えるという意味。代表的な動詞がgive(与える)から授与動詞を呼ばれている。第四文型になる。

G1 G2 G3 G4 G5 G6 G7 G8 G9 G10
G11 G12 G13 G14 G15 G16 G17 G18 G19 G20

G1.老人は彼に藁を1本与えた。

The oldman gave him a piece of straw.

目的語は、「間接目的語」him、直接目的語「a piece of straww」の順に並べる。
He gave her a pen. を「間接目的語」と直接目的語の語順を入れ替えると、
He gave a pen to him.と前置詞が必要になるから要注意だ。

授与動詞
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G2.彼は私にギターを大変上手に弾いてくれた。

He played me a guitar very well.
He played the guitar to me very well.

playみたいな動詞でも授与動詞として使えるのか。
He played the guitar for me very well.
なら普通の動詞。

授与動詞
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G3.その先生は非常に特異な方法で私達学生に英語とフランス語の両方を同時に教えてくれた。

The teacher taught us students both English and French in a very unique way.
The teacher taught both English and French to us in a very unique way.

授与動詞の目的語の位置を入れ替えて、直接目的語を前に持ってくると間接目的語の前にtoがつくという理屈だ。

授与動詞
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G4.彼女は近所の子供たち数人にピアノを教えている。

She is teaching some children in her neiborhood the piano.

間接目的語がsome children、直接目的ががthe pianoであることがわかるでしょうか。
こういう時は、the pianoを前に持ってきて、
She is teaching the piano to some children in her neiborhood.
とする方がスッキリしてきれいになる。

授与動詞
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G5.彼らは悪魔に魂を売り渡した。

They sold the devil their soul.
They sold their soul to the devil.

G6.彼女は新しいダイヤの指輪をまわりの女の子みんなに見せびらかした。

She showed off all the girls around her her new diamond ring.

見せびらかす=show off。herが二つ並んでいるが、最初のherは前置詞aroungの目的語、次のherは所有格のher。she→her→he、he→his→himなんていう初歩を忘れないように。
She showed off her new diamond ring to all the girls around her.

授与動詞
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G7.私は彼にその本の代金をすぐに払った。

I paid him the money for the book.

G8.彼は、よく目の見えない私に温度計の目盛りを読んでくれた。

He read me a thermometer, because I could't see it very well.
He read a thermometer to me who could't see it very well.

G9.その母は本を読んでやって、子供を寝かしつける。

The mother reads her children a book to sleep.
The mother redas a book to her children to sleep.

「寝かしつける」なんていう英語はなさそう。眠るまで読むということでto sleepとしている。
「寝かしつける」の英訳の例としてput the baby to sleep、put my children to bed、put my son to bed等があった。最近は和英辞典を繰らなくてもネットで色々な表現を見つけることができる。
【練習】病床の私に、母はその短編小説を読んでくれました。
She read me in sickbed the short story.

授与動詞
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G10.その政府は彼らに自由を与えると約束した。

The government of the country promised them freedom.
The government of the country promised to give them freedom.

「自由を与えると約束した」「自由を約束した」日本語でも意味は同じだ。

授与動詞
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G11.

その母親は娘に高価な靴を一足買ってやった。しかし彼女はそれをあまり気に入らなかった。 The mother bought her daughter an expensive pair of shoes. But she didn't like them very much.
The mother bought an expensive pair of shoes for her daughter. But she din't like it.
buy「買う」は、授与動詞になる。だから、だれのために買うのかを付け加えるのが自然。「煙草をかった」なら、I bought cigarettes for me.ではなく、I bought me cigarettes. でいい。しかし、自分自身だから、授与動詞にしないならI bought cigarette for myself.とした方が良い。cigaretteは1本2本と数えられる(加算名詞)のだから、a pack of cigrarretes、「たばこ1箱」とするのが良い。

G12.

私は仕事の帰りにある時計店に立ち寄った。私はそこに約15分ぐらいいたが、息子の17歳の誕生日のためスイス製の腕時計を一個買った。
I stopped at a watch shop on my way home from work. I stayed there for about 10 minutes, and bought my son a Swiss-made watch for his seventeenth (17) birthday.

授与動詞
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G13.私はあなたに、何の悪意もなかったのです。

I meant you no harm. I maent no haram to you.

meanという言葉は大変使いにくい。活用はmean→meant→meant。「意味する」なんていう意味だが。
"What does 'Konbannwa' mean in English?" "It means 'Good evening." 「こんばんわとは英語でどういう意味?」「Good evening.だよ。」
The red light means 'Stop'.
What is meant by the term 'random access'?.
ランダム・アクセスはコンピュータ用語。反対はsequential access.
So what he means is that we we'll have to start the whole thing again.

授与動詞
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G14.一つ頼まれてくれませんか。

Will you do me a favor?
Please do me a favor.

こういう決まり文句は考えても英訳できない。favorは英国式ならfavourと綴る。この文ではdoが授与動詞として使われている点に注意だ。
Do a favor for me.
なら普通の動詞。

授与動詞
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G15.ピアノを私達に弾いて聞かせてくれませんか。

「聞かせて下さい」としたいけど、実は「聞かせる」という英語がないのです。「見せてください」なら「show me」でいいのに。だから「弾いて下さい」でお終い。
Pleas play us the piano.
Pleas play the piano for us.
日本語では、「見える」とか「聞こえる」なんていう表現があるが、英語にはない。国文法では「自発」とか言うのではなかったか。「虫の音が聞こえます。」は、英語なら「I hear the insects sing.」で必ず、聞く主体「私」をつける。言葉が異なると文化や物の見方にも影響があるようだ。

授与動詞
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G16.


彼らはウィスキーの大瓶を全部飲んでしまい、私には一滴も残しておいてくれませんでした。 They drunk a whold large bottle of wisky and did't leave us a drop of whisky.
ここでは leaveが授与動詞。「全部」という時は、allとwholeがある。allは複数個あるものの全部。wholeは1個のものの全部。この場合はwholeだ。
【wholeとallの使用例】
The troop destroyed the whole village.
They saved all the villagers.
G16を分子構文をつかえば、次のように書き換えることも可能だ。
They drunk a whold large bottle of wisky, not (never) leaving us a drop of whisky.

授与動詞
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G17.あなたは私に借金がある。それを忘れてはなりません。

日本語では、「借金がある」となっているのを「あなたは私にお金を借りている」と直した方が英語らしい文になる。漢字を使うより大和言葉を使えという感じか。 借りるは[owe]で「負う」と面白い語呂合わせになっている。oweも授与動詞になる。
You owe me some money. You must not forget it.

授与動詞
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G18.

私が警察に知らせることができたのはその交通事故を起こした車のナンバーの下二桁でしかなかった。
I could tell the police the last two digits of the license number of the car involved the accident.
tellも授与動詞。この文を強調構文にする。下二桁しか知らせることができなかったことを強調したいのだろう。つまり、itを先頭に「それば下二桁だけだった」を続けthatでサンドイッチする。
It is only the last two digits of the license plate number of the car involved in the accident that I could tell the police.
なお、強調構文では過去の出来事でも「It is ~」として良い。

授与動詞
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He paid me the money in advence for my translation of his manuscript.

前払いはpay in advenceでいい。「前金」=「advence payment」。

授与動詞
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G20.

彼女は忙しい中、親切にも私達に2時間もの時間を割いて、GCAレーダーシステムについてその概略を説明してくれた。 She kindly spared us two hours of her busy time and explained us about the outline of the GCA radar system.

GCA=groung controlled approach(地上誘導システム)、spareが授与動詞。

授与動詞
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感覚動詞

感覚動詞とは、人間の五感に関する動詞で、「見るsee」、「聞くhear」、感じる「feel」等。」
1.私は黄色いトラックが止まるのを見た。 I saw a yellow turck stop.
2.私は彼女がロシア語を話すのを聞いた。 I heard her speak Russian.
3.私は彼女がタイプを打つ音を聞いた。 I heard her type.
4.その送致が自動的に停止するのを見た。 I saw the device stop automatically.
5.私はモーターが静かに回っているのを感じた。 I felt a motor turn quietly.
6.私はモーターが静かに回っているのを感じた。 I felt a motor turn quietly.
7.その事務所で数人が英文タイプを打っているのを彼等は注意深く見ていた。
They were watching some people type English in the office.
8.その若者がたばこの吸い殻をそのバケツに「投げ込む」のを見た。
I saw the young man throw a cigarette but into the bucket.
9.私は私の後ろに(背後に)誰かがじっと立っている気配を感じた。
I felt someone stand still behind me.

【実践英作文】
例文1. 私は犬が一匹道路を横断するのを見た。
a.    I saw a dog cross the street.
b.    I saw a dog crossing the street.
この場合、aは感覚動詞ですが、bは普通の動詞。aの犬は渡り終わったようだが、bは途中でUターンした可能性あり、たまたま渡っているところを見ただけ。crossing は他動詞seeの補語。

例文2.彼女はその時涙がほおを伝わって流れ落ちるのを感じた。
感覚動詞で目的語の名詞の次に来る動詞を原型不定詞と呼んでいる。古い時代にはtoがついていたのかもしれません。感覚動詞を使った受け身ではアラ不思議toが復活してきます。
実は、筆者も感覚動詞が英文の基本五文型のどれに属するのか疑問に感じた。わかりやすい説明が見つかりません。SVOまではいいとして、原型不定詞が目的語Oなのか、補語Cなのか、どちらでもないのかで、第三、第四、第五のどれにもなりそう。しかし、次に説明したい使役動詞。
Let me do it. He made me cry.等、これは目的語を補足する補語。つまり、使役動詞も感覚動詞も第五文型を取る動詞ということだ。
She then felt tears run down the cheeks.

例文3.私は樹木やその葉が寒い風に耐えているのを感じた。
I felt the trees and their leaves tremble in the cold wind.

例文4.私は何か目に見えないものが私の目の前を通り過ぎるのを感じた。
I felt someting invisible pass in front of my eyes.
somethingは名詞ではない。名詞ならinvisible somethingとなるはず。代名詞pronounだ。代名詞には普通形容詞をつけることはできない。「美しいあなた」「beautiful you」とは決して言えない。「you, beautiful lady」ぐらいで同格を使うしかない。しかしながら、something, anything, nothingは後ろから形容することができる特殊な代名詞だ。something to eatとかanything new等等。

例文5.私はその大きな地震が起きる数秒前に地面が少し揺れるのを感じた。
I felt the groung shake a little a few seconds before the large earthquake started.

例文6.私は昨夜彼女が一人で夜遅く公園を歩いているのを見た。
I saw her walk alone late last night in the park.

例文7.私は彼女がその公衆電話で電話をかけているのを見ていました。
I watched her make a call from the public telephone.

例文8.私は彼の娘が先生のピアノに合わせて踊っているのを見ました。
I saw his daughter dance to the teacher's piano.

例文9.私は彼が階段を急いで上ってくる足音を聞いた。
I heard him come up the stairs in a hurry.

例文10.子供達は空港で数分毎に飛行機が次々に飛び立つのを見守っていた。
The children were wathcing the airplanes take off one after another every few minutes at the airport.
「離陸する」「着陸する」は「take off the ground 」「land on the ground」となっていた。「次々には」「one after another」が決まり文句か。

例文11.私はジェット機が私の家の屋根の上すれすれに飛んでいくのを感じた。
I felt jet plane fly away very closely above the roof of my house.

例文12.私は彼がその書類にサインをするのをハッキリと見ました。それは昨夜のことでした。
例文13.私はその時心臓が速く打つのを感じた。
例文14.私が驚いたことには、日ごろladyを自認する彼女が「水着禁止」の表示を無視してその高級レストランに水着で入るのを見ました。
例文15.私はその機械が異常な振動をしているのを感じて、すぐに上司に電話で報告した。

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使役動詞

「~に~をさせる」の形。SVOCの第五文型の典型だ。
私は娘に煙草を買いに行かせた。
I made my daughter go to buy me a pack of cigarettes.

その教授は私に素粒子の研究を自由にさせてくれた。
The professor let me study on elementary particles freely.

子供には何でも好きなことをさせる人達もいるようだ。
Some people seem to let their kids do whatever they like.

僕の両親はいつも僕が出かける前に宿題をさせるんだ。
My parents always make me do my homework before I go out.

その書類のコピーはボブにやらせるようにします。
I'll have Bob make copies of the document.
ここではhaveが使役動詞

私達は彼に同意書にサインさせることができなかった。
We could't get him to sign the agreement.
getは意味は「させる」と近いが、使役動詞ではない。

普通の第五文型は補語の部分が名詞だけど、使役動詞も感覚動詞と同じように原型不定詞が来る。
The parents named him Momotaro.
We call him Jack Junior.
The baby's insistent cry made me crazy.

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受身形にチャレンジ

英語の受身形は、be動詞に動詞の過去分詞を繋いだもの。しかし、言語の歴史において受身形はもっと意味深長なものを宿しているようだ。受身形を作れるのは他動詞だけだ。他動詞の目的語を主語として文章をひっくり返したものだ。「AがBを~する」を「BはAに~される」と変えるだけだ。従って、文章の途中で主語を頻繁にかえれば、受身の形は必要ない。実際、日本語とよく似た韓国語には受身の表現が全く存在しない。これは私も韓国語を少し齧ったこともあって、韓国語の女性教師と一緒に探索した結果分かった結論だ。疑う方はネットで韓国語の受け身の表現を検索して見るといい。では、日本語はどうか。多分日本語にも当初は受身表現はなかったのではないかと推察できる面もある。日本は江戸時代から蘭学の影響を受けいたし、早くから翻訳を通して受身表現を身に着けていた可能性もある。
具体的に考えてみよう。「遠くに富士の山が見えます。」英語なら、I see the Mt.Fuji over there.ぐらいか。日本語や韓国語では、絶対に「I」は主語に出てこない。主語になるのはMt.Fuji以外にありえない。だから、日本人がこの文を翻訳すれば、Mt.Fuji is seen over there.だろう。こういう表現形態を日本語文法では「自発」表現と称しているようだ。「~のように見える」「~が聞こえる」「~のように思われる」。しかし、「自発」という発想は英語文化にはなさそうだ。技術英語や経済、文化などどんな分野においても今では受身表現なしにはことは進まない。だから、英語を始め欧米の言語を学ばんとするものは受身表現の本質をしっかり把握しておく必要があるのだ。私は、ロシア語や中国語も多少学んでいるが、やはり「見える」「聞こえる」等の表現に主語が「I」となること自体、言語として不自然な気がいている。英語能動態での主語を省略したいときには受身表現は不可欠だ。
なお、受身表現は他動詞しか使えないと述べたばかりだが、実際に書かれた英文では自動詞が平然と受身形を取っているように見えるときもある。しかし、よく考えて欲しい。自動詞と言えども前置詞を伴うことであたかも他動詞と同じにふるまうことが出来るということを忘れないで欲しい。だから受身形は基本的の他動詞(他動詞句をふくむ)で、受身形では、他動詞の目的語が主語になるという大原則をしっかり把握しておけば怖いことは全くないはずだ。
【基本練習】
例1.All loved her.「皆は彼女を愛した。」→She was loved by all.
例2.「私は1928年12月に生まれた。」これも、生まれたという自動詞が英語にないことが問題だ。だから、「生む」という他動詞bearを使わねばならない。→I was born in December 1928.この例を見れば分かる通り、「誰が生んだのかは話題にならない。」動作の主体は大抵の場合、省略されるの普通。
例3.「私はそれに大変興味がある。」日本語では~に興味があるというが、英語では「興味を引く、興味を持たせるinterest」という他動詞しかない。→I am interested in it very much.
受身形にチャレンジ
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受身例題1:その事実はラジオ・テレビを通じて昨日発表した。
The fact was announced yesterday by radio and television.
動作の主体は、話題の中心ではないので主語としては失格でしょう。だから、by以下は、through radio and televisionとしても意味は変わらない。
受身例題2:私はその知らせを聞いて驚いた。
「驚く」という動詞も英語にはない。「驚かす」→「驚かされる」となるだけ。
I was surprised at the news.
私を驚かせた主体はその知らせthe newsなのですがbyではなく、at the news。by以外の前置詞が使われるケースが圧倒的に多い。
受身例題3:その老女はそのプレゼントをもらって大変喜んだ。
またまた「喜ぶ」という動詞がない。「喜ばすplease」ならある。
The old woman was pleased very much with the present.
受身例題4:私はその仕事に疲れた。
これまた「疲れる」という自動詞が英語にない。「疲れさせる」という他動詞しかない。誰が疲れさせたのか?その主体を明確にしたくてもbyをつける相手が見つからない。しいて言えば、私に仕事をさせた雇い主だろうが、どうでもいいことだ。
I was tired from the work.
【参考】私は読書に飽きた。→I was tired of reading.
「疲れた」が→tired from、「飽きた」が→tiered of
受身例題5:彼女は彼と昨年に知り合いました。
これまた「知り合う」という自動詞が英語にない。「知り合わせるacquaint」という他動詞しかない。
She was acquainted with him last yeasr.
受身例題6:彼の顔半分が物陰に隠れて私には見えなかった。
Half of his face was hidden (blocked) from my view.
受身例題7:それは分けると上下二つの部分になる。
「それは分けると」をwhen it is divided into twoと始めるとその後続けるのに困ってしまう。「それは上下二つの部分に分けられる」と直せば簡単だ。
It is divieded into two parts, lower and upper.
受身例題8:封筒を二枚重ねにして、その中に写真数枚が入れられた。
One envelop was inserted into another, and some pictures were put in it.
受身例題9:それは子供の容易に手の届かない安全なところに保管して下さい。
Keep it in a place outside children's easy reach.
この文は関係代名詞を使わないようにしているので発想がかえって難しいかも。
Keep it in a safe place where children cannot reach easily.
おっと、これは受身ではなかった。It should be kept in a safe place ~といないといけない。
受身例題10:長期の保管のことを考えて、それらは重量別、サイズ別に分類されなければならなかった。
「ならなかった」からmust(義務)を思い浮かべるものの、この文はいかんせん過去のことを言っている。may→mightだが、must→had to、つまりmust=have to でこれを過去にして代用しようと言う訳だ。
They had to be classified by weight and size in consideration of long storage.
They had to be classified by weight and by size for the convenience of long storage.
受身例題11:本仕様書は性能向上のため予告なく変更することがあります。
These specifications may be changed for performance without prenotice.
「仕様書specifications」は常に複数で使われる。どうしてもこのスペックと考えてThisとやっていしまいがちですが、ちゃんとtheseとした方が気が利いてますね。「may」は可能性を表すmayで「許可」を表すわけではありません。

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分詞構文を使いこなそう

名前がいかめしいためか、難解な特殊な構文のように見えるが、本来文章を簡略化、省力化するための話法だ。読解ばかりの勉強では気がつかないが自分で作文をしてみるといかに便利なものかが実感できるはずだ。従って、日常会話にも頻繁に使われるので、知らないと損をする。
分詞1 分詞2 分詞3 分詞4 分詞5
分詞6 分詞7 分詞8 分詞9 分詞10
分詞11 分詞12 分詞13 分詞14 分詞15
分詞16 分詞17 分詞18 分詞19 分詞20

分詞1

私は朝5時に起きて、6時に家を出た。
非常に簡単英文だ。普通は単にandでつないで出来上がり。
I got up at five in the morning and left home at six.
Getting up at 5, I left home at six.
後者が分詞構文で、ずっと分かりやすくなっている。「5時に起きて、」と古い方の動作を分詞構文でさらっと説明しているだけだ。

分詞構文を使いこなそう

分詞2

宿題が終わり、私は寝た。午後11時だった。
まずは、主語をIで同じにする。
I finished my homework and I wnet to bed.
Finishing my homework, I went to bed. It was eleven.
主語が同じの場合、前の方の動作を分詞構文にすれば良い。

分詞構文を使いこなそう

分詞3

スイッチを入れてランプがつくのを確認した。
I turned on the power switch and I made sure that the lamp was lit.
Turning on the power switch, I made sure the lamp was lit.
"light"は「光」という名詞の他、「点火する」「点灯する」の意味があり、light→lit→litと変化する。

分詞構文を使いこなそう

分詞4

氷の上で滑って、彼女は足を折った。
Slipping on the ice, she fell and broke her leg.
日常の会話を考えてもandで文をつなぐより、ずっと自然な分になる。

分詞構文を使いこなそう

分詞5

息を止め、彼はプールの底に飛び込んだ。
Holding his breath, he dove to the bottom of the pool.

分詞構文を使いこなそう

分詞6

恥ずかしそうに顔を隠して、彼女はくるっと向きをかえ、早足に部屋から出ていった。
She hid her face in shame, and she turned and left the room quickly.
「隠す」はhide、hide→ hid→ hid、早足には「急いで」と意訳してしまう。
Hiding her face in shame, she turned and left the room quickly.

分詞構文を使いこなそう

分詞7

東北の田舎から出てきたもので、私は人込みには慣れていません。
分詞構文は、付帯状況「~してから」の他、理由「~だから」を表すこともできる。何しろ時制を気にしなくてもいい点がとても便利だ。
Coming from rural Tohoku district, I am not accustumed to crowds (crowded places).

分詞構文を使いこなそう

分詞8

予定より早く着いたので、私は会議の準備を始めた。
Since I arrived earlier, I began to prepare for the meeting.
Arriving earlier, I began to prepare for the meeting.
【語彙;arrive】
到着するという物理的な使い方のほか、30才になった言うような時間的な到達もある。
30歳になって、彼はこれまでよりいっそう一生懸命に仕事に精を出し始めた。
   1.He arrived at 30 and he began to work harder.
   1.When he arrived at 30, he began to work harder.
   1.On his arrival at30, he began to work harder.
   1.Since he arrived at 30, he began to work harder.

小学生の作文では、「そして」「それから」と英語の接続詞andのオンパレードになる。それが治るのは論理的な思考ができるようになるから。上のどの文が最適かは、全体の文章の中での論理展開の流れの中で決められねばならない。例文を模倣するだけの安易な英作文の授業では論理の通った英文も日本文も上達しない。

分詞構文を使いこなそう

分詞9

その飛行機は滑走路をオーバーランして、畑に突っ込み、大破炎上した。
とりあえず、分詞構文を使わないで文をつくる。オーバーランは滑走路の場合overshootとも言いう。
1.The airplane overshot the runway and the airplane crashed in the field, smashed and burnt.
2.When the airplane overshot the runway, it (the airplane) crashed in the field, smashed and burnt.
3.Because the airplane overshot the runway, the airplane carshed in the field, smashed and burnt.
上記1~3のどの場合にもあ分詞構文が使える。1は付帯状況、2は時、3は理由と文法書では説明されているらしい。だから、分詞構文を使った時点で、1~3の情報は消されてしまう。つまり、この情報は必要ないから消されたか、文脈から自明だから必要ないかだ。分詞構文を適切に使うには、英語の知識以前の論理の力も必要だ。
4.Overshooting the runway, the airplane crashed in the field, smashed and burnt.

分詞構文を使いこなそう

分詞10

その若い母親は、自分の子供をしっかりと胸に抱きしめ、襲来した台風の肌をさす風に身体を傾けて立ち向かった。
とりあえず、分詞構文を使わないで文をつくると、
While the young mother clutched her infant to her bosom, she leaned into the biting winds of the approaching typhoon.
分詞構文
Clutching her infant tightly to her bosom, the young mother leaned into the biting winds of the approaching typhoon.

分詞構文を使いこなそう

分詞11

お互いの目を食い入るように見つめながら、その見知らぬ同士の二人は間もなく訪れた愛の喜びに我を忘れた。
とりあえず、分詞構文を使わないで文をつくると、
Two strangers gazed into each other's eyes hungrily, and they were soon consumed in the ecstasy of love making.
分詞構文
Gazing hungrily into each other's eyes, the two strangers were soon consumed in the ecstacy of love making.
【語彙;gaze】
gaze=to look at someone or something for a long time, giving it all your attention often without realizing you are doing so.

分詞構文を使いこなそう
【語彙;ecstacy】
ecstacy=a feeling of extreme happiness.

分詞構文を使いこなそう

分詞11

驚きを感づかれまいと大声で笑ったが、彼は自分の妻と親友の二人に疑いの目を向けた。
とりあえず、分詞構文を使わないで文をつくると、
He laughed to hide his surprise, he cast his suspicious glances at his wife and her friend.
castはcast→cast→castで不変。cast a glance「視線を向ける(投げる)」のように使う。
分詞構文
Laughing to hide his surprise, he cast suspicious glancesat his wife and my best friend.
自分の友人か妻の友人かは日本文からは不明だ。

分詞構文を使いこなそう

分詞12

そのライオンは藪の中を音もなく移動し、その獲物に近づいて行った。
移動すれば近づくので同時発生型。とりあえず、分詞構文を使わないで文をつくる。
「藪」は、thicket,bushes,underbrush,肉食動物が餌として捕まえるのは「獲物」prey。
The lion moved silently through the underbrush, and the lion drew nearer to its prey.
分詞構文
Moving silently through the underbrush, she drew ever closer to its prey.
だいたい狩りをするのは主にメスライオンの役割とのことなので、sheで受けた。
【語彙;draw】
1.I draw a circle with a pencil.→円を描く。drawingは絵の意味もある。
2.He drew a sigh to hear it.→ため息をついた。
3.Drawing the curtain over the window, she went to bed.→カーテンを引く。
4.Drawing a pail of water from the well, I gave it to him. →水を汲む。
5.He drew the gun first.→彼が先にピストルを抜いた。
6.The old man drew in on his cigarette.→煙草(煙)を深く吸い込んだ。

分詞構文を使いこなそう

分詞13

彼女は押さえてもなお抑えきれないすすり泣きをしながら、息子の冷たい体をやさしくなでた。
「すすり泣き」はsobとしよう。「やさしくなでる」は「caress」。love storyに頻繁に登場する。
She sobbed silently, and caressed the cold flesh of her son.
分詞構文
Sobbing silently, she tenderly caressed the cold flesh which had once been her son.
which had once been her sonは、死んでしまった息子への悲しみの気持ちがあふれる文学的表現。まさにプロの技ですね。
【分解的表現】
1.そよ風に吹かれて、私のほほは気持ち良かった。 The gentle wind caressed me on the cheeks. 2.彼は私の鼻を殴った。 He hit my nose.→He hit me on the nose. 3.その警官は私の腕をとらえた。 The policemana caught my arm.→The policeman caught me by the arm.

分詞構文を使いこなそう

分詞14

はあはあ息をはずませながら、彼女は最後の努力をするべく立ち向かって言った。
「息をはずませる」はgasp for breath、 She gasped for breath, and she prepared herself for the final effort.
分詞構文
Gasping for breath, she prepared for one final effort.

分詞構文を使いこなそう

分詞15

どんよりとした夜に紛れて、彼はひそかに行動し、だれにも見とがめられることなく国境に着いた。
He moved stealthly through the murky night and he reached the border undetected.
分詞構文
Moving stealthly through the murky night, he reached the boder undetected.

分詞構文を使いこなそう

分詞16

むき出しの岩に夢中でしがみついた登山者は、せまいレッジを注意深く進んだ。
The climber desperately clung to the bare rock, and the climner moved carefully along the narrow ledge.
While the climber desperately clung to the bare rock, he moved carefully along the narrow ledge.
分詞構文
Clinging desperately to the bare rock, the climber moved carefully along the narrow ledge.

分詞構文を使いこなそう

分詞17

太陽は水平線にゆっくりと沈んでゆくと、その赤くやわらかな、暖かい光で、不思議な光景を映し出した。
As the sun sank slowly toward the horizon, the sun radiated a mysterious scene with a soft, warm light in red.
分詞構文
Sinking slowly toward the horizon, the sun radiated a mysterious scene with a soft, warm golw in red.

分詞構文を使いこなそう

分詞18

点を見上げてその雄鶏は新しい日の到来を迎えた。
The rooster lifted his face to the heavens, and the he greeted the arrival of the new day.
「天」はheavensと複数で使うのが一般とか。skyだけでなくheavensも使ってみたい。
分詞構文
Lifting his face to the heavens, the rooster greeted the arrivala of the new day.

分詞構文を使いこなそう

不定詞を使いこなそう

そもそも不定詞て何。英語でinfinitiveいうのだけど、「無限の」なんていうinfiniteから来ており、ES細胞のように何にでも成り得る万能な言葉の部品だ。中学では to+動詞の原形として習いますが、意味の取り方がとても大事になります。動詞なので他動詞なら目的語もとるし、前置詞や副詞を伴ってとても長い不定詞句を作ったりします。文中の役割も、名詞になった、形容詞や副詞にも成り得るので意外と手ごわい。と言っても、能書きばかり言っていても先に進まないので実例から見ていきましょう。

目次
名詞(主語1)
名詞(主語2)
名詞(目的語)
補語
仮主語-真主語
形容詞
副詞として
疑問詞がつく不定詞

名詞的役割-主語として1

まずは例文から。名詞ならば不定詞が主語になることもできるという例。
例文1.良く眠ることは健康にとても良い。
例文2.彼女と話をするととても楽しい。
例文3.その問題を解くことは著しく難しい。
例文4.難しい詰め将棋をあつめることは私の趣味です。
例文5.言うことはやさしいが、実行するのは難しい。
例1.上の5つの例文では「~すること」は○○だの形。「~すること」は、「~」の部分は動詞が入る。「食べること」、「生きること」、「難しい問題をとくこと」、「あーでもないこーでもないと考えること」、これらは総て不定詞で表現することができる。
To sleep well is good for the health.
勿論、不定詞をつかわなくたって、こんな簡単な文なら対応できる。
Sleeping well is good for the health.
Good sleep keeps your health.
動名詞を使う手、普通の名詞を使う手など。ちなみに日本語だって決して易しくない。「眠る」と「寝る」のどちらを使うのか外国人でなくても迷うところだ。

例2.「彼女と話をする」という全体が主語だ。述部は「たのしい」だけ。頭でっかちの文になる。そのため、仮主語「it」を先頭に持ってくる手法もあるが、文としては趣旨が明快なこの形の方がお勧めか。
To talk with her is very interesting.
話をするは、talkとspeakがあるが、会話に中身があるのがtalk。楽しいにも色々あるので、一工夫が欲しい。知的な会話を楽しみたいならinteresting、癒しを求めたいならenjoyableか。exicitingなんていうのもありだ。

例3.To solve the problem is extreamly hard.
It is extreamly difficult to solve the problem.
頭でっかちがいやなら、このように仮主語itを用いて、不定詞部分(真主語)を後ろに回す方法もある。

例4.日本だけの言葉を英文で説明することはとても難しい。辞典を調べても結局、「Tume-Shogi」では、絶対に伝わらない。臨機応変の語彙力が問われる部分だ。
It is very difficult to explain a Japanese original word in English.
To collect extreamly complicated Japanese chess problems is my hobby.
ところで、日本人が頻繁に話題にする「趣味」と「hobby」は必ずしも同じでない。「寝ること」「食べること」なんて返事しても話題がかみ合わない。hobbyとなると人が簡単にはやれないこと。習得に時間がかかること。軽い気持ちで話題にしないことだ。米国などでは、趣味の種類は日本よりも多彩なようですが。本例の場合も、プロ棋士でも考え込むような詰め将棋の難問ばかりを集めて、見る人に「どうじゃ」と自慢している感じですね。

例5.To say is easy and to do is hard.
これは、一種の格言みたいなものだから。だけど他にもいろいろと言い換えができそう。
Saying is easy but doing is difficult.
To say is easier than to do.

最も有名な不定詞の名詞的用法を一つ
To be or not to be. That is a question. シェークスピアのハムレットに出てくる。「生きるべきか死ぬべきがそれが問題だ。」まあ、こんな知識は英語力とは何の関係もない雑学だけど。

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名詞的役割-主語として2

不定詞が名詞としての役割を果たすのだったら、当然文の主語になることができる。まずは、例文から。
例文1.ベッドの中で本を読むのは子供によくない。
例文2.食べ過ぎないようにすることは、特にあなたにとって良いことです。
例文3.どんな試験でも、それに受かることはあなたが考えているほど楽なことではない。
例文4.彼と一緒に働くのはあまり愉快にことではない。
例文5.お金を友人に貸すのは友人とお金を失う。
例1.To read in bed is no good for children.
bedはin bedでいいのか。in the bedとはしないようだ。not goodは no goodとするのが習慣だ。readで「本を読む」という自動詞だと考えればread a bookとするのは無駄だ。

例2.Not to eat too much is good particularly for you.
不定詞を否定するには単に頭にnotをつけるだけだ。「特に」は、particularlyやespcilallyでいいだろう。
なお、「食べ過ぎないように努力することは」とすれば、
To try not eat too much is good. この場合はto eatはtryの目的語となっている。

例3.To pass any test is not so easy as you think.
as ~as、not so ~asは程度とか比較を表す構文だね。

例4.To work with him in the same place is not very pleasant.
同じ場所でなければ、我慢ができるものとしてin the same place を付け加えた。

例5.To lend money to your friend will mean that you lose your friend and money.
「友人に金を貸すことが」直ちに「友達とお金を失うこと」と同じかどうか。そうなるかもしれないし、そうなりがちだという意味だろう。To lend money to your friend may mean to lose your friend and money. ではどうなのかな。

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名詞的役割-目的語として

不定詞が名詞として働くなら、他動詞の目的語になることもできるはずだ。

例文1.私は今その川で泳ぎたいのです。
例文2.私は、去年英語を習い話せるようになりました。
例文3.また、近いうち、あなたに会えることを希望します。
例文4.いつあなたはゴルフを始められたのですか。
例文5.あなたが今会いたい人はだれなのですか。

例1.I want to swim in the river now.
希望、願望、欲望をあらわすwantは、たいてい「~したい」と不定詞の目的語を取ります。
wantが過去になっても同じだ。
I wanted to ski in the Himalayan mountains then.
【練習】He wanted the microscope. He wanted to use it for his study.
つまり、wantの目的語は普通の名詞でも不定詞でも、どちらもありだ。

例2.I learned to wirte English last year. So I can speak English easily.
10年英会話スクールに行っても話せるようにならないが、1年間英語の仕組みや構造を身に着ければそこそこ話せるようになる。
【練習】私は去年ピアノを習い、弾けるようになった。
I learned to play the piano last year.
ピアノを習ったというのは、普通はピアノを弾くことだ。しかし、ピアノの調律の仕方や構造を学びたい人もいるし、英米人の発想ではごく自然にto playをつけて話す。また、learnには習得するという意味があるので、learnには弾けるようになったと意味がすでに含まれている。

例3.I hope to see you (and your friends) again.
英会話教室の決まり文句みたいだが、丸暗記するのでなく、英語の仕組みを理解していないと応用が全く聞かない。wantもhopeも「欲する」という意味があるが違いは何だろう。強さからは、明らかにwantの方がずっと強い。
I hope to see you and your friends again.ならば、社交的辞令で心の中では「二度と会うものか」と思っていても口にすることはあるだろう。しかし、
I want to see you again in the near future.なら、次回の面会の機会をセッティングするように要請されているのかも知れない。
wantの目的語は普通の名詞でも不定詞でも構わないが、hopeは目的語に不定詞しか取れない動詞なのだ。I want water.ならあるが、I hope water.では意味不明だ。

例4.あなたはあなたは何時ゴルフを始められたのですか。
When did you begin to play golf.
beginは何を始めるのか。to不定詞の出番です。
Who is the person whom (that) you want to see now?
この表現はとても回りくどいと感じる人がいる。
Who is the person that you want to see? →whom do you want to see?

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補語として


不定詞は名詞としての働きがあるのでbe動詞の補語になることだってできる。
例文21..私達の意図はいま直ちにここを出ることです。
Our intention is to leave here imediately.

例文22.あなたの任務は彼の居場所を見つけ出すことです。
Our duty is to loate him.

例文23.人生で最も重要なことは、何事にも全力を尽くすことです。
The most important thing in life is to do your best in anything.

例文24.彼らは彼女を正直だと信じている。
They believe her to be honest.

例文25.彼らはその時、たばこは許されたが、飲酒は禁止された。
They were then permitted to smoke but forbidden to drink.

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仮主語-真主語

不定詞を名詞として主語とするとどうしても主語の部分が長くなる。いわゆる頭でっかちの文になる。だから、不定詞の部分とをitとして後でこれをゆっくりと料理しようという訳。
例文1.あなたは自分の健康を考えたら、夜遅くまで起きていない方が良いでしょう。
It is good not to sit up late at night because of your helth.
It is good for you not to sit up late at night because of your helth.

例文2.あなたの質問に答えることは不可能です。
It is very diffucult to answer your question.

例文3.愛を定義することは大変難しいです。
It is very difficult to define love.

例文4.現代の産業社会にすんでいる人々にとって、そのことを理解するのは容易なことでない。
It is not easy for those who live in modern industrial society to understand the matter.

例文5.子供が好きなだけ大騒ぎできる自分たちだけの部屋を持つことは、我が家ではとても無理である。
It is impossible for the children to have their own room in our house in which they can make as much noise as they like.

In hour house, it is impossible for children to have their own room where they can make as much noise as they can.
in which=where

例文6.そうおっしゃってくれるなんて、あなたは何と親切なんでしょう。
本来は感嘆文にすべきかも。
It is very kind of you to say so.
How kind (it is ) of you to say so!

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形容詞として

形容詞は名詞を修飾する。不定詞は名詞を修飾する形容詞としての働きもある。
例文1.何か飲み物をくださいませんか。
Will you give me something to drink?
somethingは代名詞なのに後ろから形容詞をつけることができる例外だ。anythingやnothingも同様。

例文2.私にはあなたにあげるお金がありません。
I have't any money to give you.
I have no money to give you.

例文3.風邪を直す最も良い方法は何ですか
What is the best way to cure a cold?

例文5.その子は遊ぶ相手を探しています。
That child is looking for someone to play with.
play withで~と遊ぶとなるので、withを忘れてはいけない。

例文6.寝室とは寝る部屋です。
A bedroom is a room to sleep in.
sleepは自動詞だから、前置詞inをつけて目的語を取れるようにする。

例文7.彼はその村を訪れた最初の日本人であった。
He was the first Japanese to visit the village.
類題.リンドバーグは大西洋を横断して飛んだ最初のパイロットであった。
①Lindbergh was the first pilot that flew across the Atlantic Ocean.
②Lindbergh was the first pilot to fly across the Atlantic Ocean.
①は関係代名詞thatを使った文、②は不定詞を使った文。
例文8.彼はそんなことを言う人ではない。
He is not a man to say such a thing.
でも、こんな言い方もあった気がする。
He is the last man to say such a thing.
絶対言いっこないという表現だ。

例文9.彼は明朝8時にここに着くことになっている。
He is to come here at eight tomorrow moring.
=He is going to (will) come here at eight tomorrow moring.
不定詞を使って近い未来の予定を表すこともできるということです。

例文10.私達はそこで彼に会う手はずになっている。
We are to meet them there.
これも予定を表す不定詞の例です。

例文11.彼は今日の午後は何をする予定なのですか。
What is he to do this afternoon?
=What is he going to do this afternoon?

類題1.これは日本では見られない(見ることが出来ない)。
This isn't to be found (seen) in Japan.
=This cannot be found (seen) in Japan.
類題2.彼についてはそれ以来何のうわさも聞くことはできなかった。
Nothing was to be heard of him since then.
=Nothing could be heard of him since then.

例文12.どこであなたは彼らにそのことについて知らせるつもりですか。
Where are you to tell them about it?
=Where are you going to tell them about it?

例文13.星は一つも見ることが出来なかった。
Not a star was to be seen.
Not a star could be seen.

例文14.私達は自ら進んで税金を払わなければならない。
We are to pay the tax willingly.

例文15.そのアメリカ兵は二度と再び故国へ帰ることはなかった。
The American soldier was never to return to his home country.
be動詞の後に不定詞がつくことで予定、可能、義務、運命などの意味を表す表現が出来る。

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副詞として

目的を表す
結果を表す
原因・理由を表す
範囲を表す
原形不定詞 (1).使役動詞 (2).知覚動詞
使役・感覚動詞の受身形

不定詞は文中で副詞としての役割もする。副詞とは動詞や形容詞あるいは他の副詞を形容する修飾語のことだ。
まずは、動詞を形容する場合から

【目的を表す】


目的とは。「~するために」と動詞を修飾する副詞として使われる不定詞のことだ。
例文1.私は彼に追いつくためにできるだけ早く走りました。
「~するため~した」というのは、「~するため」が目的として動詞を修飾する副詞として働いています。
I ran as fast as I can to catch him up.
to catch him up=to catch up with him

例文2.私は自分の声を録音するためテープレコーダを買いました。
I bought a taperecorder to record my voice.
「~するため」という目的であることをより強調するため、in order to というイデオムが使われることもあります。

例文3.私は明朝早いものですから、今夜は早めに休ませて下さい。
「ですから、」からこれは理由を示すbecauseとかsince等の出番と考えることもできるが、「朝早く起きるため」と目的として考えることも可能だ。このように軽い理由を表すときは、目的として処理した方が分かりやすい文になる可能性が多い。
Please let me go to bed earlier tonight to get up earlier tomorrow morning.
Please let me go to bed earlier tonight for me in order to get up earlier tomorrow morning.
for meは誰が早く起きるかを明確にした不定詞の意味上の主語と言われるもの。
Will you please set the alarm clock for five tomorrow morning for me to get up?

例文4.彼は不意の来客のため、肉と酒を買いに急いで出かけた。
He went out in a hurry to buy meat and wine to entertain an unexpected guest.
[不意の来客のため」を単にfor an unexpected guestとするよりも「不意の来客をもてなすため」と考えた方が来客の立場が明確に示せるだろう。
In order to entertain a surprising guest, he went out to buy meat and Japanese wine in a hurry.
「不意」の意味でsurpriseを使おうとしたが形容詞と使うためにはsurpriseingとする必要があるようだ。
【surpriseの使い方】
a. He showed no surprise at the news.
b. Her surprise at meeting him was very great.
彼に会った時の彼女の驚きは大変大きかった。動名詞は前置詞につなぐことが出来る。
c. The snow this morning was a suprise to the children.
=The snow this morning surprised the children.

例文5.私は医者を呼びにやりました。
I sent someone for the doctor.
send for the doctorは、実はsendの目的語が省略された形。だからこんな決まり文句を暗記しては絶対にいけない。
I sent my daughter for the obstetrics.私は娘に産科医を呼びにやりました。
産科医の適当な英訳が見つかりません。obstetricsも一つの例です。

例文6.幸福な人生を送るためには、何か生きがいを見つける必要がある。
We must find something to live for to lead a happy life.
「生きがい」はsomething to live for でピッタリだ。forは目的を表す前置詞。

不定詞を使いこなそう
副詞として
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【joke】

オーストラリアの英語は、もともと英国からの移民が作り上げたものだから、標準的で分かりやすい部類に入るのでしょうが、発音などには独特の癖があることで知られている。ある外国人の男がが、病院に運び込まれてきた。病院内で意識をとりもどし、「なんで俺はこんなところにいるんだ。」と医者に聞いた。医者が答えて曰く。「You came here to die.」。男はまた気絶してしまったと。「あなたは死ぬためにここに来た。」不定詞の目的を表す副詞句だ。本当は医者はこういったのだ。「You came here today.」todayがto dieと聞こえることがミソ。日、月、火曜日はサンダイ、マンダイ、チューズダイとなる。日本の英語教育は米国英語一辺倒だが、世界では米国英語でない人々の方がはるかに膨大だ。

【結果を表す】

結果を表す副詞句として
例文1.彼は100歳まで長生きした。
He lived to be a hundred (years old).
生きてその結果100歳になったと考えるのですね。
【類例】
a. Few people can live to be ninety years old.
例文2.彼女は長じて世界で最も著名は科学者の一人となった。
she grew up an became~とはしない。成長してその結果とする。
She grew up to be one of the world's most famous scientists.

例文3.はるばる彼を訪ねて私は海外に来たが、その彼は既に亡くなっていた。
いわゆる骨折り損のくたびれ儲けだったという自嘲的な表現。
I came all the way abroad for him to know that he was dead.
「彼が死んだことを知るために来た。」これも結果を表す不定詞の例だ。
I came all the way abroad for him only to find that he was dead.
only to findとonlyをつければ自嘲の感がより強調せれる。
He worked (studied) hard only to fail the examination.

例文4.その瓶を開けてみたら、何のことはない、空であった。
I opened the bottle only to find it empty.
苦労してやっとのことで開けた。managed to open
I managed to open the bottle only to find it empty.

例文5.彼女が目を覚ましてみると、みんな忙しく立ち働いていた。
She woke up to find everyone busy.
=when she woke up, she found everyone working busily.

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原因・理由を表す

お目にかかれて嬉しいです。I am glad to see you.等原因や理由を表す副詞句を作る不定詞。
人間の感情を表す形容詞glad、happy、sorry、surprise等、の理由やその原因を示す。
例文1.彼が去ったということを聞いて、私は笑わずにはいられなかった。
I couldn't help laughing to hear that he had left.

例文2.あんな大切なことを忘れるなんて、彼はなんと不注意な人でしょう。
What a careless man he is to forget such an important thing!
How careless he is to forget such an important thing like that!
上の2つはどちらも感嘆文。

例文3.その人たちは新しい家族を喜んで受け入れた。
They were glad to receive the new family.

例文4.長い間お待たせしまして大変申し訳ございません。
I am sorry to have kept you waiting for a long time.
for a long time=so long

例文5.彼は息子の成功のニュースを聞いて大変うれしかった。
He was (glad) happy to hear the news of his son's success.
=He was glad to hear that he had succeeded.

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範囲を表す

範囲というのは、形容詞や副詞の及ぶ範囲のことで、例えば、English is difficult to learn.では、難しいのはどんな範囲か。つまり学ぶということにおいてはだと不定詞to learnが範囲を限定している。
例文1.外国人にとって一般に英語より日本語の方が難しい。
この文章の真偽はここでは議論しない。作文の練習用の文だ。
Japanese is generally more difficult for foreigners to learn than English.

例文2.この植物は食べても安全だ。
This plant is safe to eat.
【類例】
a. This water is good to drink.
b. Women ara hard to understand.
c. This river is dangerous to swim in.
a.はこの水は飲める。b.は女性は分からん。c.子の川での泳ぎは危険だ。

例文3.彼はピアノを習うのに大変熱心だった。
He was very eager to learn the piano.

例文4.彼らは私が望むところならどこへでも行く用意が出来ていた。
They were ready to go anywhere I wanted to go.
形容詞readyの範囲がto go anywhere。wanted to go のto goは目的語として使われた不定詞。

例文5.これらの本は子供には理解しにくい。
These books are difficult for children to understand.

例文6.彼は一生懸命精出して勉強して、その結果、ただ一回で試験にパスした。
実は、この日本文に対応する表現法には、類似のいくつかの型が存在している。
①He studied very hard and he passed the test.
②He studied so hard that he passed the test.
③He studied so hard as to pass the test.
He studied so hard as to pass the test at the first trial.

例文7.彼は大変親切で、私に家の手配まで世話してくれた。
①He was very kind and ~
②He was so kind that ~
③He was so kind as to ~
He was so kind as to fix me up with a house.
He was so kind that he fixed me up with a house.
他に、He was kind enoughなんてenoughを使うのもありそうだ。

例文8.彼女の髪は長くて床に着くほどだ。
Her hair is so long as to sweep the floor.
=Her hair is very long and sweeps the floor.
=Her hair is so long that it sweeps the floor.

例文9.君は金持ちだから車ぐらいは持てるだろう。
You are so rich as to keep a car, aren't you?
例文10.彼女は大変魅力的で、周りの男性をみな引きつける。
She is so charming as to attract all the men around her.
She is so charming that she attracts all the men around her.

【副詞enoughの使い方】
A. He studied so hard as to pass the test.
      He studied hard enough to pass ~
B.He was so kind as to fix me up with a house.
      He was kind enough to fix ~
C.Her hair is so long as to sweep the floor.
       D.You are so rich as to keep ~
      You are rich enough to keep ~
E.She is charming as to attract ~
      She is charming enough to attract ~

【too~to構文】
例文1.お前はまだ年が足りないから学校へは行けないのだ。
「年が足りない」→「若すぎる」として作文する。
You are too young to go to school.
別解として
You are so young that you cannot go to school.
You are not old enough to go to school.

例文2.あなたは年を取っているので、速く歩けない。
You are too old to walk fast.
=You are so old that you cannot walk fast.
=You are old enough to walk fast.

例文3.父はとても怒ったので、ものが言えなかった。
My father was too angry to say anything.

不定詞を使いこなそう
副詞として
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原形不定詞

文の中に裸の動詞の原形がボソッと入っている。「to無し不定詞」とはいったい何だろう。「to 無しの不定詞」を取る不完全他動詞には、知覚動詞と使役動詞の2つがある。

(1).使役動詞

使役動詞(または作為動詞)には、allow, ask, beg, forbid, order, tell, order, compel, oblige, permit, advise, wish, cause,等多数ある。
例文1.彼は彼女にあっち行けと命じた。
He ordered her to go away.
He bade her go away.
上の2つの文で、orderの時は普通のtoありの不定詞なのに、bid→bade→biddenの時はto無しの不定詞が来ている。

例文2.私は彼女を手伝ってそれを仕上げてやった。
I helped her to finish it.
I helped her finish it.
このhelpの場合はどちらもあり。進化の途上の言葉なのか。将来はどちらに行くかは分からないが。
【helpを使った文例】
私は台所で母の手伝いをした。
a. I helped my mother to cook in the kitchen.
b. I helped my mother cook in the kitchen .
c. I helped my mother with her cooking in the kitchen.

例文3.そのニュースが彼らを泣かせた。
「泣かせる」という日本語の他動詞はあるが、英語にはない。「泣くcry」ならある。こんな時こそ使役動詞makeの出番だ。
The news made them cry.
使役動詞のmakeはその目的語の後に、意味を明確にするために補語を必要とする。「~させる」とくれば何をさせるのか補語として必ず動詞か関係する。この補語が常に原型不定詞ということになるのだ。

例文4.私は彼に嫌でも毎日水泳の練習をさせなければならない。
I must make him practice swimming every day.
「嫌でもagainst his will」は、すでに動詞「make」の中に含まれている。つまり無理やりやらせるのが「make」、反対にやりたいことをやらせるのが「let」だ。

例文5.彼女を行かせてやりなさい。あんなに行きたがっている。
Let her go. She wants to go so much.

不定詞を使いこなそう
副詞として
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(2).知覚動詞

人間の五感に関する、見る(see)、聞く(hear)、感じる(feel)、見守る(watch)、注意する(notice)、気づく(perceive)等等。こう見ると英語も日本語も同じだが、「見える」「聞こえる」等は英語にはないし(日本語では自発とかいうのでは)、英語には英語独特のルールがある。知覚動詞もto無しの不定詞を取る。
例文1.あなたは彼女が歌うのを聞いたことがありますか。
まず、初めにこの文は経験(現在完了の経験を表す)の表現だ。次に「聞く」のは歌や朗読ではなく、「歌う」という動作が絡んでいる。
Have you ever heard her sing?

例文2.私はその老人が通りを渡るのを見た。
I saw the old man cross the street.
(類例)Look at a cat chase a dog.
look at (動詞句)もsee と同じように原型不定詞を取る。

例文3.私は家がはげしく揺れるのを感じた。
I felt the house shake violently.
例文4.私は彼が階上に上がっていくのに注意を払わなかった(気がつかなかった)。
I didn't notice him go upstairs.
noticeと似た語にperceiveがある。
I perceived him come.私は彼が来るのを感じた。これは、I perceived him coming.として動名詞を使っても表現できる。
例文5.私達は彼等が、再び飛び立つのを見守った。
「彼等」とは鳥たちみたいだ。「見守る」はseeよりもwatchでしょう。
We watched them fly off their nests again.

不定詞を使いこなそう
副詞として
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使役・感覚動詞の受身形

他動詞を受身形にすれば(自動詞はそもそも受身形は作れない)、他動詞の目的語が主語となる。その他動詞に補語がついていたらどうなるかという問題だ。
一般の動詞では、例えば We named her Jane.という文章があるとする。受け身にすると、
She was named Jane. となる。つまり、Janeはnamedの後ろにそのまま置いておけば問題ない。
しかし、使役・感覚動詞では補語が原形不定詞。受け身になるとtoが復活して普通の不定詞に変化する。
He bade her go away. She was bidden (by him) to go away.
I helped her finish it. She was helped (by me) to finish it.
The new made them cry. They were made to cry by the news.
I must make her practice the piano every day. She must be made (by me) to practice the piano every day.
Let her go. She should be let to go.
Have you ever heard her sing? Has she ever been heard to sing?
I saw the old man cross the street. The old man was seen to cross the street (by me).
I felt the house shake violently. The house was felt (by me) to shake.
I didn't notice him go upstairs. He wasn't noticed to go upstairs (by me).
We watched them fly off their nests again. They were watched (by us) to fly off their nests again.
上記、()内のby~はたいていの場合は省略できる。省略できるからわざわざ受け身にするわけだから。

不定詞を使いこなそう
副詞として
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疑問詞がつく不定詞

不定詞の前に疑問詞つく表現が頻繁にある。what to do、where to go、when to start、how to do it、why to do so等。以下例文を用いて練習する。
【what】 【where】 【when】 【how】 【which】 【who】

【what】

what to ~
例文1.私達はその時何をしたらよいのかさっぱり分からなかった。
「何をしたらよいのか」が「分からなかった」の目的語になっている。この目的語は不定詞のやくわりで、「to do what」となるので疑問詞だから先頭に来て「what to do」となることが分かる。
I didn't kwow then what to do at all.

例文2.彼は先生の質問に何と答えたら良いのか分からなかった。
He didn't know what to answer the teacher's question.
「何と答えたら」が「どう答えたら」ならば
He didn't know how to answer the teacher's question.
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疑問詞がつく不定詞
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例文3.あなたはもう子供ではないのだから、するべきこととするべきでないことはきちんと知っているはずだ。
文の前半は理由を表す。
      Since (because) you are not a child, you must know ~
      You are not too young to know ~
      You are old enough to know ~等
You are old enough to know what to do and (what) not to do.
不定詞を使いこなそう
疑問詞がつく不定詞
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例文4.こんな時私は言うべき言葉を知らない。
At the time like this, I don't know what to say.
what to say=any word to say.
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疑問詞がつく不定詞
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例文5.彼がなぜ急に変わってしまったか、だれもが不思議に思った。
まずは、不定詞が使えそうもないので普通に作文してみる。
Everybody wondered why he had changed so suddenly.
主語を変えてみる。
His sudden changee made everybody wonder what to think of it.
何と疑問の不定詞句「what to think of it」が現れた。
【参考】
「~。なんと言ったらいいんだろうか。」なんてつぶやきたいとき、
I wonder what should I say.でもいいが、I wonder what to say.でOKだ。
不定詞を使いこなそう
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【where】

where to ~
例文6.どこへ行ったら彼女に会えるのか誰も知らなかった。
No one knew where to go in order to see her.
no one とかnobodyで始めたら、結語の動詞を日本語に引っ張られてうっかり否定にしないように注意してください。
例文7.彼はそのテーブルをその部屋のどこに置いたら良いのか私に尋ねた。私は部屋のどこか片隅に置くように言った。
He asked me where to put the table. I told him to put it in any corner of the room.
動詞askとtellは授与動詞だから、「~に~を」と目的語を2つ取る。

例文8.私たちの誰も、どこで休息し、どこで食事をとるのかを教えられていなかった。
None of us was told where to take a rest and (where) to eat lunch.

例文9.さてどこから始めたら良いものやら
I wonder where to begin from?
ここで、「どこから」が「where」だと思っていると、最後のfromは??となる。
しかし、Where are you from? (=Where have you come from?;完了形)とか、Where did this letter come from?「この手紙どこから来ましたか。」等を見るに「where」の中には前置詞fromは含まれていないことが判明する。

例文10.どこで彼ら二人を会わせたら良いのか、あなたは良い考えがありますか。
Do you have any good idea where to let them meet?
「会わせる」なんていう日本語は無いがlet them meetか make them meetかは迷うところ。
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【how】

how to ~
例文11.私に車の運転を教えてくれませんか。
Would you teach me how to drive?
Please tell meとはしなでください。車の運転は横について手取り足取りで教えるもの。
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例文12.私は、それを中国語と韓国語で何というのか今知りたいのです。
「何と言うのか」は「いかに言うのか」としないとおかしくなる。what to say ではなくhow to sayだ。例えば、「「愛」ってロシア語でなんて言うの?」
I want to know now how to say it in Chinese and Korean.
How do you say "love" in Russian? It is "любовь".
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疑問詞がつく不定詞
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例文13.米国人が英単語のつづりを教えてくれとよく私に尋ねたものだ。
まあ、中国人が日本人の私に漢字を教えてくれというようなものだが、英単語というものつづりと発音に規則性が著しく欠如していることは事実だ。
Some Americans used to ask me to tell them how to spell English words.
spelling of the English words とするよりhow to spell English words具体的に表現することを米国人は好むようだ。

font color="green">例文14.兵士達は新兵の時にはまず最初に自分のベッドの整頓の仕方を厳しく仕込まれる。靴の磨き方も新兵のトレーニングの重要な科目の一つである。
recruitには新兵の意味がある。enlistは軍隊に入籍する。
The enlisted men are strictly taught at first how to make their beds when they are recruits. How to shine their shoes is also one of their important lessons to take.
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【which】

which to ~
例文15.それらのうちどちらを取るべきか教えてください。
Will you please show me which of them to take?

例文16.どちらの詩を覚えて来るのか私は忘れてしまいました。
I forget which poem to lean by heart.

例文17.駅へはどちらの道を行くのでしょうか。
Please show me whcih way to take(go) to the station.

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【who】

who to ~、whom to ~
例文18.誰が明日ここへ来るのか、彼が知っているのですか。
Does he know who to come here tomorrow?
=Does he know who is coming here tomorrow?

例文19.誰が明日ここへ来るのか、彼が知っているのですか。
Does he know who to come here tomorrow?
=Does he know who is coming here tomorrow?
ここは、主格のwhoがついていることに注目すべきだ。

例文20.誰と私はこの部屋に住むのか、私は是非とも今しりたいのです。
I must know now whom to live with in this reeom.

例文21.彼は自分の代わりに誰をそこへやるべきかの決心がつかなかった。
He could't make up his mind whom to let go there instead of him.
「let」は使役動詞でto 無しの不定詞goがついている。

例文22.誰をそこに行かせてネコに鈴をつけるか、我々は途方にくれた。
「途方にくれる」→be at a loss、feel at a loss、feel lost等
We were at a loss whom to let go there to bell the cat.
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【when】

when to ~
例文23.何時出発するのか教えてください。
Please tell me when to start.

例文24.彼は私に何時来いとは言わなかったのは確かです。
It is certain that he didn't tell me when to come.

例文25.何時それを始めたら良いのか、そこに居合わせた人は誰も知らなかった。
No one who happeded to be there was told when to begin it.
No one who happeded to be there didn't know when to start it.

例文26.物事は何時始めて、何時止めるのかを知ることは大切なことです。
It is important to know when to begin a thing and when to stop it.

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数量表現を身に着けよう

中学高校大学と学んで来た英語が役に立たない理由の一つには数量や程度を表現できる力が不足していることが指摘されている。確かにビジネスの現場では、数字が飛び交いこれをうまく表現できなければ全く役に立たないとい指摘は一理ある。数量表現はどんな言語でも重要でしょう。でも、学校英語では意外と盲点かもしれません。

【目次】
問1. 問2. 問3. 問4. 問5. 問6. 問7. 問8. 問9. 問10.
問11. 問12. 問13. 問14. 問15. 問16. 問17. 問18. 問19. 問20.
問21. 問22. 問23. 問24. 問25. 問26. 問27. 問28. 問29. 問30.
問31. 問32. 問33. 問34. 問35. 問36. 問37. 問38. 問39. 問40.
問41. 問42. 問43. 問44. 問45. 問46. 問47. 問48. 問49. 問50.
問51. 問52. 問53. 問54. 問55. 問56. 問57. 問58. 問59. 問60.
問61. 問62. 問63. 問64. 問65. 問66. 問67. 問68. 問69. 問70.

問1.

それは直線距離で50kmである。
実はこの直線距離でという部分が結構の難問です。直線距離は文字通り、straight line distanceとすることも可能。
The straight-line distance is fifty kilometer.
としても正解だが、
It is fifty kilometers as the crow flies.
カラスが飛ぶように何て言う、偉く文学的な表現もあるようだ。
それは直線距離で50kmである。→Это прямое расстояние 50 км.
*прямое→прямой(プリャモーイ)=真っすぐな、直線的な
*расстояние(ウダレーニエはя)=距離、間隔

数量表現を身に着けよう

問2.

夜道の一人歩きは危険だ。
Walking alone late at night is dangerous.
It is dangerous to walk alone late at night.
一人でという表現が重要だ。単身で、独力で、一人当たり等、英語では結構言葉を使い分けないといけない。所詮外国語、日本語とは発想がおのずから異なる。
夜道の一人歩き=walking alone late at night.
一人300円なら=300yen for each person.
彼はいつも単独行動を取る→He always takes an independent action.
夜道の一人歩きは危険だ。→Ходить в одиночестве по улице опасно.
Walking alone late at night is dangerous.→Ходить одному поздно ночью опасно. *危険だ→опасный

数量表現を身に着けよう

問3.

10メートル間隔で道路に電柱が立っている。
Utility poles stand along the street at intervals of ten meters.間隔=interval
at intervals of ten meters=at 10-meter interbas
10-meterはハイフンでつながっているので人とも形容詞。だから複数にしない。
10メートル間隔で道路に電柱が立っている。→Электрические столбы стоят на дороге с интервалом в 10 метров.
Utility poles stand along the street at intervals of ten meters.→Столбы общего пользования стоят вдоль улицы с интервалом в десять метров.

数量表現を身に着けよう

問4.

高速道路では車間間隔を50m以上あけないと危険である。
It is dangerous to drive on the express way unless you keep an interbal of more than 50 meters between your car and the one ahead of you.
あけない限り危険だ。「~でない限り」はunlessの出番。
英語にするとずいぶん説明的で長くなる。日本語の便利な点だが英語に直すときは苦労する点でもある。
It is dangerous to drive on the free way unless you keep at least a 50-meter interbal between your car and the one running in front of you.
他の言い方もある。
For safety (To be safe), stay minimum of 50 meters behind the car in front of you while you are driving on the free way.

数量表現を身に着けよう

問5.

このレストランの夕食のコースは4,000円からである。
Full-course dinner at this restraurant starts at 4,000 yen.
The restraurant's least expensive full-course dinner is 4,000 yen.
This restraurant's full course dinner ranges from 4,000 yen to X yen.
範囲を示すときはrange from ~to~とする。
例題.彼らの年齢層は18から25歳までであった。
They ranged in age from 15 to 25 years.

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問6.

今日は67ページから始めましょう。
76ページを開けなさいなら、Open your text book to page seventy six.で良い。どうして前置詞がtoになるかは習慣という他ないか。1ページからパラパラめくっていって76頁までめくれということか。
We begin (start) on page 67 today.
Today, let's start on page 67.
今度は前置詞がonとなっている。
Page 67 is where we will begin.

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問7.

その部屋は彼が借りるまで何か月も空き部屋だった。
「~まで」は、until (till)の出番だ。空き部屋だったのは、彼が借りるよりも以前のことなので過去完了の出番となる。
The room had been vacant for months until he rented it.
=He rented the room after it had stood vacant for months.
瓶は空だ。なら→The bottle is empty.空箱ならempty boxなのに空席はa vacant seatか。空くじを引くは、draw a blank ticket。

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問8.

100メートル10秒の壁が今破られた。
壁は日本語の比喩的な表現で、正確に言えば破られたのは記録である。でも英語にも同じような表現はありそうで調べてみる価値はあると思う。
The long-held record of 100 meters in ten seconds has now been broken.
Though it had stood for a long time, the 100-meter record of 10 seconds has now been broken.
ネット見れば10-second barrierなんていうのもあった。
Now, 10-second barrier of the 100-meter race has been broken.

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問9.

そのチームは監督がコーチを兼ねている。
The manager doubles as the coach on that team.
That team's manager also serves as coach.
この場合、double=also serves asとなっている。doubleはsingle→double→triple→four times
When John left his teaching job and joined the securities firm as a broker, his salary nearly tripled. : ジョンが教師の仕事を辞めて、証券会社で証券ブローカーになると、彼の給料は約3倍になった。
監督も英語にするのに困るかも。プロ野球チームなら、managerが監督。高校野球チームのマネージャーが女子生徒だったりなんか重みにかけるみたいだ。映画監督ならmovie director。監督のことをコーチと呼んだりするスポーツもあるが、その時は日本でのコーチはassistant coachとなって何か降格した気分を持たれてしまうかも。これは英語の問題というより各スポーツ毎の歴史と習慣を学ばねば解決しない問題だ。

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問10.

角から2軒目が私の家です。
日本語や中国語には、量詞というものがあって、1本、2匹、3冊、4台、…と数える対象の名詞毎に違った数え方をするが、欧米の言語にはそのような習慣はない。だから、2軒目とあっても2番目とするしかない。 My house is the second one from the corner.
日本語の「角(かど)」「隅(すみ)」、英語ではどちらもcornerで良いようだ。 The second one from the corner is mine.
2つ目の文では、どこにもhouseが出てこないけど、沢山家が並んでいて家の話をしているのでむしろない方が自然。oneは数詞ではなく一つの代名詞のようなもの(determiner)だ。

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問11.

その四つ角に今度信号がついた。
四つ角についたのは信号ではなく当然信号機、trafic light。stop lightならいいが、stop signal では、一時停止標識になってしまう。数字に限らず言葉は正確に使わないと思わぬ誤解が生じていしまう。四つ角は十字路といい普通の交差点だが、三差路とか五差路なんかもあるけどどういうの。
A traffic light has been installed at the intersection now.
五差路=junction of five road section、T字路=T-junction、Y字路=Y-junction。
There is a stop light installed recently at the intersection.
At the intersection has been installed a traffic light now.
「その四つ角」を強めた、倒置法による表現。
Installed now at the intersection has been a traffic light.
Installedを強めた語順だ。倒置法を使えば全体の語順が元の日本文に近づく利点もありますね。

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問12.

彼は防寒具で身を固めた。
勿論この固めるはsolidifyでないことは明らかだ。柱の基礎をコンクリートで固めるのとはわけが違う。「完全に防備した」ということ。protectだ。防寒具はwinter clothesで良いようだ。
He protected himself fully with winter clothes.
He clothed himself well in winter apparel.
アパレルも衣服という意味がある。アパレル産業なんて日本語にも。
The winter garb was used to protect him from cold.

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問13.

忘れ物をしないように荷物は一か所に固めて置きなさい。
この固めてもsolidifyでないことは当然。一か所に保て→keepだ。
Keep your things together in one place so that you won't forget one of them.

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問14.

その船は一方に大きく傾いた。
ここでは、まず傾くという語を探さなければ。「傾ける」は他動詞、「傾く」は自動詞だ。
a.tilt=The table tilted suddenly, spilling all the drinks.
b.list=if a ship list, it leans to one side
c.lean=建物などが傾く、傾斜する
d.incline=傾ける
e.tip=レストランで食事して払うチップだが、leanの意味もある
The ship listed heavily to one side.
【類例】
Hold the tray so (that) it does't tip.
Grip the tray tightly so that it may stay level.
傾斜がない状態が、levelだ。技術英語では「平らな場所」は傾斜がないことで決してflat placeではない。Set the stereo set at a level location.とlevelを使うこと。

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問15.

女子学生がひと固まりになって歩いてくる。
The female students have grouped and are approaching.
「ひと固まりになって」は、すでにグループをなし終わっているので現在完了を使うこと。こちらに歩いてくるはapproachingが適切な語だ。

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問16.

彼は日本では十指に数えれる彫刻家であった。
十指なんていういい方は英語にあるのか。無いと思った方が安全でしょう。中国語ならありそうだが。少なくともfingerはない。
He was one of the best sculptors in Japan.
He is counted among the top (best) ten sculptors in Japan.

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問17.

7このリンゴうまいぜ。一口齧って見ろよ。
This apple is good. Have a bite.

数量表現を身に着けよう

問18.

封筒を2枚重ねてその中に写真を入れた。
One envelope was inserted into another and some photos were put in it.
封筒を2枚重ねるとは、一つの封筒にもう一つの封筒を入れたこと。

例文18.封筒を2枚重ねてその中に写真を入れた。
One envelope was inserted into another and some photos were put in it.

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問19.

彼は家に保険を掛けた。
He took out insurance on his house.
take out the insurance on~で「~に保険を掛ける」。当然その金額の処理も必要だ。
彼は自分の家に5千万円の保険を掛けた。
He took out the insurance for 50,000,000 yen on his house.
He insured his house for ¥50,000,000.
Our house is insured against fire for fifty thousand dollars.
保険がカバーするもの、つまり起きて欲しくないものにはagaist、保険金額にはfor, 保険会社はwith でつなぐ。

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問20.

彼の顔半分が物陰に隠れて見えなかった。
Half of his face was blocked from view.
His face was half blocked from view.

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問21.

各家庭から1000円ずつ寄付を集めた。
Each family donated ¥1,000 at our request.
We collected a donation of ¥1,000 from each family.
A donation of¥1,000 was collected from each family.
寄付するはdonateを使う。
   1.The old man donated his whole fortune to the university.(vi.)
   2.They used to donate to the Red Cross every year.(vi.)

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問22.

彼女はコーヒーに角砂糖を2つ入れた。
She put two sugar cubes in her coffee.
角砂糖を2つは、two sugar cubesと数えられる。スプーン2杯の砂糖なら、two spoonfuls of sugarとする。
She sweetened her coffee with two lumps of sugar.

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問23.

三角形には三つの角がある。
A triangle has three angles.
幾何の教科書なら次のような説明があるかも。
A triangle is a plane figure bounded by three sides having three angles.
【参考】
This angle is (measures) 45 degrees.
A 90 degree-angle is called a right angle.

数量表現を身に着けよう

問24.

菱形は四辺形の一つである。
The diamond shape is a kind of quadrangle.
四辺形の一つであるとせずに、~の一種であるとするとスマートになる。kind of ~の後は名詞の単数が来ることに注意だ。

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問25.

アメリカの国防省は建物が五角形なので通称「ペンタゴン」と呼ばれている。
The U.S.Department of Defense is generally reffered to as the "Pentagon," because the building in which it located has five sides.
~と呼ばれては、~is calledとなるが、~be reffered to~も使ってみたい単語だ。名詞のreference ともに是非あなたのポケットに。
The U.S.Department of Defense is often called the Pentagon from the shape of the building it occupies.

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問26.

会社は今年の採用人数を10人に限るつもりでいる。
The company is going to limit the number of employees (whom)it hires this year.
This year, this company will hire no more than 10 new employees.

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問27.

私は塀から3メートルは離れて歩いていました。
I was walking at least three meters away from the fence.
walk away from the fenceで塀から離れて歩いていた。その距離は単にaway の前におけばOKだ。 少なくともは、最低at leastとすれば良い。
【形容詞に数値を付け加える】
1.この川は深さ3mです。→This river is three meters deep.
2.私はあなたより5cm背が高い。→I am five centimeters taller than you.       =I am taller than you by five centimeters.

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問28.

塀のペンキ塗りで丸一日かかってしまった。
It took me an entire day to paint the fence.
ペンキを塗るはpaint(動詞)一語でOK。丸一日は、a whole day, an entire dayあるいはall day.
It took a whole day to get the fence painted.
これは自分が塗ったのではなくやってもらったような場合。
The painters were so slow that it took me an entire day to get the fence painted.
Painting the fence was an all-day job for me.
【してもらうの表現】
1.私はそれを直してもらった。→I had this repaired.
2.車の修理に4日もかかってしまった。→It took me four days to get my car repaired.

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問29.

その宝石が七色に輝いた。
The jewel sparkled with every color of the rainbow.
英語では虹の全色と考えるようだ。七色がどうかは知らないが。
輝くはglisten;shine;sparkle;glitter; radiant等があるが。
The glittering jewel seemed to radiate every color of the rainbow.
輝やいているglitteringは現在分詞。a sleeping bag「寝袋」のように動名詞ではない。

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問30.

私は階段の途中で彼にすれ違った。
I passed him.では、「すれ違った」のか「追い越した」のかは不明となってしまう。
このような不具合は、外国語を翻訳するときには必ずついて回る問題だ。例えば、英語のsisterでは姉か妹火は不明。日本語で「ワニ」とでていたらこれは、aligatorなのかcrocodileなのか判断しようがない。
I passed him on the stairs.
We(I and he) passed each other on the stairs.
こうすればすれ違ったことが明確になる。一方、追い越したのならovertakeを使って、
I overtook him on the stairs.
【階段やエスカレータに関する表現】
1.すいません。お先に行ってよろしいですか。→May I go ahead of you?
   米国では、エスカレータに乗るときは急ぐ人のために片側を開けておくのがマナー。
2.彼は階段を2段ずつ上った。→He went up the stairs two steps at a time.
3.彼は32段の階段を一気に上った。→He climbed the flight of 32 steps without stopping.
   階段はその一つ一つを段(step)、ひとつながりのものを条(flight)ということだそうです。
4.彼の家は4階建てだ。→His house is three stories high.
   階段はstairs だが、建物の階はstory.「小説ではない」。
   "How many stories is his house?" "It is three stories."    "How high is his house?" "It is four stories high."    "How many stories tall is his house?" "It is four stories high."    同様なことは、「彼の身長は何センチですか。」
      →"How many centimeters tall is he?" "He is ~"

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問31.

彼は父親に何百回となく小言をいわれたが全く気にしない。
百回ならa hundred timesだが、何百回ならhundreds of times とする。
「小言」も適当な語を見つけるのは難しい。a lectureはお説教という意味のある。大学などの講義もlectureというが。
気にしないも、he doesn't care at allとかhe doesn't worry about it at allとすればいいのでしょうが、「馬耳東風と聞き流す」とか「馬の耳に念仏」とかの感じを強調したい。英語にも「片耳から入って片耳から出ていく」といういい方がある。下記はその例。
His father lectured him hundreds of times, but he just let it go in one ear and out the other.
His father letured him hundreds of times. But it went in one ear and out the other.

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問32.

彼女は懸垂が一回もできないが、あなたは何回できますか。
体操の「懸垂」はchin-up。chinは顎で顎を鉄棒まで引き上げることだ。
"I'm doing push-ups right now."今腕立て伏せやってんだ。do too many sit-ups腹筋運動をやり過ぎる。ジムでも行ったときによく見てみると良いかもね。
Sh cannot do even a single chin-up. How many (chin-ups) can you do?

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問33.

半年も前から思いはアフリカに飛んでいる。
「思い」(あるいは「想い」の方が適切か。)は英語でも飛ぶことが出来るのだろうか。アフリカの上にあるということだろう。
My thoughts have been on Africa since six months ago.
他のことは考えられない。only Africaなのだ。only→nothing but~が使える。
My thoughts have been on nothing but Africa for six months now.

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問34.

保健所は市内の飲食店に抜き打ちで去年より厳しい検査を行った。
保健所は、the public health center、固有名詞とすればThe Public Healthe Departmentにしようか。飲食店はrestaurants だけでもいいか。「飲」にこだわればbarsも入れたいが、実際はどちらかはこの文では不明。
The Public Healthe Department conducted unannounced site inspection of the bars and restraurants in the city this year more strictly than (it did) last year.
The Public Healthe Department was more rigorous in its unnoticed inspections of city's restaurants than last year.

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問35.

私は期日より3日遅れて宿題を提出した。
期日はdue dateという。deadlineというのもある。提出するはsubmit。これはやや固い。正式書類の時に使われる。hand inやturn inが使われているようだ。
I handed in my homework three days after the due date.
I turned in my homework three days late
due dateがないが、3日遅れとなれば期日からに決まっている。

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問36.

表通りから一歩奥まったところにおいしいレストランがある。
おいしいは個人的な主観なのでgoodとしておくのが無難。「一歩」はone stepでないのは当然。a littleぐらいで十分だ。「奥まった」は「表通りからはずれたoff」の意味。
There is a good restaurant a little off the main street.

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問37.

試験の時は1つおきに座らされた。
「sit」は座る。では、「座らされた」は。「座らせる」という他動詞はない。使役動詞が必要になる。
We were made to sit on every other chair when we took the test.
When we took the test, we had to leave an empty seat between us.
【~おきに】
1.私は6時間おきに看護婦に体温を測ってもらった。→I had my temperture taken every six hours by the nurese.
2.5メートルおきに私は彼らを並ばせた。
       I put them on the line five meters apart.
       I put them on the line every five meters.
       I put them on the line at five-meter intervals.

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問38.

彼はコーヒーに砂糖を少し多めに入れて飲むのが習慣だ。
「習慣だ」→make it a rule toが慣用句か。
He makes it a rule to drink coffee with a little extra sugar in it.
He usually takes his coffee with a little extra sugar in it.
文の最後のin itを抜かすと、砂糖をペロペロと舐めながらコーヒーを飲むものと勘違いする人がいるかもしれない。

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問39.

彼は家賃を半年もためてしまったのでアパートを追い出された。
「追い出す」は、I kicked him out、つまり外へ蹴りだすだ。また、アパートからとすると、from the appartment となるけど、He was kicked out from his appartmetnとなるとout fromとしたこの前置詞の2つの繋がりがおかしくなる。そこで、from=out of として解消する。
家賃をためたのは、貯金を貯めるのとは訳が違う。当然saveではない。「rentを払わなかった」とすれば解決だ。
He was kicked out of his appartment because he hadn't paid his rent for six months.
He was evicted from his appartment because his rent was six months in arrears.
「evict」は法の力などによって人を追い出すこと。「in arrears」はビジネス用語で「滞っている」という意味。
Your account has been in arrears for several months. : 御社の勘定が数カ月滞っております。
①in arrears in the payment of =《be ~》~の支払いが滞っている
②in arrears of debt =《be ~》負債が残っている
③in arrears with one's taxes=《be ~》税金を滞納している

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問40.

二人だけで話したいので、しばらく遠慮してくれませんか。
The two of us want to talk. Would you please leave us alone? We call you when we need you.

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問41.

20年後の自分の姿を思い描いてみた。
I tried to imagin <自分の姿>、<>の部分は<どのように自分が見えるか>と具体的に考えるの英語的発想。できるだけ漢字を使わずに大和言葉で表現しようとする姿勢と一脈通じるものがある。<>の部分には文章(節)が来る。しかも疑問文だ。How will I look?
I tried to imagine how I would look in twenty years.
20年立ったら突然、蛹が蝶になるように変身できるわけじゃない。20年の間にという意味で前置詞はin twenty yearsとinになる。triedが過去なのでwill→wouldとなる(時制の一致)。

問42.

学校の備品にはSP何番というふうに番号が打ってある。
Numbers preceded by SP are printed on all school equipment.
具体的には学校の椅子にはSP101~SP200、黒板にはSP300~350なんて番号があるのでしょう。SPはschool propertyの頭文字のようです。「SPに先立たれた数字」ということだ。
【語彙;precede】
   1.彼は私の前の方に並んでいた。→He preceded me in line.
   2.彼は私より三人前に並んでいた。→He was three people ahead of me in line.ということは私と彼との間に2人べつの人がいる?

問43.

彼の内なる情熱は人一倍だ。
二倍なら×2で他の人より情熱が多いが、×1ではおんなじだ。日本語が変なのだ。いっそ、2倍だと言い切っても間違いではなさそうだが。
His passion inside him is far more than that of other average people.
He has far more passion inside him than that of ordinary people.
He has twice more passion inside him than other people around him.

問44.

上から5行目と下から行目に間違いがあると彼が言った。
There are errors found in the fifth line from the top and in the third (line) from the bottom.
「上から」「下から」は、
from the top及びfrom the bottomとすれば良い。
There is an error found in the fifth line from the top and (there is) another one (found)in the third (line) from the bottom.
上の2つの文で、後者は単数となっているのは何故か考えてください。another にanがつかないのはanother がan otherの省略形から進化したかららしい。

問45.

二つの暗号はぴったりと一致した。
The two codes matched perfectly.
The two codes were a complete match.

【語彙;match】
   1.彼女は英語ではまだ彼にかなわなかった。→She was not yet a match for him in English.
   1.このネクタイはあなたのストライプのワイシャツによく合うね。→This tie is a good match for your striped shirt.

問46.

早くひとり前になって両親を楽にしてあげなさい。
「一人前」なんていう語は探してもなさそう。
Hurry up and get yourself established so that you may make life easier for your parents.
Stand on your own feet as soon as you can to lighten your parents's burden.

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問47.

夏はどの季節に比べても野菜が早く傷む
Vegitables go bad more quickly in summer than in any other seasons.→Летом овощи портятся быстрее, чем в любое другое время года. / **野菜=овощи(複数)、/**портиться(アクセントはпо)=傷む、портить(不完了体)=台無しにする/ **любой=任意の、あらゆる
1.油は軽いから水に浮く。
    Oil floats on water as it is lighter than that. that=water→Масло легкое и плавает в воде. / **油=масло.→油很轻,漂浮在水中Yóu hěn qīng, piāofú zài shuǐzhōng。
2.彼女が以前ほど歌がうまくない。
    She doesn't sing as well as she used to sing.
   = Her singing is not what it used to (be).
   = She used to sing much better than she does now.

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問48.

高校生以上は大人料金だ。
「大人料金」は割引の無い料金ということだからfull fareとする。adult fare とは決してしないように。いかがわしいところと間違われてしまうかも。
High school students and older (people) (must) pay full fare.

問49.

この患者の状態は一刻を争う。
This patient needs immediate (medical) attention
【一刻を争う】
    これは一刻を争う問題だ。→There is no time to lose with this problem.
    =This problem must be solved immediately.

問50.

私は300メートル程後戻りした所で落とした時計を見つけた。
After backtraking about 300 meters. I found the watch which I had dropped.
I had retrace my steps about 300 meters before finding the watch I had dropped .
After going back about 300 meters. I found the watch which I had dropped.
I had gone back about 300 meters before finding the watch I had dropped.
後戻りするは、backtrack、retraceもあるがgo backでも十分意味が通る。

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問51.

子供たちは先生たちより両親との方が、より楽し気に遊んでいる。
The children seen to have a better time with their parents than with the teachers.
【seemと進行形と過去】
1.彼等は楽しく遊んでいるように見えた。
    They seemed to play happily.
    They seemed to be playing happily.
2.彼等は楽しく遊んでいたように見える。
    They seem to have played happily.
    They seem to have been playing happily.
不定詞の内容を過去にしたければto have ~edという完了の形が必要だ。

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問52.

何事も遊び半分ではいけない。
この英訳は難しい。「真剣でない限り何事もするな。」として初めて元の意味を確保できる。
Don't do anything unless you are serious about it.
【unless】
unlessは重要な接続詞(conjunction)だ。「~でないかぎり」いう場合に使う。
辞書では、unless=conj. used when one thing will only happen or be true as long as another thing happens or true.
ex. Milk quickly turns sour unless it's refregerated.「牛乳は冷凍されない限り腐る。」

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問52.

何事も遊び半分ではいけない。
この英訳は難しい。「真剣でない限り何事もするな。」として初めて元の意味を確保できる。
Don't do anything unless you are serious about it.
意味は同じだが、「およそやる価値のあることなら、きちんとやる価値がある。」と言ういい方にすれば、
If it is worth doing, it is worth doing right.
英作文は正解が沢山あるので、学校の授業にはなじみにくい面(先生が苦労する)があるのでしょう。

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問53.

彼は彼の叔父と同様に功を焦りすぎた。
He was too eager for success as his uncle.

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問54.

彼は彼の叔父と同様に功を焦りすぎた。
「焦りすぎる」、「働きすぎる」、「飲みすぎる」のように「~すぎる」というのをどう処理するかだ。副詞tooには「~すぎる」という意味がある。too big、too hot。"This T-shirt is too small for me." 、"It is too hot today for me to walk outside."、tooは形容詞ならいいが動詞にはつけられないので、work too much、drink too much、 "I drank too much last night."とする。
He was too eager for success as his uncle (was).
(was)はあってもなくても良い。ということはこの「as」は接続詞だ。間違っても前置詞だとは思わないこと。
He was too eager for success as I. →asが前置詞ならIではなくmeとなっているはずでしょう。

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問55.

それは私達にとって他の誰よりも手に汗握る試合だった。
「手に汗握る」こんな表現ネットで検索してもなかなか出てこないですね。White knuckleなんて言い方もあるようですが。keep ~on the edge of the seatというのがあるようだ。「思わず椅子から腰を浮かす」という感じ。
on the edge of one's seat →「椅子の端に座って」→「身を乗り出して」。
It was a game which kept us more on the edge of our seats than anbody eles.
We were kept more on the edge of our seats by the game than anbody else (was kept on the edge of his seat).
上の()内はthanが前置詞でなく接続詞であることを明確にする目的だつけた。

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問56.

一人で食事をする事ほど味気の無いことはない。
「~ほど~なものはない」は、nothingを主語にすれば解決する。
Nothing is more dreary than eating by yourself.
=Dining alone is the dreariest thing in the world.
Nothingを使わないと、論理的に最上級を使うことになる。
【参考】Nothingと最上級
   1.良い音楽を聴くことほど楽しいことはない。
   A.Nothing is more pleasant than hearing good music.
   B.Hearing good music is the best thing in the world.
   2.愛する人を持たぬことほど寂しいものはない。
   A.Nothing makes you more lonesome than having no one to love.
   B.Having dearest person makes you the least lonesome.

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問57.

食事と食事の間を今の2倍にあけなさい。
食事はmealにしましょう。eat between meals=間食するという句もあるので、meal は1回2回を数えられる名詞。可算名詞。間をintervalとすると、
Take the interval between meals twice as long as usual.みたいにするか。
Spread your meals twice as apart as you do now.
spread your mealsで食事の間隔をあけるとはチョット驚きだ。mealsと複数になっているのがポイントだね。spread beansでは豆をいっぱいに広げる感じだし。
Spread your meals twice as far apart as you do now.
全く別の表現で「double=vt.2倍にする」を使うのも良い。
Double your present time between meals.
as ~as の構文は「比較」の項も参考にされたい。

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問58.

彼女は社長の言葉を聞いて、自分の仲間に対してはついぞ見せたこともない愛想笑いをした。
「愛想笑い」としてはfake smileなんていうのもある。社交的な笑いなら。
She smiles more diplomatically at her boss's remark than (she smiled dipromatically) at her work fellow.
She smiled more diplomatically at her boss's remark than at her work follows.
She smiled more diplomatically at what her boss said to her than at her work follows.
Hearing what her boss said to her, she smiled more diplomatically than at her work fellow.

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問59.

私は不規則な彼の収入よりも私の収入に支出を合わせなければならなかった。
「よりも」は一見普通の比較と似ていて非なるもの。rather than~「~よりもむしろ~」みたいに二者択一を表わすときに使われる。AよりもBといっているので一種の比較ともいえないこともないが。
I had to adjust my expenditure to my income rather than to his irregular one(income).
この場合も、A=to my incomeとB=to his irregular one、BよりもAということだから、rather thanの後のtoは絶対に忘れてはならない。

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問60.

彼は私が食べる半分も食べませんね。
He doesn't eat even half as much as I do, does, he?
【語彙;half】
1.私はこの仕事をするのにもう半日は必要です。→I need half a day more to finish this work.、a half dayとhalf a dayのの違いは。前者はa half of dayの省略形。
2. 彼は私の年齢の半分です。→He is half as old as I am.
3. 仕事の半分は私の息子がやり、私が残りを仕上げた。
   →Half (of) the work was done by my son, and I finished the rest.

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問61.

あなたは物事を甘く考えすぎるきらいがある。
It seems that you don't take things as seriously as you should (take them seriously).
=You should take things more seriously (than you do now).
【as~as~should】
1. このタバコこそ本当のタバコの味だ。→This cigarette tastes as good as a cigarette should (taste). cf.tastes like a cigarette should
2. あなたはタイピストなんだから、プロらしくもっと間違わずに打って欲しい     You are a typist and should type as accurately as a professional should (type).
3. ネコのように歩きなさい。
    Walk as quietly as a cat (walk quietly=does) .

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問62.

彼は父が出るちょっと前に、彼女に部屋を出るように目で合図した。
「父が部屋を出る」よりも「目で合図」した方が時間的に前なので、過去完了形を用いる。ただし、beforeやafterがついている文章ではどちらが先か時間的順序は間違われ恐れはまずないので、あまり神経質になることは無いかもしれませんが。
He had made a sign to her wiht his eyes to leave the room a little before his father left the room.

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問63.

彼はつきあえばつきあうほど味の出るような人だった。
こういう文は一種の比例関係といえる。
1. He becomes more interesting.   ∝   2.I know him better.つまり1∝2
このようなときは、the 比較級、the 比較級の出番です。 The better I got to know him, the more he becomes interesting.
knowは知っているという継続を表す動詞なので「知る」という動作を表すためにget to knowとしている。
He becomes more and more interesting as I got to know him. 他に、比例的関係を示すには「as」を使って示す方法もある。
【the 比較級とasについてもう少し】
1.時間が経過するにつれて、人々はそれに興味を失っていった。
→As the time passed, people became less interested in it.
lessはmoreの反対。
2.良く働けば、それなりの報いはある。→As you work harder, you get more.
   =The harder you work, the more you get.
3.高速で運転すればするほど危険は大きくなる。
   →The faster you drive, the more you are exposed to danger.
   =As you drive faster, you are more exposed to danger.

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問64.

この古いセーターにはあの比較的新しいシャツよりも愛着がある。
いわゆる比較構文だ。まず2つの文を作る。
(1)I am attached to this old sweater. (2).I am attached to that comparatively new shirt.
この2つの文の共通の形容詞attachedで比較。attachedは過去分詞から作られた形容詞なので比較級はmoreをつけて作る。ダブったところは省略できる。
I am more attached to this old sweater than (I am attached) to this comparatively new shirt.
I am more attached to this old sweater than to this comparatively new shirt.
【語彙;attach→に取りつける、に付随する、愛着がある】
1.私は指示通り願書にホッチキスで写真をつけた。→I attached a photograph as instructed to application form with a staple.
ホッチキスはそれを開発したメーカーの社名Hotchikissのこと。開発された器具名はstapler。紙を止める小さな金具がstaple。
2.特権には義務が伴う。→Duty attached to the priviledge.
3.彼女は常に父思いであった。→She always very attached to her father.
4.これは中国人が母国に対する強い愛情を持っているからである。
   →This is because the Chinese have a strong attachment to their homeland.

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問65.

最初の3問にうまく答えられなかった彼女は、あとの2問はどんな風なものかと思った。
「~して、彼女は~」とすると、分詞構文を使える。
「思った」は、「~がどんなものか」と不安に思う気持ちを表しているので、thinkよりも、wonderとかanxious等と工夫しましょう。「~がどんなものか」は、受験している彼女の立場からは未来のことなのでwill の過去wouldを用いる。
Giving unsatisfactory answers to the first three questions, she wondered what the remaining two (questions) wouldl like.
Missing the first 3 questions, she was anxious about the remaining two would be look like.
【語彙;look like】
それはポケットに入りますか?→Is it small enough to put (to be put) in a pocket?
      =Is it so small that you can carry it in a pocket?
それじゃ、それはどんなものですか?→What does it look like? =What is it like?

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問66.

望遠鏡は目によく合わせないといけない。さもないとよく見えない。
こういう文では、主語を望遠鏡にすべきか、書かれていないけど人を表すyouとするか迷う。
A telescope should be well adjusted to your vision; otherwise you cannot see through it.
「良く見えない」→「良く見えるためには」と発想の転換をすれば、
For the best viewing, you should adjust your telescope to your vision.

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問67.

彼の姉が頑張って二人分の生活費を稼ぎ出さなかったら、彼はこれらの傑作を生みだせなかったでしょう。
この文を見て仮定法を使おうを思うでしょうか。彼の姉が頑張った(過去のこと)という事実に反する仮定をしているので仮定法の過去完了だ。
「生活費を稼ぐ」はmake a living、earn a livingというのがある。
If his sister had not struggled to earn a living for the two of them, he could not have produced these masterpieces.
withoutを使った言い方もできる。
Without his sister's struggle to earn a living for the two of them, he could not have produced these masterpiesces like these.
また、仮定法過去完了のスタイルで上の文を書き換えると、
Had it not been for his sister's struggle for a living of the two of them, he could not have produced these materpieces.
Had it not been for=If it had not been forの省略形。
仮定法を使わない場合
Only through his sister's struggle to earn them a living, he was unable to produce these masterpieces.
throughは by dint of=throughで置き換えられる。dintはくぼみとかへこみの意味だけど、「by dint of 」で「~の力によって」
Only by dint of his sister's struggle to earn them a living, he was unable to produce these masterpieces.

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比較してみよう

比較級について 同程度 n倍以上 nothing

比較級について

AとBを比較します。数学の記号では、A=B、A>B、A≧B、A=3B、A>5B等と色々な場合があります。数学の場合は数の大きさだけですが、言葉の世界では色々なものが比較されます。大きさ、美しさ、意地悪さ、激しさ等、必ずし計量できるものばかりではないでしょうが、程度を言葉で表すことはできます。程度を表す言葉には形容詞と副詞があります。
AはBより大きい。これは(1)A is large. (2)B is large.として、(1)と(2)を比較して、 A is lager than B is large.とできます。ダブっている部分を省略すると、A is larger than B.として良く知られた形になります。では、ここで問題です。
彼女は私よりも背が高い。は英語でどういいますか。
She is taller than (   ).
かっこの中は、Iですね。それではこの文でthanの品詞は何でしょう。前置詞というのは誤りですね。もし前置詞ならthanの後の代名詞はIではなく、目的格のmeになるはずです。文と文を繋ぐ接続詞ですね。学校でチャンと教えてくれてますか。
つまり、この文はShe is taller than I am tall.のダブったところを省略した形なのです。つまり比較文の基本形は、2つの文を比較してthanでつないでダブりを省略したものと理解しないといけないわけです。
私は彼が起きるよりも早く家をでた。 I left early the house. とHe got up early.を比較するわけですから、
I left the house earlier than he got up (early).とちゃんと比較の文ができます。
彼女は私よりも速く走る。はどうでしょう。
今度は、She runs fast.で「速く」はrunを修飾する副詞です。副詞も当然比較の対象になり、
She runs faster than I (run fast).とできます。
比較してみよう
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同程度

A=Bの場合です。AはBと同じくらい大きい。これは(1)A is large. (2)B is large.として、(1)と(2)を比較して、今度は、A is as large as B (is large).となります。比べられる形容詞(句や節も含む)をasとas でサンドイッチするわけです。これでA=Bの関係が表せます。この否定は当然A≠Bとなるはず。ところが、She is as tall as he.を否定文にする問題では、She is not so tall as he.と学校英語では教えられるわけです。「彼女と彼の背は同じくらいだ。」を否定すれば「彼女と彼の背は異なる」で、彼女の方がずっと大きい場合も含まれるはずです。She is not so tall as he.では、「彼女は彼程背が高くない。」だから背が低いわけで、She is as tall as he.の否定ではないわけです。一見常識的に正しいように見えることもしっかりと論理的に考えると間違いであることもあるわけです。
Ex.1. 私は彼女よりも2倍に時間をかけ、かつ2倍も一生懸命ピアノを練習したが、今でも彼女ほど上手に弾けない。 これも2つの文を作って丁寧にやってみよう。
    I practiced the piano longer and hard. She praciticed ~.
    I practiced the piano twice as long and hard as she did. However, I still cannot play it so well as she can.
これでA=BならぬA=2Bの表現ができるようになった。
Ex.2. 私は彼女より2倍の本を持っている。     I have many books. She has many books.
    I have twice as many books as she does (has).
Ex.3. この図書館は私の1000倍の本を有している。     This library has one thausand times as many books as I do.
これでA=1000Bが表せる。
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n倍以上

A=nBの次は、A>nBとなった場合。
Ex.1.この病院はあの病院の3倍以上の大きさがある。
「大きさがある」なんていわずに単に「大きい」で十分でしょう。他人から英訳を頼まれた場合などどうしても依頼者の意向に忠実にと考えると日本語の妙なところにもこだわってしまいます。
    This hospital is large. That hospital is also large.
    This hospital is larger than that one (hospital) is .
    This hospital is three times as large as that one is .
    This hospital is more than three times as large as that one.
第4文は、第3文にmore thanを入れただけ。larger than とするとlargeがダブるから。
    This hospital is more than three times the size of that one.
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【練習】
Ex.1.この車はあの車より5倍重たい。
   This car is 5 times as heavy as that one.
Ex.2.この川hあの川の2.5倍の深さがある。
   This river is 2.5 times as deep as that one.
      これは本当かどうか筆者は確認はしていません。

【比較級によるn倍】
Iam twice as tall as you.
   I am twice taller than you.
これは便利だ。「僕は君の100倍金持ちだ。」なら、I am hudred times richer than you.
比較級はだいたいマスターできたと思う。後は等号を含むか含まないかの処理だ。

【「未満」「以下」「以上」】

科学や技術に関する文章では、境界値を含むか含まないかは大変重要な問題だ。
3以上といえば3は含む。X is greater than or equal to 3.
5未満ではない→5以上;X is not less than 5. =X is greater than or equal to 5.
4以下なら、X is less than or equal to 4.=X is not greater than 4.
5未満→less than 5、under 5、below 5、いづれも5は含まない。
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nothing

何もないものと比較する。当然比較される相手は一番になれる。
例文1.学生にとって勉強することほど大切なことはない。
Nothing is more important for the students than to study.
だからNothingを使わなければ最上級で表わすことが可能だ。
For the students to study is the most important thing.
It is the most important thing for the student to study hard.

例文2. この世では愛が一番尊い。
Love is the most precious in this world.
で良いが、Nothingを使って比較級で表わすことも可能だ。
Nothing is more precious than love in the world.

例文3. 私の知っている限りでは彼ほど勉強する人はいない。
人なのでNothingでなく、No oneですが、いくつかに言い方がある。
    No one studies (1)as he does.     No one studies (2)harder than he does.     No one studies (3)more than he does.     No one studies (4)as much (hard) as he does. 上の4つの文に、「私の知っている限りでは「as far as I know」を付け加えれば良いのですが、 関係代名詞を用いてもっと簡単にする方法がある。
No one whom I know studies harder than he does.
No one that I know studies harder than he does.

例文4. その証拠ほど彼女に有利なものはなかった。
Nothing was more advantageous to her than the evidence.
で良いが、Nothingを使って比較級で表わすことも可能だ。
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関係代名詞は怖くない

英語の修飾語には、2種類ある。これは英語に限らずたいていの言語でそうであろう。名詞を修飾するのが形容詞、動詞を修飾するのが副詞だ。副詞は形容詞や副詞も修飾するが。
さて、形容詞は名詞を修飾する。この時、形容詞は名詞の前に置かれるか、後ろに置かれるか2つに1つだが、この位置は言語によって皆異なっている。「赤い花」「red flower」「fleur rouge」例えば、日本語では必ず前から、フランス語なら必ず後ろから、英語の場合は、短い1単語の形容詞は前から修飾するのに、形容詞句や形容詞節では後ろに長々と続けることが可能だ。だから、日本語では最後まで読まないと形容される本体が分からないが、英語では先に形容される本体が現れるので文が明確になりやすい利点もある。

例題1. 例題2. 例題3. 例題4. 例題5. 例題6. 例題7. 例題8. 例題9. 例題10.
例題11. 例題12. 例題13. 例題14. 例題15. 例題16. 例題17. 例題18. 例題19. 例題20.
例題21. 例題22. 例題23. 例題24. 例題25. 例題26. 例題27. 例題28. 例題29. 例題30.
例題31. 例題32. 例題33. 例題34. 例題35. 例題36. 例題37. 例題38. 例題39. 例題40.
例題41. 例題42. 例題43. 例題44. 例題45. 例題46. 例題47. 例題48. 例題49. 例題50.
例題51. 例題52. 例題53. 例題54. 例題55. 例題56. 例題57. 例題58. 例題59. 例題60.
例題61. 例題62. 例題63. 例題64. 例題65. 例題66. 例題67. 例題68. 例題69. 例題70.
例題71. 例題72. 例題73. 例題74. 例題75. 例題76. 例題77. 例題78. 例題79. 例題80.

例題1.

「皆にとって大変有益な本」
この文は、関係代名詞などなくてもa very useful book for everyoneとできる。でも、{本→それは皆にとって有益だ}とすれば、
a book→it is very useful for everyone.となり、代名詞itはa bookを指すので、これをwhichにかえて、
a book which is very useful for everyone とすれば、関係代名詞による修飾は出来上がりだ。
このように見た時、関係代名詞whichには次の3つの使い方がある。
      形容される名詞→①{すなわち、それは云々}
      形容される名詞→②{すなわち、それを云々}
      形容される名詞→③{すなわち、それ+前置詞}
皆にとって大変有益な本→Очень полезная книга для всех→每个人都非常有用的书
この程度の文なら関係代名詞は必要ない。しかし、ロシア語にだって関係代名詞はあるんだけど。
*полезный=役に立つ、дляは前置詞で生格を取る。
英語が母国語でない人にとって有益な本。→Полезная книга для людей, которые не говорят по-английски.→A useful book for people who do not speak English.

関係代名詞は怖くない
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例題2.

「どんな温度変化も見逃さないセンサー」
これは、①のタイプであることは分かる。すなわち、
a sensor→{すなわち、それはどんな温度変化も見逃しません}
a sensor which is sensitive to any temperature change→датчик, который чувствителен к любому изменению температуры / **датчик=sensor
→どんな温度にも敏感なセンサー→Sensor sensitive to any temperature→Датчик чувствителен к любой температуре
Sensor sensitive to any temperatureは、前の答えの"which is"が省略された形と考えることもできるし、名詞の後から形容詞が句を伴って修飾していると考えても良い。

関係代名詞は怖くない
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例題3.

「お肌を美しく、かつ柔らかく保つクリーム」
cream which keeps your skin beautiful and soft
shiny、creamy、wet、flexibleまあ、美容に関する形容詞は難しい。
お肌を美しく、かつ柔らかく保つクリーム→крем для поддержания красивой и мягкой кожи→お肌を美しく柔らかく保つクリーム
*肌→кожа、крем=クリーム、поддержания=維持する、維持する=Поддерживать
お肌を美しく、かつ柔らかく保つクリーム→cream which keeps your skin beautiful and soft→保持皮肤美丽柔软的乳霜Bǎochí pífū měilì róuruǎn de rǔ shuāng
*保持Bǎochí=保つ、皮肤Pífū=肌、乳霜Rǔ shuāng=クリーム

関係代名詞は怖くない
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例題4.

「4年ごとに違った国で開催されるオリンピック」
The Olympic Games which are held every four years in different countries. / なお、every four years =every fourth year
→олимпийские игры будут проводиться в разных странах каждые 4 года
→奥运会每4年在不同国家举办一次.Àoyùnhuì měi 4 nián zài bùtóng guójiā jǔbàn yīcì
*игры=ゲーム、проводиться=開催される
*奥运会Àoyùnhuì=オリンピック大会
4年毎に違った国で開催される万国博覧会→World Expo held in different countries every 4 years →World Expo проводится в разных странах каждые 4 года→世博会每四年在不同国家举办一次 Shìbóhuì měi sì nián zài bùtóng guójiā jǔbàn yīcì
World Expo held in different countries every 4 years→4年ごとに世界各国で開催される万博
→World Expo which is held in different countriy every four years / 異なった国では単数か複数か。こういうところは大変悩ましい問題だ。
3年毎に半数が改選される参議院議員→House of Councilors, half of whom are re-elected every three years→参議院議員、その半数は3年ごとに再選される
日本語や中国語は修飾語句は必ず前から、でも西欧の言語は先に名詞をバンと出して後ろからしっかり説明する。

関係代名詞は怖くない
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例題5.

「衆議院において激論の末通過した法案」
これも「法案」→「衆議院において激論の末通過させられた」で①タイプ。
A bill which has been passed after a heated argument at the House of Representatives.
→下院で激しい議論の後に可決された法案。 / 現在完了の受け身が使われている。
衆議院において激論の末通過した法案→The bill passed through the controversy in the House of Representatives→Билл окончил пик в палате представителей
*衆議院=палата представителей、
*представитель=代表者
**衆議院と参議院→House of Representatives and House of Councilors→Палата представителей и Палата советников→
**палата=議会、議院、**советник=助言者、忠告者、советは助言、忠告の意味からソ連の立法・行政機関、いわゆるソビエトだ。中国は2院制でないので相当する言葉はない。众议院 Zhòngyìyuànは衆議院の簡体字表記。

関係代名詞は怖くない
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例題6.

「私が毎晩深夜すぎまで眠れない家の前の道路を通る車の騒音」
「騒音」に対して長い修飾がついている。まずは関係代名詞を使わなくてもいい部分を先に取り出してしまうのが速い。つまり、the traffic noise on the road in front of my houseとして、残りはは関係代名詞の仕事だ。「騒音」→「すなわち、それは眠りの邪魔をする」としてwhichが主語のタイプ①にしてしまうと良い。「prevent 人 from ~ing」→誰それが○○するのを邪魔するの意味。
The trafic noise on the road in front of my house which prevents me from sleeping until midnight every night. 先行詞noise と関係詞whichの間に前置詞句が入り込んで離れているので要注意だ。
以下はGoogleの翻訳例→The noise of the car passing the road in front of the house I can not sleep until midnight every night→私は毎晩真夜中まで眠ることができない家の前で道路を通過する車の騒音
「私は」を「私が」に直せば日本語としては正しいものになる。ただ、この英文では"I can not sleep ~"の前に関係代名詞が省略されているようだ。その先行詞は随分離れているが、文の先頭の"the noise"しかないはずだ。"the noise"と修飾節"I can not sleep ~"の関係は? 「すなわち、そのノイズのために」→for whichが省略されていると見做せるようだ。でも、そこまで分かったうえでの作文だろうか。その点、最初の英訳は良く出来ている。

関係代名詞は怖くない
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例題7.

「新聞の広告に毎週一度は出る薬とそれらに大変深い興味を持つ人達」
この文は修飾される対象が2つ薬と人たちだ。関係代名詞も2つ必要だ。
Medicines which are advertised in the newspapers once every week at least and the people who are interested in them very much.
先行詞が人(人々)で関係代名詞が主語の時は、whichの代わりにwhoが用いられる。
→Drugs that appear in newspaper advertisements once a week and people who are very interested in them
→Наркотики, которые появляются в газетной рекламе раз в неделю, и люди, которые очень заинтересованы в них
**薬=лекарство、 медикамент、

関係代名詞は怖くない
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例題8.

「私の家の近所の工場で起きたものすごい爆発事故と、たまたまそこを通りかかってけがをした人々」
この文も修飾される対象が2つ、爆発事故と人々だ。関係代名詞も2つ必要だ。
A terrible explosion which took place at a factory near my house and the people who happened to pass and were injured.
先行詞が人(人々)で関係代名詞が主語の時は、whichの代わりにwhoが用いられる。
たまたまそこを通りががった人を怪我をさせた私の家の近所で起きたものすごい爆発事故→A huge explosion happened in the vicinity of my house that injured a person who happened to pass by there

関係代名詞は怖くない
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例題9.

「武田さんが先日、盗難予防につけた鍵」
これは、「鍵」→「すなわち、●さんがそれを盗難予防に着けた」で②タイプ。
鍵は、keyとはしてはいけない。錠前という意味のlockが正解だ。日本語の鍵という言葉は曖昧だ。しかし、英語ではkeyとlockは全く別物。盗難防止に着けるのがlockで、それを開けるのがkeyだ。
A lock which Mr. Takeda installed the other day to prevent theft.
to prevent theftは、「~するために」とする不定詞の副詞的用法だ。
to prevent theft=as a prevention against theftともできる。
A lock which Mr. Takeda installed the other day to prevent theft.→先日、武田さんが盗難防止のために設置した鍵→Замок, который мистер Такеда на днях установил, чтобы предотвратить кражу. / **замок=錠、南京錠、на днях=the other day、кражу=theft

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例題10.

「私がコーヒーよりもはるかに大好きなお茶」
「お茶」→「すなわち、それを私が大好きな」となって、②タイプ。
Green tea which I like much better than coffee.
→Зелёный чай, который мне нравится намного лучше, чем кофе. / **намного=副詞;(比較級と伴に)ずっと、遥かに

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例題11.

「私が捕まえて自分の体に引き寄せた少年」
これも②タイプ。whomは関係代名詞の節の中で目的語になっている。
A boy whom I caught and pulled agaist me.
体に密着させるように引き寄せる場合にpull agaistを使うとようようだ。

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例題12.

「彼が長い間手に入れようと思ってM市中を探し回った1冊の本」
これも②タイプ。whichは関係代名詞の節の中で目的語になっている。
A book which he has long wanted to get and (has) tried to find throughout M city.
→A book that he sought around the M city for a long time→Книга, которую он долго искал по городу М / **искать(不完了体)=探す

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例題13.

「彼がテレビで昨日見たと言い張る韓流喜劇ドラマ」
これも②タイプ。whichは関係代名詞の節の中で目的語になっている。
A Korean comedy drama which he insisted he had seen on TV yesterday.

「昨日見た」ならwhich he saw yesterdayだけど、言い張った時点ではすでに見ていたということで過去完了形を使う。「過去より古い過去完了」の例だ。
A Korean comedy drama which he insisted he had seen on TV yesterday.→彼が昨日テレビで見たと主張した韓国のコメディドラマ→Корейская комедийная драма, которую он настоял, которую он видел вчера по телевизору. / **настоять(完了体)=主張する、настаивать(不完了体)

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例題14.

「湿気におかされた跡がないかと彼らが注意して調べた家」
これも②タイプ。whichは関係代名詞の目的格。
A house which they inspected carefully for traces of dummp.
湿気におかされた跡がないかと彼らが注意して調べた家→The house they carefully checked for signs of dampness→В доме они тщательно проверены на наличие признаков сырости
**сырость(女性名詞)=湿気、**признак=兆候(アクセントは先頭)、**тщательный=(形容詞)綿密な、**проверить(完了体)、 проверять(不完了体)=調べる、検査する、**наличие=(中性名詞)存在、出席

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例題15.

例題15.「プリズムが色々な色に分解する太陽の光」
これも②タイプ。whichは関係代名詞の目的格。
The sunlight which a prism decomposes ( ) into its various colors. decomposeされるものが( )の中のもので、それがwhich=sunlight (先行詞)という構造だ。
プリズムが色々な色に分解する太陽の光→The light of the sun that the prism separates into various colors→Свет солнца, который разделяет призма на разные цвета
色々な色→различные цвета
→棱镜分离成各种颜色的太阳光 Léngjìng fēnlí chéng gè zhǒng yánsè de tàiyáng guāng

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例題16.

「理科の先生がクラス全員に説明した重力の原理」
これも②タイプ。whichは関係代名詞の目的格。
The principles of gravity which our science teacher explained to the whole class.
→Principles of gravity explained to the whole class by science teachers
→Принципы гравитации объяснили всему классу учителя естествознания / 重力の原理=принципы гравитации
→重力原理由科学教师向全班讲解 Zhònglì yuán lǐyóu kēxué jiàoshī xiàng quán bān jiǎngjiě

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例題17.

「そのコックが塩と胡椒で味をつけたタイ料理」
これも②タイプ。「タイ料理」→「すなわち、●がそれに味をつけた」
英語の他動詞が目的語を取るときに日本語にすると、「それを」「それに」「それと」「それへ」などと助詞が変わることがある。いずれにしろ「他動詞の目的語」=「whcih」=「先行詞」の関係があれば、すべて目的格②タイプだ。
The Thai food which the cook spiced with salt and pepper.
→料理人が塩とコショウで味付けしたタイ料理→Тайская еда, которую повар приправил солью и перцем / **повар=コック、料理人(男)、塩=соль、胡椒=перец

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例題18.

「私が彼女と恋に落ちた冬の札幌」
これが③のタイプだ。「Sapporo in winter」→「すなわち、私が彼女と恋に落ちた」
関係節のほうは、主語も目的語もチャンとそろっている。このような場合、whichの前に前置詞を置いて前置詞がwhich =先行詞とつながるようにする。
Sapporo in winter in which I fell in love with her.
Sapporo in winter where I fell in love wiht her.とすれば、whereは関係副詞だ。
私が彼女と恋に落ちた冬の札幌→Winter Sapporo where I fell in love with her→Зимний Саппоро, где я влюбился в неё /**влюбиться(完了体)=惚れ込む、恋慕する、夢中になる
→冬天札幌,我爱上了她 Dōngtiān zháhuǎng, wǒ ài shàngle tā

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例題19.

「彼らが泳いで渡った200m巾の川」
これも③のタイプ。「200m巾の川」→「すなわち、それを彼らがらが泳いで渡った」
「それを」と書けば目的語のようだが、自動詞+前置詞は他動詞と同じ働きをするのでつじつまは合う。
A two-hundred-meter-wide river across which they swam.
A river of two-hundred-meter-wide which they swam across.とすれば、②タイプとみなすこともできるか。
彼らが泳いで渡った200m巾の川→200m wide river that they swam across→Река шириной 200 м, по которой они плавали
→他们游过200米宽的河流 Tāmen yóuguò 200 mǐ kuān de héliú
ロシア語のпо которойは英語の"across which"に対応する。которойはкоторыйが辞書の形で、格は前置詞(この場合はпо)、性は先行詞(この場合はрекаで女性)となっている。

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例題20.

「水が沸騰し始める温度」
The temperature at which water begins to boil
簡単に言えばthe boiling point of waterだ。
水が沸騰し始める温度→Temperature at which water starts to boil→Температура, при которой вода начинает кипеть→水开始沸腾的温度 Shuǐ kāishǐ fèiténg de wēndù
**при которой=at which

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例題21.

「私たちがともに遊んだ木の下」
The tree under which we used to play together

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例題22.

「彼女が仕事をどんどん進めるように激励された上役」
Her superior by whom she was encouraged in her work.
or / Her superior by whom she was encouraged to do more work.
次の英文はGoogle翻訳の結果。上の英語とは意味が変わってしまった。
彼女が仕事をどんどん進めるように激励された上役→An executive who has been encouraged to move her work→彼女の仕事を動かすように奨励されているエグゼクティブ
この例文は、by whomを使うように考えられた日本文。だから題意では激励したのが上司で激励されたのが彼女だ。ところがAIは上司が会社のもっと上の方から激励されていると解釈したのだろう。確かにこの日本語はそのようにも考え得る。このようなときは、一度翻訳したものを今度は逆に戻して見ると分かる。実際にはなかなか元の文には戻らないことが分かると思う。
彼女が仕事をどんどん進めるように激励してくれた上役→An executive who encouraged her to move on with her work / このようにすれば立派に意味の通じる文となる。

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例題23.

「姉が看護婦をやっている少年」
A boy whose sister is a nurse

whoseは所有を表す関係代名詞だ。③のof whichの変形とも見ることができるだろう。
→Boy whose sister is doing a nurse→Мальчик, чья сестра делает медсестру
**чьяは所有代名詞"чей"の女性形(сестраが女性だから)、чей(男性)→ чьё(中性)、 чья(女性)、 чьи(複数)とややこしい。
「赤い表紙を持った本」
A book of which cover is red. 赤い表紙を持った本→book with red cover→Книга с красной обложкой / 前置詞withを使えば関係代名詞は不要だ(ロシア語も同じ)。**表紙=обложка

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例題24.

「日曜日はゴルフに出かける夫の妻」
「妻」→「その妻の夫は…」で、まさに所有を表わす関係代名詞の出番だ。
A wife whose husband goes out to play golf every Sunday
→Жена, муж которой каждое воскресенье играет в гольф

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例題25.

「私たちが名も知らぬ木」
「木」→「すなわち、それの名前は…知らない」で、まさに所有を表わす関係代名詞の出番だ。
A tree whose name we don't know.
→Дерево, имя которого мы не знаем
ロシア語にはwhoseに相当する言い方が無く、the name of whichと言う言い方になっている。A tree the name of which we don't know.

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例題26.

「私が大好きな歌の歌手」
「歌手」→「すなわち、それ(その人の)の歌を私が大好き」で、まさに所有を表わす関係代名詞。
A singer whose songs I like very much.
→Певица, чьи песни мне очень нравятся
**歌手=певец(男性)、 певица(女性)

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例題27.

「私が決して名前を忘れることができない先生」
「先生」→「すなわち、その人の名前云々」で、所有を表わす関係代名詞。
A teacher whose name I can never forget.
→Учитель, чьё имя я никогда не забуду

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例題28.

徳山さんはロシア語が正しく書ける女の子を一人知っています
「女の子」→「すなわちその子は、…正しく書ける」で、主格(主語となる)関係代名詞が必要だ。
Mr. Tokuyama knows a girl who can write correct Russian.
→Мистер Токуяма знает девушку, которая умеет правильно писать по-русски.

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例題29.

これは昨日出来上がった報告書だ。

Google翻訳では、下記の通り。なんで勝手に"I"を付けてしまうのか。 This is the report I made yesterday.
→This is the report which has been just finished yesterday. / ならどうでしょう。→これは昨日完成したばかりのレポートです。→This is a report just finished yesterday. / レポートのことが話題になっているとしたら"a report"ではなく"the report"の方が良さそうだ。
→Это отчет только что закончил вчера. / **отчёт=報告、報告書
这是昨天刚刚结束的一份报告。 Zhè shì zuótiān gānggāng jiéshù de yī fèn bàogào.

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例題30.

これは彼が昨夜タイプした手紙です。
「手紙」→「すなわちそれを、彼がタイプした」で、目的格の関係代名詞だ。
This is a letter which he typed last night.
This is a letter which was typed by someone last night.
誰がタイプしたか分からないときは、受け身にしてby someoneも省略しよう。
これは昨夜タイプされた手紙です。→This is a letter (which is)typed last night.→Это письмо напечатано прошлой ночью.
**напечатать(完了形)→печатать=印刷する、タイプする。
誰が作ったが分からないときは、受け身にしてby someoneも省略できる。

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例題31.

そこの木の下で寝ている大きなゴリラは太郎です。
「大きなゴリラ」→「すなわちそれは、木の下で眠っている」で、主格の関係代名詞だ。
The big gorilla who is sleeping under the tree there is Taro.
動物の場合は、人と同じくwhichでなくwhoを使うことが多い。ましてやゴリラは人と遺伝子も数%しか違わないヒト科の生き物、whoを使うのは常識だ。
→The big gorilla sleeping under the tree there is Taro. / "who is"は省略可能で現在分詞がそのままつく。
→Большая горилла, спящая под деревом, - это Таро.

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例題32.

その先生には名前が”すずめ”と”ひばり”という二人の娘がいます。
The teacher has two daughters whose names are Suzume and Hibari.
二人の娘を所有格の関係代名詞(名前を先行詞として)で修飾している。

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例題33.

あれが私が今飼っている猫です。名前はソフィーです。
「ネコ」→「すなわちそれを、私が今飼っている」で、目的格の関係代名詞だ。
This is the cat which I keep now. Her name is Sophie.
だけと、ペットなら人間扱いとして、whomとなるところ。でも、目的格の関係代名詞はたいていは省略されてしまいます。実際の会話でもwhomなんて聞くことめったにないものね。
This is the cat I keep now. Her name is Sophie.
あれが私が今飼っている猫です。名前はソフィーです。→That is the cat I have now owned. The name is Sophie.→Это тот кот, которым я сейчас владею. Зовут Софи.
**владеть(不完了体)=支配する

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例題34.

これが彼が手紙を書いたペンです。
「ペン」→「すなわち、それで書いた」。前置詞付きの目的格の関係代名詞。 This is a pen with which he wrote the letter.
→Вот ручка, он написал письмо.→这是他写了一封信的笔。
関係代名詞につく前置詞の選び方がポイントだ。

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例題35.

これが彼が勉強した机です。
「机」→「すなわち、その上??で勉強した」。前置詞はat。onにすると机の上に座っているみたいだ。
This is the desk at which he studied.
関係代名詞につく前置詞の選び方がポイントだ。

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例題36.

冬はスキーができる季節です。
「Winter is a season」→「すなわち、その中でスキーができる」。
Winter is season in which ski can be enjoyed.
→Winter is the season when you can ski. / "in which"は"when"で置き換えることが出来る。これを関係副詞という。
→Зима это сезон, когда можно кататься на лыжах. / **スキーをする=Кататься на лыжах

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例題37.

先生が私にした質問は難しかった。
「質問」→「すなわち、それを先生が私にした」。
The question which the teacher asked me was hard.
The question the teacher asked me was difficult.
whichは省略した方が会話では自然だ。
The question the teacher asked me was difficult.→Вопрос, который задал мне учитель, был сложным. / **задать (完了体)、задавать(不完了体)=課する、与える
→老师问我的问题很难。

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例題38.

昨夜見たテレビは私にとって大変役に立た。
「テレビ番組」→「すなわち、それを昨夜私が見た」→「was useful for me」。という枠組み。
The TV program (which) I saw last night was very useful to me.

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例題39.

彼女が属しているクラブはカーリング部です。
中学英語でも、She belongs to curling club.とできる。「クラブ」→「すなわち、それに彼女が属している」belongだけでは自動詞なので前置詞が必要だ。
The club to which she belongs is curling club. →The club to which she belongs is the curling club.→Клуб, к которому она принадлежит, - клуб керлинга. / カーリング=керлинг(ケルリーンク)、принадлежать(不完了体)=~の所属である。「~に属する」で所属の先は前置詞"к"の後に与格で表わす。belong to と良く似ている。

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例題40.

これは彼女が髪をとかした櫛です。
「櫛」→「すなわち、これで彼女が髪をとかした」で、with whichと分かる。
This is a comb with which she combed her hair.
髪をとかすのに用いた櫛です。とすれば、useが他動詞なので、目的語を取ることができて、
This is a comb which she used to comb her hair. / This is a comb which she used for combing her her hair.
目的格のwhich(前置詞不要)でつなぐことが可能になる。
→This is the comb she combed her hair. / これはcombを「櫛で梳かす」を他動詞と見たのか。文法的には少し変な気がするが。
→Это расчёска, она расчёсывала свои волосы.

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例題41.

これが自分たちは医者であると言っていたグループです。
「グループ」→「すなわち彼らは言っていた」→「that自分達h医者だ」
This is the group who said that they were doctors.
→Это группа, которая сказала, что они врачи.

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例題42.

先生は生徒に将来役に立つ助言を与えた。
The teacher gave his students a piece of advice which would be helpfult to them in the near future. →先生は生徒たちに近いうちに助けになるようなアドバイスをしました。
→Учитель дал своим ученикам совет, который поможет им в ближайшем будущем.

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例題43.

私たちが散歩した海岸は当時はとても暗かった。
The shore along which we took a walk was very dark at that time.

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例題44.

言葉は私達が意思を伝えるために用いる最も重要な方法です。
「重要な方法」→「すなわち、それで意思を伝える」前置詞+which
Language is the most important way that we use for communication.
→Words are the most important way we use to communicate our intentions. / 言葉をlanguageとするかwordsとするかはちょっと悩ましい所か。
最も重要な方法みたいに最上級がついている時は、whichの代わりにthatを用いるのがルールとなる。でも、thatは最上級でなくても普通に使える。
言語は私達が意思を伝えるために用いる最も重要な方法です。→Language is the most important way we use to communicate our intentions.
→Язык является наиболее важным способом, которым мы используем, чтобы сообщить о наших намерениях.
Words are the most important way we use to communicate our intentions.→Слова - самый важный способ, которым мы используем, чтобы сообщить о наших намерениях.
**способ(スポーサブ)=方法、手段、**сообщить(完)=伝える、**намерение=意向、目論見、考え、**используем→использовать=利用する

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例題45.

例文61.これは私が今までに見た一番小さい飛行機です。
This is the samllest airplane that I have ever seen.
形容詞の最上級が使われているのでthatを使ってそれを強めている。

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例題46.

例文62.彼こそ日本の生んだもっとも偉大な科学者です。
He is the very greatest scientist that Japan has ever produced.

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例題47.

このような寒い冬は聞いたことがない。
This is the coldest winter that I have ever experienced.
This is the coldest winter that I have ever experienced. →Это самая холодная зима, которую я когда-либо испытывал. / **когда-либо=когда-ниибудь=副詞;いつか、**испытать(完了体、アクセントは"а")、испытывать(不完了体、アクセントは最初の"ы")=経験する、体験する、味わう

関係代名詞は怖くない
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例題48.

こんな難しい問題は初めてです。
This is the most difficult problem that I have ever known.→これは私が今まで知っていた最も難しい問題です。
「こんな難しい問題は初めてです。」を文字通り訳せば→Such a difficult problem is the first time.→Такая сложная проблема в первый раз.

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例題49.

彼女は私が教えた中で最もかしこい少女の一人です。
She is one of the most brightest girls that I have ever taught.
関係代名詞thatの《問題》
5つの “that” のなかで「関係代名詞」はどれでしょう?とても面白い問題だ。
She said that that that that that boy used was wrong.
「彼女は、あの少年が使ったあの “that” は間違っていると言った」
答えは、4つ目のthatだ。1番目は接続詞のthat、つまりshe said that (--)。2、3番目でthat that あのthat、5番目はthat boy あの少年だ。

関係代名詞は怖くない
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例題50.

これが私の欲しいものです。
This is what I want.
「もの」とか「こと」とかを表すのkで、先行詞がいらずとても便利な表現だ。これも関係代名詞と呼んでいる。
whatは疑問詞の場合もあるのでしっかり使い分けましょう。
私は何が何だか分からなかった。→I did not know what it was.→Я не знал, что это было.
なんだか日本文と少し違うような気がするが。
これが私の欲しいものです。→This is what I want.→Это то, что я хочу.
それが彼の総てだ。→That's all of him.→Это все его.
これが私が探していたものだ。→This is what I was looking for.→Это то, что я искал.

関係代名詞は怖くない
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例題51.

私は彼の信じることを信じます。
I believe what he believe.
→I believe in what he believes.→Я верю в то, что он верит.
"believe in "の"in"は必要なのだろう。ロシア語にも"в=in"がある。
→我相信他的信仰 Wǒ xiāngxìn tā de xìnyǎng。

関係代名詞は怖くない
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例題52.

あんたが昨日買ったものを言いなさい。
Tell me what you bought yesterday.
→告诉我你昨天买的东西。→Скажи мне, что ты купил вчера.
「あなたが昨日何を買ったか言いなさい。」と考えれば単なる疑問詞で関係代名詞とは言えない。
彼が言うとおりにやりなさい。→Do as he says.→Делай, как он говорит.

関係代名詞は怖くない
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例題53.

お願いしたことやってくれましたか
Have you done what I asked you to do?
やり終えているがという結果が大事なのでこんな時こそ現在完了を使いたい。
→Вы сделали то, что я просил вас сделать?→你做过我要求你做的事吗 Nǐ zuòguò wǒ yāoqiú nǐ zuò de shì ma??
ロシア語の動詞には完了体があるので現在完了は必要ない。

関係代名詞は怖くない
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例題54.

善は常に善、悪は常に悪だ。
What is right is always right and what is wrong is always wrong.
善と悪は、goodとbadではなく、rightとwrongとするのが良いようだ。
また、例文として、「白は白、黒は黒だ。」なら、What is white is white and what is black is black.とすることもできる。
What is white is white and what is black is black.→白は白、黒は黒だね。
What is right is always right and what is wrong is always wrong.→Что правильно, то всегда правильно, а что неправильно, то всегда неправильно.

関係代名詞は怖くない
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例題55.

それはすんだことである。
It is what is in the past.
「すんだこと」は「過去のこと」とすればいいわけか。時制は現在で良いようだ。
それはすんだことである。→That is all about it.→それがすべてです。→Это все об этом. / 日本語とはずいぶん異なった意訳。日本語は「過去の事は忘れよう」という意味があるのではないか?
That is all about it.→それがすべてです。→Это всё об этом. It is what is in the past.→それは過去にあるものです。→もう終わったことだ。→Это то, что в прошлом. / **прошлый=形容詞;過去の、 прошлое=名詞(中性);過去

関係代名詞は怖くない
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例題56.

彼は弟に壊れたものしか与えなかった。
→兄弟なんて所詮そんなもの。→My brother is such a thing.→まさしく自動翻訳のダメな見本みたいなもの。なんで勝手に"my"を入れるのだ。
→兄弟とは所詮そういうものでしょう。→That's what brothers are all about.
こういう訳なら実用になりそうだ。→Вот что такое братья.兄弟们就是这样Xiōngdìmen jiùshì zhèyàng。
He gave his brother only what was broken.→Он дал своему брату только то, что было сломано.
「しか与えなかった」は「だけを与えた」と直さないと訳せない。
「壊れたもの」は、英語では「壊されたもの」という動詞を受身形にした形容詞が必要だ。これを動詞の過去分詞と言う。
**сломать(完了)→ломать(不完)→сломанный=壊された、これがロシアの過去分詞に相当するものだ。

関係代名詞は怖くない
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例題57.

私の今日あるのは信長様のおかげです。
I owe general Nobunaga what I am today.
では、何故明智光秀は信長を殺したのか。
私が引きこもりを続けていられるのは両親のおかげです。→It is thanks to my parents that I can continue with withdrawal.
I owe my parents what I am today.は良く例文で見る。

関係代名詞は怖くない
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例題58.

これが君だ。
That is what you are.
That is what you are.→Это то, что вы есть.→你就是这样。
見よ!これがゴルフだ。→Look! This is golf. 何か月並みだ。
This is what golf should be!→これはゴルフがあるべきものです!
これが技術というものだ。→This is what technology should be!→Вот какой должна быть технология!

関係代名詞は怖くない
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例題59.

私はそれがもともとなんであったのかを知りたいのだ。
I want to know what it was originally.
参考→I wanted to know what it had been originally.(過去完了を使う)
I wanted to know what it had been originally.→私はそれがもともと何だったのか知りたいと思いました。→Я хотел знать, что это было изначально.

関係代名詞は怖くない
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例題60.

私はあなたの好きなものは何でも好きです。 「わたしはあなたの好きなものが好きです。」してみると、I like what you like.と簡単に出来てしまう。「なんでも」とは、それを強めただけ。what+ever=whateverとすれべこと足りる。
I like whatever you like.
このwhateverを複合(または合成)関係代名詞なんて説明されているらしいけど、種明かしすればこんなものです。
I like whatever you like.→Мне нравится всё, что тебе нравится.

関係代名詞は怖くない
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例題61.

彼は金持ちで、欲しいものは何でも買える。
→He is rich and can buy anything he wants.
He is rich enough to buy whatever he wants.
→Он достаточно богат, чтобы покупать все, что захочет. /хотеть=、

関係代名詞は怖くない
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例題62.

彼は何をしても成功する。
He succeeds in whatever he undertakes. undertakeは企てる、請け負うという意味。 / He succeeds in whatever he does.
→Он преуспевает во всем, что он делает. / **преуспевать(不完了体)、 преуспеть(完了体)
彼は何をしても成功する。→He is successful no matter what.
NASAはロケット打ち上げに成功した。→NASA successfully launched a rocket.

関係代名詞は怖くない
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例題63.

この箱の中にあるものは何でも君のものです。
Whatever is in this box is yours.
まあ、簡単に言えばEverything in this box is yours.これで十分実用に耐えるでしょう。
Whatever is in this box is yours.→Всё, что в этой коробке, твоё.

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例題64.

私はどんな本でも先生が推薦してくれるものなら読みます。
I am going to read whatever book the teacher recomend me to read.
whatever book となってwhateverが形容詞(bookを修飾)として使われている。What book do you read?等と同じ発想だ。

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例題65.

私はど正しいと思うことは恐れずにやる勇気が欲しい。
I want to be courageous enough to do without hesitation whatever I think is right.
I want to have courage.とするよりもI want to be courageous.とする方が英語らしい表現だ。
whatever I think is rightは、whatever is rightにI thinkを挿入したものと考えることもできる。

関係代名詞は怖くない
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例題66.

大きいものは何でも好きです。
I liki whatever is large.
whatever is cute、whatever is made in America等などいろいろできる。

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例題67.

どちらでもあなたの好きなものを取ってかまいません。
You can take whichever you like.
二者択一とか、選択を迫る場合、whicheverが使われる。
→Вы можете взять все, что захотите. / **захотите

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例題68.

どちらの道でも、あなたの好きな方を選んだら良い。
You may choose whichever way you like.
二者択一とか、選択を迫る場合、whicheverが使われるが、whicheverも形容詞として使うこともできる。「どちらの箱」、「どちらの犬」、「どちらの人」etc.etc.

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例題69.

AとBのどちらでも良い。大きい方にCを加えなさい。
Add C whichever is greater, A or B.
言葉の矛盾だね。大きい方との制限があるのでどちらでもでも良いわけがない。でも、日常会話にはこんな言い方がたくさんありますね。

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例題70.

彼を良く知っている者はだれでも彼を信じている。
Whoever knows him well believes him.
→Тот, кто хорошо его знает, верит ему. / **信じる=верить

関係代名詞は怖くない
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例題71.

この仕事を終えたものはだれでも帰ってよろしい。
Whoever has finished this work may go home.→Кто бы ни закончил эту работу, может пойти домой. / **закончить(完了)=終える、仕上げる→заканчивать(不完了、アクセントはка)
ここは、仕事を終えたという意味で完了を使わねばならないのか。
この問題を解いた生徒はだれでも帰ってよろしい。→Any students who have solved this problem may return.→Whoever has solved this problem may return.→この問題を解決した人は誰でも家に帰ることができます。→Кто бы ни решил эту проблему, может вернуться домой.

関係代名詞は怖くない
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例題72.

幼い子供達を扱わねばならない人はだれでもその事を知るようになる。
Whoever has deal wiht young children will soon know it.
→Anyone who has to deal with young children will know about it. / anyone who=whoeverと考えても良い。
→Любой, кто имеет дело с маленькими детьми, будет знать об этом.

関係代名詞は怖くない
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例題73.

彼は目にとまるひとならだれでも呼び止めた。
He stopped whomever he saw.

関係代名詞は怖くない
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例題74.

例題105.●●everは関係代名詞とは限らない。
「たとえ~であろうとも」という譲歩の構文もある。
Whatever you do must be done earnest.
なんでも君がすることは、まじめになされねばならない。→これは複合関係代名詞。
→Whatever you do must be taken seriously.→Все, что вы делаете, должно восприниматься всерьез.
Whatever you may do, you must do it in earnest.
これは、譲歩の構文で、Whateverは譲歩の接続詞で別のジャンルのものです。
→Что бы вы ни делали, вы должны делать это всерьез. / これも譲歩の構文

関係代名詞は怖くない
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関係副詞もついでに

関係代名詞(relative pronoun)は、名詞にチョト長い文章としての修飾語をつける働き、つまり形容詞節をつなぐ働きをするものだった。その点関係副詞(relative adverb)も同じで名詞を修飾する働きがある。 チョット例文を見てみよう。「私が生まれた家」を英訳すると、関係代名詞を使って、「家」→「すなわち、私がそこで生まれた」という関係から、the house in which I was bornとできる。この、in whichをwhereにかえて、the house where I was bornとしてみよう。whereは「そこで→生まれた」と動詞を修飾するので副詞だ。in whichのwhichは前置詞inの目的語つまり代名詞だったのですが、whereになると昇格して一語で副詞となるわけです。基本的に関係副詞になれる語は、when、where、why、howの4つの疑問詞なのですが例文を見ながら調べてみましょう。

例1. 例2. 例3. 例4. 例5. 例6. 例7. 例8. 例9. 例10.
例11. 例12. 例13. 例14. 例15. 例16. 例17. 例18. 例19. 例20.
例21. 例22. 例23.

例1.

私の生まれた日
the day on which I was born=the day when I was born
関係副詞を使えれば前置詞をあれこれ考える手間が省略できるわけです。
でも私の生まれた日→my birth day→Мой день рождения

関係副詞もついでに
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例2.

私がその高校を卒業した年
the year when I graduated from the high school
→The year I graduated from that high school / 関係副詞も省略されることが多いようだ。→Год, когда я окончил эту среднюю школу / **средный=中間の

関係副詞もついでに
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例3.

私が生まれた町
the town where I was born →Город, в котором я родился

関係副詞もついでに
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例4.

私がこの村にすまねばならない理由
the reason why I must live in this village
=the reason for which I must live in this village

関係副詞もついでに
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例5.

私達が英語を正しく書けない理由
the reason why we cannot write correct English
why=for which、ただしthe reasonはしばしば省略されて"why"だけになることも多い。
私達が英語を正しく書けない理由→Why we can not write English correctly
→Почему мы не можем писать по-английски правильно
あなた方が英語を正しく書けない理由分かりますか?→Do you know why you can not write English correctly?→Знаете ли вы, почему вы не можете правильно писать по-английски?
英文の方を見れば、これは単なる疑問詞の場合と区別がつかない。

関係副詞もついでに
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例6.

彼ら学校に遅れた理由
the reason why they were late for school
→причина, почему они опоздали в школу / **причина=理由

関係副詞もついでに
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例7.

私が鉛筆を削る方法
the way how I sharpen a pencil→Как я точить карандаш
=the way in which I sharpen a pencil
how=in which

関係副詞もついでに
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例8.

私がお菓子を食べないようにした方法
the way how I tried to keep away from candy
私が煙草を吸わないようにした方法
the way how I tried to keep away from smoking

関係副詞もついでに
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例9.

私はこの手紙が投函された日を知りたい
I want to know the day when (on which) this letter was posted.

関係副詞もついでに
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例10.

彼は1週間滞在した香港を出発した。
「香港」→「そこで彼は1週間滞在した」 He left Hong Kong where he had stayed for a week
stayedしていたのはleft下より前なので過去完了の出番だ。

関係副詞もついでに
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例11.

その石のナイフが見つかった洞窟には他に何もなかった
「洞窟」→「そこで見つかった」から、
There was nothing else in the cave where the stone knife was found.

関係副詞もついでに
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例12.

ここが彼らがその小麦の種を植えたところです。
This is a place where they planted the wheat seeds.

関係副詞もついでに
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例13.

私たちは食料が十分でなかった時代を決して忘れてはいけない。
We must not forget the time when there was not enough food.
→We must never forget the times when food was not enough.→Мы никогда не должны забывать времена, когда еды было недостаточно.

関係副詞もついでに
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例14.

あなたが彼を嫌う理由を聞かせてください。
Tell me the reason why you don't like him.p
→Tell me why you hate him.→Скажи мне, почему ты его ненавидишь.

関係副詞もついでに
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例15.

あなたが兵役を拒否した理由を聞かせてください。
Please tell us the reason why you refused military service.
→Пожалуйста, расскажите нам, почему вы отказались от военной службы.
関係副詞の場合、その先行詞となる名詞は省略することが可能である。the day when、the place where、the reason why、the way how等見るからにダブっている感じがあるからね。
Tell me why you don't like him.

関係副詞もついでに
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例16.

あなたは何時その戦争が終わったのか知りたくないですか。
Don't you want to know the year when the war terminated?
Don't you want to know when the war terminated?
→Don't you want to know when the war is over?→Разве вы не хотите знать, когда закончится война?

関係副詞もついでに
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例17.

その馬型ロボットがどのように動作するのか私たちに見せていただけませんか。
Will you show me the way how this horse-type robot operates?
Will you show me how this horse-type robot operates?

関係副詞もついでに
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例18.

何故ハンニバル将軍がそうしなかったのか、いまだに疑問である。
The reason why the general Hannibal didn't so is still a question.
    関係副詞の場合、その先行詞となる名詞は省略することが可能だ。the day when ~、the place where ~、the reason why ~、the way how ~等いかにも見るからにダブっている感じがあるからね。
Why the general Hannibal didn't so is still a question.

関係副詞もついでに
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例19.

この本元あった場所に返してください。
Will you return this book where it was formerly?
   関係副詞の場合、その先行詞となる名詞は省略することが可能。the day when、the place where、the reason why、the way how等見るからにダブっている感じがあるからね。
Why the general Hannibal didn't so is still a question.

関係副詞もついでに
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例20.

私は彼がした方法で英語を勉強した。
I studied English (in the way) how he did it.

関係副詞もついでに
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例21.

例21.彼は単身アメリカに渡り、その女性とめぐり会った。
He went to America alone, where he met the woman.
    whereの前の「カンマ」が大切だ。カンマの前には先行詞(America)はあるが、where以下はもはや先行詞の形容というよりも、単に「そしてそこで」という接続詞として機能している。このような関係副詞の使い方を、継続用法と呼んでいる。そして、先行詞を形容する従来の用法を限定用法と呼んでいます。四つの関係副詞の中で継続用法になれるのはwhereとwhenだけで、whyとhowは限定法だけに使われます。

関係副詞もついでに
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例22.

彼は商用で大阪に今朝立ちましたが、そこへは9時45分頃到着の予定です。
He left for Osaka this morning on business, where he will be arriving at about 9:45.
   まさに、継続用法の典型です。
【関係代名詞の継続用法】
関係代名詞にも実は継続用法がある。
例文1.He issued a statement, in which he said ~
例文2.She gave me an envelop, in which I found a sign of her love.
例文3.I saw him upstairs, who was reading.
例文4.He came to my home yesterday, whom I introduced into my father's study room.
例文5.I happened to see her on the stage, who, to my surprise, was almost naked
   これらは、英文を作るより自然な日本語に直す方がかなり難しいのではないか。
例文1.彼は声明を発表した。その中で~と述べている。
例文2.彼女は私に封筒をよこした。その中に彼女の愛のサインを発見した。
例文3.私は彼を二階で見たが、本を読んでいたよ。
例文4.彼は昨日、私のところにきたので、父の書斎に案内した。
例文4.私はたまたま舞台の上の彼女を見たのだが、驚くべきことに、ほとんど全裸だった。

関係副詞もついでに
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現在完了や過去完了を自由に使いこなす

日本人は、どうも現在完了や過去完了を使うのが苦手らしい。というのは、日本語にも過去や未来や現在といった表現はあるが、どうも完了形という特別な形を文法体系として持っていないようだからだ。だからと言って日本語が不完全な言語という訳ではない。副詞を使ったり別の言いまわしで十分に対応できるからだ。従って、完了表現をマスターしたければ、どんな場面で完了表現を使うのかを日本語と比較しながら理解するのが最も近道となる。学校英語では、現在完了は完了、結果、経験、継続の4つの意味を表すとされている。もちろん英国、米国の人たちはそんな区別なんかまったく知らないし、子供のころからごく自然に使っている表現ばかりだ。
目次
現在完了は完了を表す 現在完了は結果を表す 現在完了は経験を表す 現在完了は継続を表す
現在完了は継続を表す・補 過去完了にも挑戦 完了表現の練習1 完了表現の練習2 完了表現の練習3

現在完了は完了を表す

まずは例文を見ていこう。
   例文1.私は今、税務署への所得申告書を書き終えたところだ。今年はずいぶん年収がすくなかった。
   例文2.ああ、彼女は学校からその報告書をすでに受け取ったよ。連絡は必要ないね。
   例文3.僕たちは、その車を洗い終わりました。
   例文4.そのメイドはご主人の大切な花瓶を割ってしまいました。
   例文5.いま、山田さんからあなたに電話がありました。
   例文6.「君、頼んでおいた手紙書いてくれたか。3通頼んだのだが。」「はい、1通は書き終えたんですが。」「では、チョットここに持ってきておくれ。」
   ここで、覚えたいことは完了形の使い方だ。学校英語で現在完了というやつ。しかもこの例文はいわゆる完了と称されるもの。ひとずつ見ていこう。現在完了の使い方では、「完了」、「結果」、「経験」、「継続」の4通りの意味があると説明されているが、多分ネイティブの人たちにはそんな区別はなく、当然なものとして考えているはずだ。

☆☆☆例文1☆☆☆
例文1.私は今、税務署への所得申告書を書き終えたところだ。今年はずいぶん年収がすくなかった。
   I wrote a report.としたくなる。でも、これが典型的な完了の例だ。書き終えて目の前にまだ、インクの乾いていない申告書がある。その前に所得申告書を英語にしないとね。
**declaration of income、income tax return、ネットを検索すればそれらしいものが出てくる。税務署はrevenue office、tax officeとか。年収はannual incomeでいいか。
I have just finished the income declaration report for the tax office. My annual income this year is quite small.
I have written the report now. I have finished writing ~でもいいだろう。でも最近は手書きの報告は減ったかも。

完了の意味の現在完了だからfinishはダブり見たいだけど。最後の文は何か感情がこもってない。報告書を作り終わって見て気がついた。時制は過去でも現在でもいいか。
How small my income this year was! ぐらいの気持ちかも。

☆実際にPCで調べてみよう。
所得申告書→income declaration form→收入申报表→форма декларации о доходах→소득신고서
税務署→tax office→налоговая служба→세무서
年収→annual income→годовой доход→年收入
☆AIを使って作文
例文1.私は今、税務署への所得申告書を書き終えたところだ。今年はずいぶん年収がすくなかった。
Example sentence 1. I have just finished filing my income return to the tax office. This year, my annual income was quite low.
→例句 1. 我刚刚向税务局提交了收入申报表。 今年,我的年收入很低。 →Я только что закончил писать справку о доходах в налоговую инспекцию. В этом году годового дохода не было.

☆☆☆例文2☆☆☆
例文2.ああ、彼女は学校からその報告書をすでに受け取ったよ。連絡は必要ないね。
Ah. She has already received the report from the school. You don’t need to call her.
連絡するは、電話がE-mail かは分からない。to e-mail herかもね。完了の場合、過去を表す副詞、例えばyesterdayとかfew minutes agoなんてつかないことも一つの目安だ。

☆AIを使って作文
例文2.ああ、彼女は学校からその報告書をすでに受け取ったよ。連絡は必要ないね。
→Oh, she already received the report from school. There's no need to contact me.
→哦,她已经收到学校的报告了。 没必要联系我吧
→О, она уже получила отчет из школы. Мне не нужно с вами связываться.
**「連絡は必要ないね」は誰が誰に連絡するのか日本文が明かでない。だからAIの翻訳が書き手の意図と同じかどうかは不明。

☆☆☆例文3☆☆☆
例文3.僕たちは、その車を洗い終わりました。
We have finished washing the car.
自動翻訳では単なる過去で現在完了になってない場合がある。「洗った」と「洗い終った」の差は完了かどうかで他の言語でも完了になっている可能性が大きい。要はどちらが正解と言うより話し手の立場か?

☆AIを使って作文
例文3.僕たちは、その車を洗い終わりました。
→We finished washing the car.
Мы закончили мыть машину. / **закончить(完了体動詞)=終わる、仕上げる、完成する→заканчивать(不完了体動詞)、мыть=洗う
     車は洗い終わってピカピカなわけか。
→僕たちは、もう食器を洗い終わりました。→We have finished washing our dishes. →Мы закончили мыть посуду.

☆☆☆例文4☆☆☆
例文4.そのメイドはご主人の大切な花瓶を割ってしまいました。
The maid has broken the precious vase of the master.
      メイドさんが大事な花瓶を割ってしまった。多分ご主人はまだ気がついていない。さあ、どうすれば良いかという気持ちだ。
☆AIを使って作文
例文4.そのメイドはご主人の大切な花瓶を割ってしまいました。
→The maid broke her husband's precious vase.
→女仆打碎了她丈夫珍贵的花瓶。
→Горничная разбила драгоценную вазу мужа.


☆☆☆例文5☆☆☆
例文5.いま、山田さんからあなたに電話がありました。
Mr. Yamada has just called you.
     林さんからいま連絡あったよ。Mr Hayashi called you this morning.なら午前中となり過去の話だ。
☆AIを使って作文
→Mr. Yamada just called you.
→Мистер Ямада позвонил вам сейчас.
→Господин Ямада только что звонил вам.

☆☆☆例文6☆☆☆
例6.「私が私にあなたにお願いした手紙を書き終えましたか」「はい、私はそれらのうちの1つを終えました。」「それならここに持ってきてください」
“Have you finished writing the letters that I asked you to make.” ”Yes, I have finished one of them.” “Then bring it here to me.”
      書き終えたなら、さあ見せてみろということだ。
☆AIを使って作文
→「私があなたにお願いした手紙を書き終えましたか」「はい、私はそれらのうちの1つを終えました。」「それならここに持ってきてください」
→"Have you finished the letter I asked you to write?" "Yes, I have finished one of them." "Then bring it here."
→«Ты закончил письмо, которое я просил тебя написать?» «Да, я закончил одно из них.» «Тогда принеси его сюда».
→“我让你写的那封信你写完了吗?”“是的,我已经写完了其中一封。”“那就拿过来吧。”

**やり終えて結果が残っていること期待している話者の意図からここはどうしても完了の表現が必要だ。

☆☆☆例文6☆☆☆
例文.7 窓が壊れているぞ。
The window has been broken.
   多分少し前までは壊れていなかったのでしょう。完了形は受け身でも使えるように。
The window is broken.
とすると意味はどう変わるかな。前者は今まで窓が壊れてなかったのにどういう訳か割れているという感じ。やや驚きもあるのか。後者なら前からずっと壊れていたみたいだ。「窓は壊れているんだ。」という感じ。でも、日本語の方はどちらの意味にも取れる。AIも当然そうだ。
The window is broken.→Окно разбито.→窓が壊れているぞ。
☆AIを使って作文
窓が壊れているぞ。→The window is broken.→Окно разбито.→窗户坏了Chuānghù huàile。
**

現在完了や過去完了を自由に使いこなす
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現在完了は結果を表す

次の日本文を英文にして見よう。日本語の方は作るのは簡単だろう。それから考えるのだ。
例文1.彼女は風と共に去っていった。私の妻は、息子とともに私のもとを去っていった。
例文2.私はその本を持っていたが、友達に貸してしまった。
例文3.山本さんは10年前まで大変貧乏だったが、今は大富豪だ。
例文4.彼らは駅に着いたぞ。迎えに行こう。
例文5.太陽が水平線に沈んだ。

    上記例文は、現在完了の中の結果を表すものを示すための例文だ。しかし、現在完了形を使わないといけないという規則があるわけではない。要は話しての姿勢の問題だ。

☆☆☆例文1☆☆☆
例1.彼女は風と共に去っていった。私の妻は、息子とともに私のもとを去っていった。
She went with the wind ten years ago. のようにはっきりと過去のある時点を思い出している場合は、過去形を使うのが正解でしょう。ten years agoのように過去を示す語句をつけると現在完了形は滅茶苦茶になってしまう。完了を使うのは、だからいま彼女は近くにいないし会うことも叶わないという「結果」を強調するため。ちなみに「Gone with the Wind」は、有名な小説(映画にもなった)の題名。
She has gone with the wind.  My wife has gone with my son.
後半は、定年後に家でブラブラしていてて、女房に見捨てられた男の愚痴か。一生懸命働いている息子の方が格好いいし頼りがいがあるからね。だから、今は一人で寂しいといいたいわけ。まさに結果だ。

☆☆☆例文2☆☆☆
例2.私はその本を持っていたが、友達に貸してしまった。
I had the book. But, I have lent it to my friend.
      持っていたは普通の過去。これまで完了に見えてしまうのは考えすぎだ。単なる過去の事実。後半は、もう少し早く言ってくれればね、友達に貸してしまったよ。その結果今はここにはないことを強調している完了だ。貸すはlendでlend→ lent→ lentと不規則変化。反対に借りるはborrowでこれは規則変化。
第2文は、But, someone has borrowed it.でもOKだ。あったんだけど誰か持って行ってしまったのか。だから残念ながら今手元にありません。まさに、結果を表す完了の出番だ。
☆AIを使って作文
例2.私はその本を持っていたが、友達に貸してしまった。
→I had the book, but I lent it to a friend.
→Книга у меня была, но я одолжил ее другу.
→我有这本书,但我把它借给了朋友。
*本例文は、必ずしも完了形を使わなければならない訳ではない。でも目の前にその本をどうしても借りたいという別の友人がいるときなどは、こういう表現の方が適切だね。


☆☆☆例文3☆☆☆
例文3.山本さんは10年前まで大変貧乏だったが、今は大富豪だ。
例3.Mr. Yamamoto was very poor ten years ago. Now he has become a billionaire.
   彼は結果として金持ちなんだね。millionaireではもう金持ちといえないかも。
ただ、山本さん貧しかったのは10年前だけかな。生まれ落ちた時からずっと貧しかった苦労人かも。そんな時は、
   He had been very poor since he was born.
これは過去完了(継続)の形。
例4. They have arrived at the station. Let’s go to the station to pick them up.
arrived をreachedとすれば前置詞atが省略できる。彼らは駅について、その結果我々を待っている。
例5. 今、太陽が水平線に沈んだ。
今(now)、○○した。という文、「~した。」はつい過去形を使ってしまいそうですが、たいていは現在完了になるようだ。いま、~した。はたいていは、それでその結果はと続くことが多いからです。この文も、いろいろな描写が後に続きそうですね。
たとえば、子供たちが家に帰り始める。虫の音が聞こえるようになる。云々。
The sun has sunk below the horizon.
沈むはsink→sank(sunk)→sunkでした。チョト間違いやすい語にsunkenというのがある。sunken ship とかsunken treasureとか、こちらも海の底に沈んだという意味で、私も恥ずかしながら過去分詞はてっきりsunkenだと思っていました。ちなみに沈めるは、submergeとかimmerseとかあって、sink(他動詞)もある。

結局、「完了」でも「結果でも」話者の視点は現在にあるということがポイントのようだ。だから現在完了形か。英語ではpresent perfect tenseという。

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現在完了は経験を表す

まずは、次の日本語を英語に。どれも何らかの経験の話だ。
例文1.私は、そのアメリカ人の教授にあったことがある。それは多分3年前だろう。宇宙工学の大家ということらしい。
例文2.私はその記録映画を見たことがあります。それは、去年、さいたま市だった。
例文3.あなたは、飛行機で旅行をしたことがありますか。いえ、一度もありません。
例文4.ああ見えても、彼は一度優勝したことがあるんだ。
例文5.笑わないでください。私はまだ象を一度も見たことがないんです。
   今度の例文は、どれも〇〇したことがある。つまり経験を述べている。経験が今あるかないか、つまり現在のことを言っているから現在完了か。つまり、話者の視点は現在にあるということがポイントのようだ。
例1.I have met that professor once before. It was probably three years ago. He is said to be a great space engineer.「あったことがある」とならばたいていは「以前、一度once before」、twice、three times、…と続く。
「多分」は英語に直すと、maybe, probably, perhaps, possiblyと多数ある。この確率の感覚は相当個人差があるので、自分なりの基準を作っておいた方がいいかも。さもないといつでもmaybe(あるいはperhaps)一点張りになってしまいます。

例2.I have seen that documentary movie once before. It was last year in Saitama city.
時間や場所を具体的に述べる第2文は、話者の視点は過去に移っているので過去形を使う。

例3.Have you ever used an airplane for travellinng? No, I havn't.
完了の文では、疑問文はHave you~?となり、決してDo you haveとはならない。否定文もhave notでdo not haveにはならない。いわゆる「have」動詞の面目躍如だ。短縮形はhave not=haven'tだけど、I've notの形も使われる。

例4.Although he may notlook like so, he has won the championship once.

win→won→wonを思い出して。優勝はwin the cupとかwin the penantなんかもあった。
例5.Please don't laugh at me. I have never seen an elephant.
経験の否定では、「決して」とか「一度も」などの強調する副詞が付くことが多いのは日本語も英語も同じだ。

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現在完了は継続を表す

次は、継続の表現。ずっと~している。というような場合。
例文1.私は、埼玉県の志木市に30年以上住んでいる。
例文2.私は、彼女の旦那を10年以上にわたって知っています。
例文3.川口さんは、朝から5時間にわたって、パソコンを叩いています。
例文4.私は、10年前から英語を勉強しています。
例文5.あなたは故郷を出てからどのくらいになりますか。
例1.I have lived in Shiki city, Saitama Prefecture for more than thirty years.
実は動詞には、他動詞、自動詞の区別の他に、状態動詞と動作動詞の区別がある。この区別は日本語でも同じで意味を考えれば自分で判断できる。つまり、状態動詞には継続の意味が含まれている。例えば、liveは「住む」の意味に加えて住んでいるという意味がある。だから、状態動詞は進行形にはならない。I live in Tokyo.は「東京に住みます。」ではなくて「住んでいます。」という意味ですね。
  状態動詞  be,have,live,love,like,know,remember,etc.
  動作動詞  walk, run,stand,sit,slep,etc.
例1.I have lived in Shiki City in Saitama Prefecture for more than 30 years.
例2.I heve known her husband for more than 10 years.
例3.Mr. Kawaguchi has been typing for five hours since this morning.
例4.I have been studying English since ten years ago.
   そんなに勉強しているのにどうして話せないのとたいていの外国人は驚く。
例5.How long have you been away from home.
   動作動詞は継続の意味を表すには進行形が必要だが、状態動詞は進行形にはならない点に注意だ。

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現在完了は継続を表す・補

継続を表す表現をもう少し継続します。
例文1.あなたの運転歴はどのくらいですか。
例文2.ここでどのくらい彼を待っているんですか。
例文3.彼はいつもあなたに忠実にやってきましたね。
例文4.このカメラは40年も持ち続けているんです。
例文5.この本はずっと欲しかったのです。それをくれるなんてあなたはなんて親切なんでしょう。
これらの文は、どうも継続を表す分の練習の延長か。
例1.How long have you been driving?
運転歴はdriving experience とかdriving historyともできるが、どうも英語的でない。「あなたはどのくらい長く運転しているの。」と書き直せばOKだ。How long have you been driving? とすれば良い。同じように「あなたの職歴はどのくらいですか。」だって、How long have you been working for the company? の方がずっと良い。
例2.How long have you been waiting for him to come?
彼を待つよりも、彼が来るのを待つとした方が英語らしい。不定詞を利用してto comeを入れる。
例3.He has always been faithful to you and to your order, hasn't he?
be動詞にも継続の意味がある。ただしbe動詞を受身文で使う場合は、どうなるのかな。。
「この野菜は世界中で食べられて来ている。」→This vegitable has been being eaten all over the world.
「あの子は何時もずっと父親に殴られてきた。」→That child has been always being hit by his father.
なんか冗長な感じだが間違いではなさそう。時制を変えてみると、He is beaten. He was beaten. He has been beaten.(殴られてアザでもある感じ)。動作動詞は継続的に使うときは注意がいりそうだ。
でも、やはり変だ。has been being の形。最初のbe動詞は受け身のため、後ろのbe動詞は進行形にするため。でも、よく考えてみよう。I go to school everyday.やI eat rice every morning.のように継続的にやっていることは、動詞goもeatもこれは状態動詞とみなす方が自然だろう。だから、上の2つの文は、進行形のためのbe動詞は不要で、
      This vegitable has been eaten all over the world.
      That child has been always hit by his father.
となるわけです。
例4.I have had this camera for forty years.
I have a pen. I had a pen. これは分かる。これも持ち続けているというhaveが進行形を取るはずはなく、現在完了の出番となる。
例5.I have always wanted to have this book for a long time. How kind you are to give me it! or It is very kind of you to give it to me.wantも状態動詞だ。

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過去完了にも挑戦

現在完了は、元の日本語で見ると4つのタイプがあることが分かったが、もう少し例を見ながら練習してみる。
例文1.彼らは既に舞踏会についている。しかし、まだ会は始まっていない。
例文2.子供たちはもうけんかをしないことにたった今同意したところだ。
例文3.兵士たちは敵の攻撃を今か今かと待ち構えている。
例文4.看護婦達は最善の注意を払って重病人の看護をしている。

例文5.彼女は写真を撮ってもらうため、髪の毛にくしを入れました。
例1.They have already arrived at the ball, but the ball has not startedye. 既について今そこにいる。完了したというよりも結果というべきか。後半の始まっていないは、始まっている(完了)の否定の形。
ところで、発展というか「我々が駅に着いた時、彼らは既に舞踏会についていた。」としてみると。
When we reached the station, they had already arrived the ball.こうなると現在完了ではなく、過去完了となる。過去における完了や結果は過去完了で表わせはOKだ。
中学校英語だったか、完了形の例文として、Spring has come.があって、過去完了の例文として、
When I arrived at the station, the train has already started (gone).なんてあった。これは、The train has already started. という、現在完了の文をそのまま過去の意味にしたもの。過去完了は、過去の過去、大過去なんて説明がされているが、実際にはチャンと完了形を使う意味があるはずだ。
例2.The children has just agreed not to fight.
これは、現在完了の完了タイプか、それとも結果タイプか。agreeしただけだから目に見える結果は残っていない。しからば、何か確約書でも作成したならどうか。まあ、英文法の先生になるのでないからあまり深く考えないで、このようなときに完了形を使うと覚えておけばいい。
The children has agreed once before not to fight.とすれば、前に一度だから経験を表している。また、 The children agreed just yesterday not to fight. ハッキリ昨日とあり、時を表す副詞が付いているので、過去形を使う。また、The children agreed long time ago not to fight.これも過去。
once beforeも意味としては過去だが、過去の経験を表す副詞として完了形をセットで用いられるようだ。already(すでに)やyet(まだ)も完了や結果を表す副詞として完了形とセットで用いられる。
これも過去完了の文にしてみよう。
「先生たちが駆けつけた時には、子供たちはもうけんかしないと同意したとこだった。」
When the teachers came to stop the fight, the children had already agreed not to fight.先生が来た時には事件は既に(already)解決済みか。
例3.The soldiers have been ready for the enemy's attack. 英訳を頼まれた時など以外に困るのは、「待ち構える」なんてとこをどう訳すかだろう。「準備ができている(ready)」なんて簡単な表現に置き換えてしまうのがコツ。要は国語力の勝負だ。
「徳川の軍勢がそこに着いた時、真田の軍勢は今か今かと敵の攻撃を待ち構えていた。」 When the Tokugawa army arrived there, the Sanada soldiers had already ready for the enemy's attack.
例4.The nurses have been very vigilant in their care of the very sick patient.
   この文の言いたいことは最善の注意を払ったということ。英文ではそのような述語を使うべきなのだ。
注意をgive adviseとかwarnとするのは変だ。ルールを守らない人に「君、君チョット」なんていうのも注意だけど。pay attentionぐらいならまだしもましか。vigilantは、油断がない、用心深い、慎重な、気を配っている、緊張感を持った等の意味の形容詞。
医師達がついた時、看護婦達は最善の注意を払って重病人の看護をしていた。 ならば、When the doctors arrived there, the nurses had been very vigilant in the care of the serious sick patient.過去完了を使った構文ができる。
例5.She has combed her hair and now (has) bocome ready to have her picture taken.
become→became→become、She has combed her hair to take her picture taken.だけでもいいようにも思う。
監督が来た時とつけたせば、When the director entered into the room, she had combed her hair to take her picture taken.過去完了も簡単でしょう。

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完了表現の練習1

練習問題
例文1.君たち消防士たちは警報を聞いて直ちに出動した。私はそれを誇りに思っている。
例文2.天気はこのところ2週間は悪いですね。
例文3.私は戸を叩きました。でも、反応がないのです。
例文4.今までどこに行ってたのですか。ずいぶんあちこち探しました。ごめんなさい。駅にタバコを買いに行ってました。
例文5.あなたは外国に行ったことがありますか。はい2回あります、はい、去年の1月はニューギニアに、今年の8月にはマダガスカルに行ってきました。来年の1月には、グリーンランドに行く予定です。
例1.消防署の所長が部下たちの前で褒めているのか。迅速であったことを褒めていて、「物事を成し遂げて今ある」という状態だ。現在完了の完了のタイプです。
The firemen were very quick to respond the alarm.
聞いては、to hear the alarmよりも反応してという感じだから、to answear やto respondとしたい。この前に、君たち(you)を同格として足せばよい。また、状況から現在完了を使う必要がある。
You, the firemen, have been very quick to respond the alarm.
「わたし、最近物忘れがはげしいの。」なら、ずっと忘れっぽい状態が継続している。つまり、こちらは現在完了の継続の用法。→
I have been very quick to forget things lately.
現在完了の継続表現には、lately とかrecently等の副詞(最近、近頃等)が良くつく。

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例2.これも継続して現在までして悪いということ完了形(継続)の出番だ。結構日本語では、過去みたいに見えて実際は完了形で表わした方が良いケースがたくさんあるようだ。
The weather has been bad these two weeks, hasn't it?
2週間なら、for two weeksだが、these two weeksならforが不要となる。these two weeksとtheseを付けることで副詞に変わるということでしょう。

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例3.I rapped on the door. But there has benn no response heard from inside.
戸を叩くは、knock on the door、rapも軽く叩くという意味がある。ラップ音楽のラップだ。tapも軽く叩く。こちらはタップダンスのタップ。
no response でもいいけど、正確には反応が聞こえなかったというべきだ。反応があったとしても寝たきり老人が口をパクパクしても外からは聞こえないから。heardはheaarの過去分詞で、responseを修飾する過去分詞という形容詞だ。
【練習】その計画に重大な変更が生じた。別途指示があるまで各メンバーは現在位置にとどまられたし。
There has been a great change in the project. Each member is required to stay where he is unless otherwise notified.
計画はplanよりもprojectの方が良い。「別途指示があるまで」は、untilを使うより、「別途指示がない限り」としてunlessを用い副詞のotherwiseとする。
【練習】先週以来、ずっと多くの人がこの寺に来ましたが、明日からはだれも来ないでしょう。
There has been many people coming to this temple since last week. But from tomorrow on, there will be no one coming.

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例4.今までどこに行ってたのですか。ずいぶんあちこち探しました。ごめんなさい。煙草を買いに駅まで行って来たのです。
"Where have you been? We have been looking for you all over the place very hard." "I am sorry, but I have been to the station to buy some cigarette.
【参考】A.He has been to Illinois of America to see his daughter.
      B. He has been to see her daughter in Illinois of America.
Illinoisにつく前置詞が変わっている。前者ではbe動詞に直結するときは行き先という感覚でtoが用いられるが、後者は場所を示すinが使われている。同様に、
      C.She has been to the market to buy some bread for us.
      D.She has been to buy some bread for us at the market.
breadはsome breadと複数にしても「s」はつかない。milk等と一緒か。
例5.あなたは外国に行ったことがありますか。はい、2回あります。去年の1月はカナダへ、そして今年の9月はフランスです。
「旅行」に行った経験を述べる時はgoやcomeを使わずに現在完了のhave (has) beenを使う。
Have you ever been abroad? Yes, I have. I have been there twice. I went to Canada last year and to France in September this year.
「ever」は「かって」というような意味で経験を話すときに良く用いられる。

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完了表現の練習2

練習問題
例文1.その母親はいつも遅くなるまで子供たちを外で遊ばせている。
例文2.彼は会議を休んだが、まだ誰もそれに気がついていない。
例文3.家からの手紙は決まって彼らを慰めてくれています。
例文4.「授業中に良くおしゃべりをするその少年に対して、先生はつねずね立腹している」とその少女は語った。
例文5.試合が中断されるたびにコーチはますますいらだっている。
【例文1】「いつも」から進行形というよりも継続を表している。
The mother has always allowed her children to play outside until dark.
allowとかletとかは状態動詞なので進行形は使われない。
【練習】私は長い間この本を探していました。とてもこの本が欲しかったのです。
      I have been looking for the book. I have wanted it very much.
lookは動作動詞なのでhave been lookng forと進行形を使うが、wantは状態動詞なのでhave wanted で継続の味が出せる。
【練習】私はこの10年間、彼女を愛し続けてきた。
      I have loved her for ten years.
会話ではhave been loving herとされることもあるかもしれないが、正式ではない。

【例文2】
He was absent from the conference, but but no one has ever noiced it yet.
everとyetはよく使われるので慣れておこう。
【例文3】「決まって~してくれています」から継続であると判断できる。
A letter from home has always brought cheer to them.
A letter from home has always pleased them.
【例文4】
The girl said (that) the teacher had always been angry with the boy who often talked in the class.
【例文5】
the coach's irritation has grown each time the game is interrupted.
With each delay in the game, the coach's irritation has grown.
withは「~と一緒に」の意味から発展して、理由を表すこともできる。

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完了表現の練習3

練習問題
例文1.ショーが始まるのを小一時間も待たされたので、大勢の人はうんざりして劇場から出ていってしまった。
例文2.店の主人は今お金を返して、不平なお客をなだめようとした。
例文3.警察はその車の事故の原因はスピードの出し過ぎであると、すでに見做している。
例文4.彼女は莫大な財産の相続人となった。友人たちはいつも彼女のことを話題にしている。
例文5.彼が自分の留守中における実験の経過がどうであるかを、一刻も早く知るために実験室へ急いだ。
【例文1】「いつも」から進行形というよりも継続を表している。
The mother has always allowed her children to play outside until dark.
allowとかletとかは状態動詞なので進行形は使われない。
【練習】私は長い間この本を探していました。とてもこの本が欲しかったのです。
      I have been looking for the book. I have wanted it very much.
lookは動作動詞なのでhave been lookng forと進行形を使うが、wantは状態動詞なのでhave wanted で継続の味が出せる。
【練習】私はこの10年間、彼女を愛し続けてきた。
      I have loved her for ten years.
会話ではhave been loving herとされることもあるかもしれないが、正式ではない。

【例文2】
He was absent from the conference, but but no one has ever noiced it yet.
everとyetはよく使われるので慣れておこう。
【例文3】「決まって~してくれています」から継続であると判断できる。
A letter from home has always brought cheer to them.
A letter from home has always pleased them.
【例文4】
The girl said (that) the teacher had always been angry with the boy who often talked in the class.
【例文5】
the coach's irritation has grown each time the game is interrupted.
With each delay in the game, the coach's irritation has grown.
withは「~と一緒に」の意味から発展して、理由を表すこともできる。

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仮定法なんて必要か

もし△△ならば、〇〇だ。なんていう表現は、会話をしていたら日本語でも頻繁に出てきます。でも、ifが付けばすべて仮定法という訳ではないのですね。
If A>B then X=100, else X=0. 「もし、AがBより大きければ、xを100としなさい。そうでなければ(A≦B)xは0ですよ。」。これはもともとBasicというプログラミング言語の文そのもの。でも、このままでも立派な英語として通じそうですね。ifに続く文が条件節、thenやelse以下が帰結節ともいうようだ。 条件節や帰結節の時制が色々変わるので、それなりの注意が必要ですが、それだけでは仮定法なんて全く必要はありません。
言葉は事実だけを伝える役割の他、「もしもね、万が一にもね」とか「こうだったらいいのにな」等と感情を伝える役割もあるのです。いわゆる修辞法と言われるもの。だからある程度の英語の上級者にならないとあまり必要ないし、理解が難しい。だから、大学入試の試験問題の作成者たちは仮定法が大好き。試験というのは落とすのが目的という面もありますから。
    If I am you, I don't do such a thing absolutely. もし、僕が君だった、そんなこと絶対しないね。
もし、あなたが学校でこんな英語を書いたら直ちに直されるでしょう。学校では仮定法を勉強しているときが仮定法を使うという暗黙の了解事項があるからでしょう。だけど、あなたが外国人の友人にこれを言えば立派に通じるはず。初めから仮定法など必要ない場面なのです。では、仮定法とは何なのか。また仮定法の「法」とはどういう意味なのでしょうか。英語国民は普通に使っているものだから、コツを知ればそんなに難しいはずは無い。チョット勉強さえすれば目から鱗ということになるでしょう。
目次仮定法とは 仮定法現在
仮定法過去 仮定法過去完了 仮定法現在-練習
仮定法過去-練習 仮定法過去完了-練習
その他の仮定法 願望のwish

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仮定法とは

仮定法とは“Subjunctive Mood”を訳したものですが、昔の文法書では“Subjunctive Mode”という用語も用いられていました。では、そもそも「法(mood)」とは、何なのでしょう。次のような定義がありました。
法(Mood)とは
1. 文の内容に対する話し手の気分・心持ちを表す動詞の語形変化を法といい、1. 直説法、2. 命令法、3. 仮定法の3種があります。
2. 直説法は叙実法ともいい、あることがらを事実として述べる言い方で、平叙文・疑問文・感嘆文がそれにあたります。
3. 命令法は命令文に用いられ、命令・依頼・忠告・禁止などを表します。
4. 仮定法はまた叙想法とも呼ばれ、あることがらを事実としてではなく、話し手の心の中で考えられたこと - 想像・意図・願望・疑い - としての言い方をさします。

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仮定法現在

仮定法が何かと説明されても、具体例がないとさっぱりわからないはず。次の例文を作りながら考えてみよう。
例文1.もし君たちが飛行機で行くなら、私は1日前に車を運転して出発する。私は飛行機が大嫌いだ。
例文2.もしその答えを知っているならコッソリ教えて下さい。代わりに例の情報を差し上げます。
例文3.もし、明日天気が悪く視界不良の時は、ブータン行きの飛行便はありません。ご了承ください。
例文4.お茶がもし濃すぎましたらお湯を注ぎ足して下さい。お湯はやかんに入っています。
例文5.もちろん、魚を釣ったら夕食に食べるつもりだ。釣れないと思うけど。
例1.If you go by plane, I will leave here by driving one day before. I don't like an airplane.
これからゴルフ場にでも行くのかも知れない。内容的には未来のこと。条件節の方は現在形を使うのが一般的なようだ。帰結説の方は、未来形を使っているが、現在形でも意味は通りそう。話者の意思をあらわすwillということかも。
例2.If you know the answer, please tell it to me secretely. I will give you the said information in return for it.営業マンたるものこの程度のやり取りを英語でできないと務まらないのか。「知っている」ことは現実の事実に反していることかどうかは分からない。このようなときは条件節の動詞は現在形で良い。こういうのを仮定法現在ということになっている。in return for itはいわゆる交換条件として、insteadでは単なる代替品みたいなのだ。
例3.If it isn't fine tomorrow and visibility is poor, there will be no air trasportation service to Bhutan available. I hope you will understand this.
「ご了承ください。」なんていう日本語もなかなか英語に直しにくい。「ご理解下さい。」と同じことだ。
例4.If the tea is too strong, add some hot water. The hot water is in the kettle.
この場合、帰結節は命令文なので仮定法ならぬ命令法のルールに従う。
例5.Of course. If we catch any fish, we will have them for dinner. I don't think we can catch any, though.
例文のように、「もしも」という日本語がなくても仮定の意味が含まれている例はいくらでもある。

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仮定法過去

仮定法の仮定法らしい所以は、現実に反することを仮定する場合の表現だ。
例文1.もし私にお金があったら、あなたは私が何を最初に買うと思いますか。
例文2.もし私があなたの申出を受けたとしましょう。そうしたらあなたは私に何をしてくれるつもりですか。
例文3.もう少し練習すれば、本当に上手にピアノを弾けるようになるのに。私はあなたが彼女よりも上手にピアノを弾くのを見たいのです。
例文4.今ここにタイプライターがあったら、この手紙をすぐにタイプするところです。
例文5.もし、この建物が火事になったら、あなたは何を持ち出しますか。
例1.If I had enough money, what do you think I would buy first of all? 条件節の動詞は、過去形になっているがもっと厳密にいうと仮定法という法の下ではたまたま過去形の形を使うのがルールということ。なお、帰結節のdo you think は挿入句で〇〇と思うかという文で使うと大変便利。
仮定法の過去は現実に反することを仮定する場合に使う。逆に言うと下のような場合に使ったらぜったに可笑しいね。
If you have enough money, buy it now. It's a good deal.お金があるなら買っていきな。ぜったい買い得だよ。
典型的な仮定法の過去としてよく目にする例文は次の例だ。
「もし、私が鳥だったら今すぐあなたのところに飛んでいくのですが。」”If I were a bird, I would fly to you immediately.”
「もし、私があなただったら、そんなことは絶対にしません。」"If I were you, I would not do such a thing."

つまり、仮定法の過去では、I wereとなるのがルールということで、I wasとやったら英語の先生大喜びだ。
例2.If I accepted your offer, what would you do for me.?
条件節を過去(仮定法の)にしたので、帰結節も過去にする。ただし仮定法を使うのは想像・意図・願望・疑い等の話者の強い感情が入っているので、たいていはそのための助動詞が付いている。だから、帰結節にはwould, should, could, might等の助動詞の過去形が使われる。これらは分の内容によって使い分けねばならないことも仮定法が使いにく一つの原因でしょう。
例4.If you practiced harder, you could play the piano really well. I want to see you play the piano better than she plays.
see you playはいわゆる知覚動詞、to無しの不定詞を取る。でも、これ本当に事実に反した仮定なのだろうか。一生懸命頑張っている子にこのセリフはどうだろうか。If you practice a little more harder, もう少し頑張れば追いつくよと激励しているんなら、仮定法過去は絶対にまずい。上のセリフは才能はあっても全く練習しない子に対するものだろう。
例4.If there were a typewriter availlable here, I would type this letter.
残念ながら、タイプライターは使えない。無いかもしれないし、壊れて使えないのかも知れない。availlableはこんな時大変便利な言葉だ。Iwoildで使えたのになあというとても残念な気持ちを表している。
If there is a typewriter availlable here, I will type this letter.としてみると、「オイ、タイプライターがあるなら、俺が手紙打ってやるよ。」。これはこれで立派な英語だ。仮定法は事実に反したことを強調するための修辞的な表現だ。
例5.If this building caught fire, what would you take out first?
火事になることは全く想定できないことでもなく、十分ありうることだ。しかし、現在は火事でもないし、そんなことはあってほしくもないので、こんな時は仮定法過去が使われる。

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仮定法過去完了-練習

仮定法の仮定法らしい所以は、現実に反することを仮定する場合の表現だ。昔あったことを思い出して、もしあの時ああだったら、今頃こうだったのに。これこそ仮定法の面目躍如だ。
例文1.あなたが入院したことを知っていたら、お見舞いに行ったのですが。
例文2.もし以前にあなたの写真を見ていなかったなら、きっとあなただとは気がつかなかったでしょう。
例文3.もし彼があの時スリップしていたら、おそらく200フィートは落ちていたことでしょう。
例文4.もしあの時私が航空機操縦員としての訓練を受けていたら、今は国際線の機長になっていることでしょう。
例文5.それにもし気づいていたら、私たちは道路地図を買っていたのに。
例1.If I had known that you were in hospital, I would have visited you.
実はお見舞いに行くというピッタリした英語表現がないようです。その場所を訪問する程度で我慢しましょう。まあ、過去のことなので弁解がましいところがあるのはやむをえないでしょう。
仮定法過去完了は、条件節は過去完了。過去より古い過去完了、つまり大過去にするのが法(法律の法ではないよ)のルール。帰結節は助動詞を過去にしてしまっているので現在完了の形。すべてこのパターンなので迷うことはない。
例2.If I had not seen your picture before, I could not have recognized you.
この文は、気がつかなかったのは私ですが、日本文からはそれは分からない。あなたを出迎えに行った別の人かもしれない。このようなときにはあなたを主語にして受身形を使う必要がある。
If your picture had not been seen, you would't have been noticed. be動詞の変化;be→{am,are, is}→{was, were}→been。現在と過去が特にirregularaなのですね。
例3.If he had slipped there, he might have fallen 200 feet. 危なかった。危機一髪で助かったという感じ。 落ちていたかもしれないで、助動詞はmayの過去形mightがいいか。
例4.If I had been trained as a pilot at that time, I should have been the captain of an international airlinear.
当然なっていたはずだという気持ちで、助動詞はshouldを使った。
例5.If we had thought of a road map, we would have bought it.
本当は、日本文からは「それ」=road mapかどうかは分からない。If we had thought of it, we would have bought a road map.
とした方が良いかも。それが、例えば山賊が出るとか、クマが現れるとか、前後関係からしっかり見極めないと。

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仮定法現在-練習

もう少し仮定法の練習をします。まず始めは仮定法現在から。
例1.もし講師の口がいま、または近い将来その予定がありましたなら、その旨私に電話でお知らせ下さい。電話番号は472-1056です。月曜日から金曜日までの朝9時から午後4時までそこにいます。
   講師の口がないことを前提にしているはずはない。もしあればと単なる条件をを提示しているだけなのは明らかだ。当然、仮定法現在の出番だ。
If you have an opening for an instructor now or are going to have in the near future, please tell me so by telephone. The telephone number is 472-1056. I am available there from nine in the morning to four in the afternoon Sunday through Friday.
now or in the near futureとしたいのですが、英語だと現在と近接未来では動詞の形が違うからね。日本語の方が便利ですね。「講師の口」と言っても、mouthのはずは無い。「opening」と言わないと通じない。availableはもともと利用可能だという意味ですが、私はそこにいて連絡が可能ですという意味で頻繁に使われる語。使いこなせるようになりたい。

例文2.もし商品及び同封の見積りに関しご質問等がございましたら手紙でご連絡下さい。
万が一にも質問があれば、などという現実に反した仮定ではなく、もしあればという単なる条件だ。
If you have any questions about the marchandise or the enclosed estimate, please inform me by mail.
「商品」は、goods とかproducts、items等いろいろありそうだが、ビジネスレターではmarchandiseとしているようです。「見積り」はestimate、「同封の」はenclosedと過去分詞を使って「見積り」を修飾する。「enclose」は封筒に入れるという意味。

仮定法なんて必要か
英作文練習の部屋に戻る例文3.あなたが昨夜見たといった男、もう一度見れば分かりますか。はい、わかると思います。
If you see again the man whom you said you had seen there last night, can you recognize him? Yes, I think I can.
答えが否定なら、No, I don't think I can.でNo, I think I cannot.とはしないのが英語の言い方。

例文4.あなた方が力を合わせたら、その仕事はもっと早く終わることをあなた方は認識すべきだ。
この場合のyouは複数だね。youだけが単数も複数も同じように使われる。pull together=corporate
You should realize if you pull together, you can get the jobe done more quickly.

例文5.もし明日雨なら、運動会は順延になります。父兄の来られない生徒は朝8時までに同会担当の先生にお知らせ下さい。
明日のことだからと言って未来形にする必要はない。「運動会」のようにどちらかというと日本独特の 文化はピッタリ対応する英語がないので適当な訳を造り出さねばならない。「sports day」「field day」を設定している地域はあるけど、日本ような大掛かりなものではないらしい。
If it rains tomorrow, the athletic meeting will be postponed until the first fine day. The students whose parents are unable to come, are required to tell teacher in charge of the meetiong about it by eight o'clock in the moring.

仮定法なんて必要か
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もう少し練習を続けます。仮定法現在というのは、「もし~ならば、~だ。」の極めて頻繁に出てくる文なので、口頭でも自然に話せるように練習が必要です。
例文6.その下水管が雨の最中に詰まりでもしたら、この辺の公園は汚い沼になってしまうだろう。
例文7.もし眠くなってきたら、講演者に全注意を向けなさい。もし、それでもだめなら、静かに廊下に出ることです。
例文8.これらの2つのAの文字をよく観察すると、大きさが少し違うということに気づくであろう。
例文9.もし有罪と決まれば、彼は死刑を宣告されるであろう。
例文10.お金ってどんなものか知りたければ、行って少し借りてきなさい。
例文11.もし適当な機械を発明することができるとしたら、本当に水をガソリンに変える変えることができるだろう。
例文12.もしビクトリア朝時代の女性がセックスに関して悲しいほど無知であったということが事実なら、それが彼の主張を裏付けるものだ。
例文13.行儀の悪いのは無知の現れであるとみなすと彼がいうなら、私はそれは正しいと思う。
例文14.もしその問題の解決策が教育にあるなら、それは大変な時間のかかるもんでいであろう。
例文15.もし彼の計画に私の出る幕がないのなら、私はそのことで彼に会うが、しかしそれで彼を責めることはない。

仮定法なんて必要か
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仮定法過去-練習

仮定法過去についてもう一度、例文を使いながら検証してみよう。
例文1.もし私が先生なら、もっと易しいテスト問題をするのだが。
先生でないことは自明である。自明なら単なる条件として提示しても何も問題がない。だからあえて仮定法の過去を使うことは、だからあえて仮定法の過去を使うことは、口惜しさのような強い感情が含まれているとみて良い。
If I were a teacher, I would give easier tests.

例文2.もし彼が私達に手を貸してくれることができたら、何もかもうまくいくだろうに。
要するに彼に立場を考えると、現状では手を貸してくれることができないのだ。
If he could give us help, everything would go well.
he canを過去にしたのでHe couldとなったわけ。帰結節のwouldはwill(未来)の過去。

例文3.もし私があなたのように上手に英語を話せたら、どんなにかうれしいことでしょう。
現実は絶望的なほど話せないのだろう。
If I could speak English well as you (can), how happy I would be!
asは接続詞だから、as you canとしたい。普通は省略するが、省略したのだという認識を持つことが大事だ。
If I could speak as good English as you do, how happy I would be!
「as~as」と同じぐらいには、高校英語の定番だろう。

例文4.私にもし飛べる翼があったら、すぐにあなたのところに飛んでいけるのに。
まさしく、仮定法過去の典型みたいだ。If I were a bird, I could fly to you imediately.なんていうのと同じだ。be動詞の過去形でもwasではなく、wereを使うのが仮定法過去の特徴だ。
If I had wings to fly with, I would fly to you right away.
fly withと前置詞ならぬ後置詞となっているが、to fly with wingsで、flyが自動詞なのでこうなる。これも不定詞の使い方で確かめておいた方が良い。

例文5.もし太陽がなければ、私達は生きられないだろう。
If there were no sun, we could't live.

例文6.もし働かないで生きねばならぬ運命だったら、我々はどんなにか不幸なことであろう。
If we were destined to live without working, how miserable we would be.
「不幸な」を探せば、miserable、unhappy、unfortunate、unlucky等がある。

例文7.もし世界の人々が理解できる共通の言語があったら、どんなにか便利であろう。
そんなものありっこないという前提だろう。英語がそうだという人もいるかも。
If there were a common languare which all the people of the world can understand, how convenient it would be!
例文8.もしこの世に花や小鳥がなければ、どれほど味気ないことであろうか。
If there were no flowers and birds, how dreary our life would be!

例文9.彼にもう少し忍耐力があれば、彼は何事にも成功するのだが。
If he were a little more patient, he would be succeed in anything.
「なんでも、どんなことでも」はanything、「総てのこと」はeverything

例文10.原子兵器がもし第三次世界大戦で用いられたら、人類は絶滅するであろう。
絶対起こりえないことではないが、絶対起こってはならないという気持ちでしょうね。
If atomic weapons were used int a third world war, they would destroy the human race.
in a third world warは、thirdとなっているのに定冠詞theでなく「a」がついている。もし仮に別の戦争が起きたらという意味であえて不定冠詞「a」を使っている。帰結節のtheyは当然「原子兵器」を指している。
[別解] The use of atomic weapons in a third world war would mean the annihilation of mankind.

annihilationは絶滅の意味だが、物理学では対消滅(粒子と反粒子が反応して膨大なエネルギーが生まれ後には何も残らない)の意味だ。Dan Brownの小説に最終兵器として出てくる。

仮定法なんて必要か
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例文11.もし私が自分ですべてできるなら、私はこんなこと頼みはしない。
仮定法過去は現在の現実に反することを仮定(自分でできる)するので、動詞を過去形を使う。この場合は「出来るcan」だから「could」とする。
If I could do all myself (by myself),I wouldn't ask you to do this.
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例文12.もしあなたが見たら、その事故の光景はあなたを恐怖で凍らせずにおかないでしょう。
見ていないから幸いである。現実に反すること。事故はaccidentだけど、事故の残骸という意味ならwreckの方が適切でしょう。
If you saw, the sight of the wreck would freeze you with horror.
If you saw the sight of the wreck, it would freeze you with horror.
saw (see)は他動詞だけと、文意から明確な場合は目的語を省略できる。
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例文13.
誰であれ、人に向かって指をさすことが無礼でないという人がいたら、私はその人に会い、どこで育ったか聞きたいと思う。
そんな人がいてはならないという話者の強い主観が入っている。is→wereとなる。
If there were anyone who says that it is not impolite to point at anyone, I would see and ask him where he has been bred.
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例文14.私は日本人だし、そのことを誇りに思っている。もしそうでないなら、私は外国に住むでしょう。
I am Japanese and (I) am proud of it. If I were not, I would live abroad.
andは接続詞だから、I am Japanese and proud of it.とはしない方が良い。
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例文15.もし薬の量がその服用量に比例したらどうなるだろうか。
If the effects of drugs were proportionate to the dose, what would happen?

「どうなるだろうか」→「何が起こるだろうか」→What will happen?
*dose=a measured amount of medicine
【語彙;proportion】 a. 男と女の比率は、我々のクラスでは3体1であり、彼女等のクラスでは1対3である。
    The proportion of boys to girls is three to one in our class and is 1:3 in their class.
    つまり、A:B=proportion of A to B、「Bに対するAの比率」ということ。
b. 先月の晴天と雨天の割合は5:2であった。→The proportion of sunny days to rainy days last month wast five to two (5:2).
c. 彼等は能力に比例した賃金をもらっている。→They are paid wages (whcih are) proportianal(=proportionate) to their ability.
proportianalとproportionateはほとんど同じ意味に使われているようだ。
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例文16.もし水が土中にしみとおらないとしたら、雨の降るごとに家々はそれに流されてしまうだろう。
都市化に対する警告だ。現実はそうなりつつある。あってはならないという強い気持ちだ。
If water didn't permeate through the soil, houses would be washed away each time it rains.
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例文17.もし私の頭の中が着想で一杯だったら、こんな苦労はしないだろう。
If my mind were pregnant in ideas, I wouldn't have such a trouble as this.
*pregnant in=full of、
【語彙;pregnant】
a. 彼女は妊娠5か月である。→She is five-month pregnant.
b. 彼は危険を孕んだ事態に直面している。→He faces a situation pregnant with danger.
c. 今夜は可能性を孕んでいる。→This evening is pregnant with possibilities.

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仮定法過去完了-練習2

仮定法過去完了は、過去の過ぎ去ったことをあれこれ想定する絶対に起こりえないことの典型 だ。
例文1.もし運転を知っていたら、車を買ったことでしょう。
「知っていたら」は過去のことだが、過去完了形にしないといけない。帰結節はその仮定した時点に遡れば未来のことを表している。「~なっていたことでしょう。」未来を表す助動詞を過去にして、更に完了形の形を取る。
If I had known how to drive, I would have bought a car.

例文2.もし勇気と冷静さとチームワークがなかったら、彼女達の一行はエベレスト山を征服しえなかったことでしょう。
If these women had had no courage, composure and teamwork, their team couldn't have conquested Mt. Everest.

例文3.もし私がこの事実を知っていたら、当然あなたに話したことでしょう。
何か弁解がましい表現ですが。だから頻繁に使われる表現とも言える。
If I had known the fact, I should have told you about it.

例文4.君がもう少し早くここに来てくれたら、彼に会えたかも知れないのに。
If you had come here a little earlier, you might have seen him. He wanted to see you very much.

例文5.医者をもっと早く呼びにやっていたら、彼は死ななかったでしょう。
If the doctor had been sent for earlier, he wouldn't have died.
【die】の注意点。
「彼は1928年に亡くなった。」→He died in 1928.は正しい英語。He was dead in 1928.は彼は1928年時点では失くなっていた。dieは動詞、deadは形容詞。He passed away in 1928.といういい方も出来る。

例文6.クレオパトラの鼻がもう少し低かったら、世界の歴史は変わっていたかもしれない。
If Cleopatra's nose had been shorter, the history of the world might have changed.

例文7.彼女がもしあの時の彼の姿を見たら、きっとビックリしたことでしょう。
「彼の姿を見たら」は「彼を見たら」としないとうまく作文できないだろう。
If she had seen him at that time, she would have surely benn surprised at how he looked.

例文8.もし私が若い時にもっと勉強していたら、今はもっと幸福に暮らしていることでしょう。
「やってりゃよかった公文式」みたいな感想だ。
If I had studied harder while I was young, I would have been living a happy life now.

=while I was young=when I was young=in my youth

例文9.もしあなたがそこにいたら、きっと私と同じことをしたでしょう。
If you had been there, you would surely have done the same thing as I did also.

例文10.もし一言おっしゃって下さったら、痛みをやわらげる物を多分差し上げることが出来たと思います。
「一言」の内容が問題だ。「痛くて眠れないんだよ」とかなんとか。こういう時は帰結節の方を先に持ってくれば分かりやすい。「そのように言ってくれればと」とできるから。
I could probably have given you something to relieve your pain, if only you have told me so.

「if only~」で「~さえしてくれれば」のような時に使える。

例文11.もしお前が告げ口をしなければ、父は僕が彼の葉巻を吸ったことを知らなかったはずだ。
If you had not told the father on me, he couldnn't have known that I smoked his cigar.
「告げ口をする」は「tell誰に on誰のことを」でonを使うのか。
例文12.もしコーチの言うことを聞いていたなら、彼らのチームはその試合に勝ったことであろう。
If the coach's advice had been listened to, their team could have won the game.
例文13.もし彼がテニスへの情熱に身を任せることが出来たら、プロのテニスプレーヤーとして立派にやっていけたことであろうに。
「情熱に身を任せる」=induldge、「立派にやっていく」=make a good career
If he had induldged his passion for tennis, he could have made a brilliant career as a professional tennis player.
If he had been allowed to induldge his passion for tennis, he could have made a brilliant career as a professional tennis player.

例文14.彼女の暖かい看護がなかったら、彼はその病で亡くなっていたいたことでしょう。
If she had not cared for him tenderly, he would have died of the illness.

例文15.もしこれらの困難を予知していたならば、私はその仕事を引受けなかっただろうに。
If I had forseen these difficuluties, I would not have undertaken the work.
「予知することが出来たなら」と可能(can)の意味を付け加えたい場合は、
If I had been allowed to forseen these difficulties, I would't have undertaken the work.

例文16.かけようと思えば、あなたは電話をかけることはできたんだろうね。
If you had wanted to call, you could have telephoned, could't you?

例文17.私は答えようと思えば造作なく答えられたであろうが、差し控えておいた。
最後の「差し控えておいた」は、仮定法の文章からは外れる追加情報だ。
I might have answered easily, If I had wanted to (do so), I refrained (from doing so).
If I had wanted to answer the question, I might have answered easily. But I refrained from doing so.
【語彙;refrain】   
    A. 彼は当初悪意のある振る舞いを慎むものと思われていた。
      →He was at first expected to refrain from hostile action.
    B. その看護婦は私に室内での喫煙は控えてくださいと言った。
      →The nurse asked me to refrain from smoking in the room.
    C. ここに煙草の吸殻を等を投げ捨てないでください。
      →Refrain from throwing cigarette butts and other articles over here.
    D. 私は涙を禁じえなかった。→I could't refrain from tears.

例文18.あなたという人がいなかったら、私は今の姿になっていなかったでしょう。
If it had not been for you, I should not have become what I am today.
「~がなかったなら」は、If it had not been for ~は一つの決まり文句となっているみたいですね。

例文19.もしその家の家賃が1か月900ドルだったら、私は今までいくら支払ったことになるのだろうか。
「家を貸す」という動詞には「rent」があるが、I rent my house to him.(彼に私の家を貸した。)とI rent a house from him.(私は彼から家を借りた。)となる不思議な動詞だ。
If I had rented the house for 900 dollars a month, how much would I have paid so far?

例文20.もしその時電話がけたたましく鳴ったとしたら、私は当然それに気づいたはずだ。私はその時隣の部屋にいたのだから。
If the telephone had exploded into sound then, I should have naturally noticed it. It is because I was in the next room at that time.

例文21.もしその子が叔父の一人の名を取って名付けられたのなら、その子の今の名前がそれであるはずがない。
If the child had been named after one of his uncles, he could't have been named as he is now.

例文22.もしその契約書が火災または水害による損害の補償をしていなかったとしたら、これはいったい何を保証していたのことになるのであろうか。
If this contract had not guaranteed against damage by the fire or flood, what would this have guaranteed against?
【語彙;gaurantee】
    A. お客様には完全に満足して頂けることを保証致します。
      →Perfect satisfaction is guaranteed to our customers.
    B. 私はその時計を買った時、その保証書を受け取りました。
      →I received a guarantee with my watch when I bought it.
    C. 富があっても幸福になれるとは限らない。
      →Welth is no guarantee of happiness.       =Welth doesn't always give happiness.

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その他の仮定法

仮定法未来なんていうのもある。他に仮定法特有の使い方もある。
例文1.万一明日雨なら彼は来ないだろう。
If it rains tomorrow, he will not come.
論理としてはこれで全く十分。万一ということを強調するのが仮定法未来の構文。
【should】
If it should rain tomorrow, he will not come.
更に強く強調して、ifを省略してShouldが先頭に来る形。建設関係の契約書なんかでも見かけることがある。「万一、革命、暴動などが発生した場合は云々…」
Should it rain tomorrow, he will not come.

例文2.万一父が死んだら、どうしよう。
If my father dies tomorrow,なんて想像はしてはいけないという気持ち。
If my father should die, what had I better do?
what had I better do?はwhat shall I do?でもいい。
Should my father die, what had I better do?

例文3.もし特にご都合が悪くなければ、明日お会いしましょうか。
「万一都合が悪くなければ…」ということは相当強い勧誘だ。
If it should be convenient to you, we will meet tomorrow.
あれ!これでは「万一都合が良ければ…」で意味が反対では。でも、この方が勧誘としてはいいかも。言葉の遊びみたいですが。

例文4.もし万一あなたがロシア語を勉強しようと決心したら、まず真っ先に私にそのことを知らせて下さるでしょうね。
If you should be determined to study Russian, you will first let me know about it, won't you?
Should you make up your mind to study Russian, won't you first let me know about it?

例文4.もし万一あなたがロシア語を勉強しようと決心したら、まず真っ先に私にそのことを知らせて下さるでしょうね。
If you should be determined to study Russian, you will first let me know about it, won't you?

例文5.もし万一火事が起きたら、その町は大損害を受けるでしょう。
If there should be a fire, the town will seriously be damaged.
I a fire should break out, the town will seriously be damaged.
Should there be a fire, the town will seriouly be damaged.
Should a fire break out, the town will seriouly be damaged.

例文6.もし万一彼がこのことを聞いたら、彼はカンカンになって怒ると思います。
If he should hear of this, I think he will be exasperated.
Should he hear of this, I think he will be exasperated.

例文7.もし彼が来れば、彼に苦言がある。
If he should come, I will give him frank advice.
Should he come, I will have frank advice to give him.

例文8.もし万一東京に行かれるのでしたら、渋谷の中野氏をお尋ね下さい。
Should you go to Tokyo, please visit Mr. Nakano of Shibuya.

例文9.もし生まれ変わるとすれば、私は航空機のパイロットになりたい。
単なる条件として、If I am be born again, ~,
万一ならぬ、可能性は零の仮定。こんな時はshould の代わりにwere to を使う。
【were to】
If I were to be born again, I would like to be an aircraft pilot.

例文10.仮に彼女がそれを知るようなことがあれば、死ぬほど驚くだろう。
If she should know the fact, she will be surprised to death.
【were to】…帰結節の助動詞も過去になる。
If she were to know the fact, she would be surprised to death.

例文11.もし太陽が消滅したら、生物は皆死ぬだろう。
【were to】
If the sun were to go out, all living things would die.

例文12.たとえ太陽が西に昇ろうと、私はその約束を破るわけにはいかない。
【were to】
If the sun were to rise in the west, I would never break my promise.

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願望のwish

人間の叶えられない願望。現在のこと、過去のこと、未来のことと3種類ある。
まず、以下は現在の願望
例文1.私が鳥ならいいのになあ。→ I wish I were a bird.
例文2.私がもし飛べたらなあ。→ I wish I could fly.
例文3.もっと背が高ければいいのになあ。→ I wish I were taller.
例文4.英語がもっと良く書けたらなあ。→ I wish I could write English better.
例文5.タイプが打てたらなあ。→ I wish I could type.

次は、過去のことへの願望だ。
例文1.学生時代にもっと英語を勉強しておくんだった。→
I wish I had studied English harder in my school day.
例文2.昨日君と会いたかったのに。→
I wish I had met you yesterday.
例文3.私はあの時計を失くさなければ良かったのになあ。→
I wish I had not lost the watch.
例文4.あの美しい人に会えたら良かっただろうに。→
I wish I could have met the beautiful lady.

例文5.父がこれからは一人にほっておいてくれたらな、と思う。→
内容的には未来のことだけど、形は現在と同じだ。
I wish my father would leave me alone from now on.

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as if

「あたかも~のように」という時にas if ~がでてくる。
例文1~5は、現在、例文6~9は過去のこと。
例文1.あの子は大人のようなことを言う。→
あの子=heとして、He would say if he were a grown-up man.「もし彼が大人なら言うであろう。」→He says as he would say if he were a grown-up man.→He says as if he were a grown-up man.とできる。he would sayがダブっているので省略されていると考えられる。 The child says as if he were a grown-up man.
例文2.彼はまるで金持ちのような暮らしをしている。→
He lives as (he would live) if he were rich. =He lives as if he were rich.

例文3.彼は何でも知っている口ぶりだ。→
He talks as (he would talk )if he knew everything.

例文4.彼はまるで全体の状況を全く知らないようなふりをした。→
He pretended as (he would pretend) if he were ignorant of the whole situation.

例文5.彼は何かを思い出そうとするかのように、目を半ば閉じた。→
He half-closed his eyes as (he would half-close his eyes) if he tried to recall something.

例文6.彼は前に私にあったことがあったようなな話しぶりだった。→
He talked as if he had met me before.

例文7.彼はその新しい機械を、あたかも以前に扱ったことがあるように操作した。→
He operated the new machine as if he had used it before.

例文8.そのガイドはまるで100年も前にそこに生きていたかのように説明した。→
The guide explained as if he had lived there a hundred years ago.

例文9.警官はあたかも私がその犯罪を犯したかの如く、私に質問した。→
The policeman questioned me as if I had committed the crime.

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譲歩を表す構文他

譲歩とは 譲歩1 譲歩2 譲歩3 譲歩4 譲歩5
譲歩6 譲歩7 譲歩8 譲歩9 譲歩10
譲歩11 譲歩12 譲歩13 譲歩14 譲歩15
譲歩16 譲歩17 譲歩18 譲歩19 譲歩20
譲歩21 譲歩22 譲歩23 譲歩24 譲歩25
譲歩26 譲歩27 譲歩28 譲歩29 譲歩30
so~that1 so~that2 so~that3 so~that4
so that~may provided that~
neither~nor~ Not~because~
Not because~, but because
接続詞は語と語をつなぐものだが、文と文をつなぐ役割はとても重要だ。それは論理的な話をするためには不可欠なものだからだ。「あなたの言うことも一理ある。でも~」。話し合いをするためには相手の考えを良く聞いて、それについて反論しながら自分の意見を作っていく。そのためには譲歩の表現は欠かせない。譲歩とは英語ではconcession; compromise。意味は一歩譲ることだが実際は譲ってばかりでないことに気がつくでしょう。
譲歩以外の他の接続詞も便利なものを取り上げてみたいと思います。

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譲歩1

たとえそれが何であれ、それは重要な情報であるに違いない。
「それが何が分からないということは認めよう。」と譲歩することで自分の主張をかえって強める効果がある。
Whatever it may be, it must be important information.
「what+ever」と「may」の組合せで譲歩を表している。
→Как бы то ни было, это должна быть важная информация.→无论它是什么,它必须是重要的信息。

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譲歩2

たとえ何をしようとも、君は最後までやれ。
「たとえ何を」が譲歩の味。Whatever you may ~
Whatever you may do, you must do it to the last.
【語彙;to the last】
Whatever you may do, you must do it to the last.
   a. They fought to the last soldier. →「最後の一兵まで」
   b. They came there to the very last. →「最後の一人まで」
   c. I drank the whisky to the last drop. →「最後の一滴まで」
→Что бы вы ни делали, вы должны делать это до последнего.→无论你做什么,你必须做到最后。

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譲歩3

たとえ彼女が何を言おうと、だれも耳を貸さなかった。
「たとえ何を」が譲歩の味。Whatever she said ~。本当の気持ちはshe may sayとしたかったが、よく見ると右辺は過去だ。「彼女が何と言ったかは知らないが」が本来の意味。mayがだめならその過去のmightがあるではないかと言われそうだが、筆者の知見ではよく分かりません。多分ダメでしょう。そもそもmay絶対必要かと言われるそうでもなさそうだし。
Whatever she said, nobody listened to her.
【追記】
He may go.を過去にしたら??
これ難問です。He might go.では「行くかもしれない。」。He may go. も「行っても良い」という許可と「行くでしょう」という未来の可能性を同時に表しています。助動詞とはいえ、あまり助けにならない話で恐縮。

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譲歩4

何が私に起ころうとも、私の決心は変わらない。
Whatever may happen to me, my mind never changes.
Whateve主格の例。

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譲歩5

たとえ何が失われようと、私はそれをすることに決心した。
Whatever may be lost, I have determined to do it.
→Regardless of what is lost, I decided to do it.→Независимо от того, что потеряно, я решил сделать это.→不管丢失了什么,我决定这样做。/**管guǎn=かまう、面倒を見る、丢diū=動詞;失う、失くす、/丢は日本語では=(チュウ、さる、なげうつ)となっていたけど余り使わない漢字だ。丢失=失う、失くすとと覚えておいた方が良さそうだ。

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譲歩6

あなたが過去に何をしようとも、私には何の興味もない。
Whatever you did in the past, I am not interested in it at all.
No matter what you did, I am not interested in it at all.
No matter what you did, I am not interested in it at all.
whatever~=no matter what~
あなたが過去に何をしようとも、私には何の興味もない。→Что бы вы ни делали в прошлом, мне это совершенно не интересно.→无论你过去做了什么,我根本不感兴趣。/**прошлый=形容詞;過去の、совершенный=完全な、/** 无论wúlùn=一切、どんなものでも、兴趣 xìngqù=面白味、興味

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譲歩とは

譲歩構文は、重要な表現です。譲歩の意味は一歩譲るということ。長文の中で、「一般論」→<逆説の接続詞>→「筆者の主張」という論旨の展開が多いのですが、その中で、一般論の部分に、 譲歩を表す構文が、よく使われるからです。論理的な会話をしたいなら、譲歩構文の習得は不可欠でしょう。例文を見ていきましょう。
No doubt she loves him , but she won't marry him. →確かに彼女は彼の事を愛しているが、彼女は結婚はしないだろう。
no doubt ~ , but 文 ⇒「確かに~だが、・・・文・・・」
→Certainly she loves him, but she will not get married.→Конечно, она любит его, но она не выйдёт замуж.→当然她爱他,但她不会结婚。**идти замуж=ある男の嫁ぐ
どんな言語にも譲歩の言い方は存在する。彼女が彼と結婚しない。だから僕は諦めないなんていう気持ちでしょうか。
No wonder they turned down her offer. →道理で彼らが、彼女の申し出を断わったわけだ。
No wonder 文. ⇒ 「道理で~なわけである」、「~したのも不思議はない」、「~したのも驚くべきことではない」
→Неудивительно, что они отклонили её предложение. →难怪他们拒绝了她的提议。**отклонить(完了体)、 отклонять(不完了体)= 拒絶する、** предложение=提案、申出** 难怪=~するのも当然だ、不思議とは言えない

<従属節が譲歩で、主節が主張>
I'll go out even if it rains. →たとえ雨が降っても、私は出かけます。
I'll go out , whether it rains or not. →雨が降ろうと降るまいと、私は出かけます。
Fool as he is , he knows how to make money.= Though he is a fool , he knows how to make money. →彼は愚か者だが、金の儲け方は知っている。
I'll go out even if it rains.→ Я выйду, даже если пойдёт дождь.→即使下雨我也会出去。 **即使jíshǐ=接続詞;たとい~でも
No matter how humble it is , there is no place like home.= However humble it may be , there is no palce like home. →どんなに粗末でも、我が家に勝るところはない。 **humble→(卑屈さを含む)謙虚な、粗末な
→Как бы скромно это ни было, нет места лучше дома.→无论多么谦虚qiānxū,都没有像家一样的地方。**скромный=控えめな、謙虚な、** 无论wúlùn=接続詞;(次の条件のものは)一切、どんなものでも、どんなに~しても
She carries on smiling in the face of adversity. →逆境に直面しても彼女は、にこにこしている。** adversity→逆境、不幸な出来事、不運、不幸
<前置詞句が譲歩で、単文の主節が主張>
For all her faults , I still like her.= In spite of her faults , I still like her. →彼女には欠点があるが、やはり彼女が好きだ。
→Несмотря на её недостатки, я все еще люблю её.→尽管jǐnguǎn她有缺点,我仍然réngrán喜欢她。
** 尽管jǐnguǎn=副詞;(たくさんあるから)かまわずに~とか、(心配せずに)いくらでも~、**缺点quēdiǎn=欠点、**仍然réngrán=副詞;依然として、元通り、
<修飾句が譲歩で、単文の主節が主張>
I like her none the less for her faults. →彼女には欠点があるが、やはり彼女が好きだ。 =She has faults , but I like none the less.
none the less for~→(for以下にもかかわらず)やはり、none the less →やはり
She was none the worse for drinking spirits. →彼女は強いお酒を飲んだというだけで、体調が悪くなることはなかった。→彼女は強い酒を飲んだが、何とも無かった。
none the 比較級 for~→(for以下のため)それだけ・・・ということはない。
**spirits(通例 ~s)= 蒸留酒、ウイスキー、ブランデー、ジン、ラム
"even if" と "even though"は、何が違うのか。
"even if"→「これから起こりそうなこと」を表す。
"even though"→「実際に起こっていること」を表す。
Even if it rains, the festival will take place. →たとえ雨が降っても、祭りはあるだろう。 <過去に同様の事例がないニュアンス>
Even though it rains , we're able to capture enough solar energy. →たとえ雨が降っても、(いつでも)十分な太陽エネルギーを売ることができる。 <過去に同様の事例があったニュアンス>

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譲歩7

何が私を待ち受けていようとも、私は行かなければならない。
Whatever may await me, I must go.
await=wait for

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譲歩8

どの本を選んでも良いから、それをよく読みなさい。
Whichever book you may read, read it well.

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譲歩9

どちらの道を選んでも、結局は同じ所へ出ます。
Whichever way you may take, it will lead you to the same place.

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譲歩10

それが右であろうと左であろうと、どちらへ回転しようと、その回転速度は変わらない。
「どちらへ」からwhichever、「右であろうと左であろうと」は回転の場合は、「時計回りか反時計回り」か、すなわちclockwise or couterclockwiseとする必要がある。
Whichever way it may turn, clockwise or counterclockwise, the turning speed remains unchanged.

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譲歩11

どちらが先に適用されても、違いはほとんどありません。
Whichever is applied first, it doesn't any difference.

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譲歩12

誰が来ても、私は外出中だと言いなさい。
Whoever may come, tell him(or her) I am out.
him(or her)は英語の欠陥だ。なまじ知ったかぶりしてhimと入れると差別だと言われかねない。

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譲歩13

誰が私を説得しようとも、私は決心を変えない。
「説得する」→persuade、「説得の結果納得する」→convince
Whoever may pesuade me, I will never change my mind.

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譲歩14

途中で誰に会おうとも、口をきいてはならない。それがルールだ。
今度は「誰に」、目的格だからwhomeverとなるね。
Whomever you may meet on the way, you must not talk to him. That's the rule.
Whomever you may meet on the way, you must not talk to the person. It is the rule. (in order to avoid discrimination)

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譲歩15

彼女が誰のうわさをしようと、私達はそれに耳を貸してはならない。
「噂をする」→whisper about ~、「耳を貸す」→listen to、pay attention to
Whomever she whispers about, we must not pay attention to it.

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譲歩16

誰のために君が戦おうとも、君はきっと最善を尽くすと私は信じます。
「~のために戦う」→fight for、
Whomever you may fight for, I believe (that) you do your best.

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譲歩17

人間はいくらお金があっても、健康がなければ幸福にはなれない。
この「いくら」が譲歩を示している。「お金があったと認めよう」しかし云々となるわけだ。
However rich one may be, he(she) cannot live happily without health.

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譲歩18

いくら一生懸命やってみても、それはあなたには難しすぎる。
「最大限やってみな」→「でも無理だよ」。まさしく譲歩の構文だ。
However hard you may try, it is too diffucult for you.

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譲歩19

どんなに毎日が寒かろうと暑かろうと、その特訓は続けなければならない。
However it may be cold or hot, the special training must be continued.

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譲歩20

どんなに勇敢であろうとも、その探検家達はジャングルの中をそれ以上進めなかった。
右辺からこの文は過去のことが分かる。
However brave the explorers were, they could not progress no farther in the jungle.

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譲歩21

どんなに差別されようと、彼女等は生きねばならなかった。
However discriminated they were, they had to live.

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譲歩22

どんなに彼が許可を渋っていようとも、私はどんなことをしても必ず許可を取る。
However reluctant he may be to give me his approval, I must get it by any means.

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譲歩23

たとえどこへ行こうとも、あなたは自分の家よりも良いところを見つけることはできないでしょう。
「たとえどこへ行っても」が譲歩の形。whereverを使う。
Wherever you may go, you will not be able to find a better place than your home.

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譲歩24

たとえどこであなたが生まれようと、そんなことは問題ではない。
Wherever you were born, it dosen't matter at all.

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譲歩25

いつ行って見ても彼は家にいます。
Whenever you may go (to his house), you will find him at home.

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譲歩26

君が電車を利用しようと、自分でハンドルを握って車で行こうと、旅行はきっと楽しいものになろう。
「電車か車かの議論は置いといて」→これも一種の譲歩と言えるか。
Whether you go there by train or drive there yourself, you will surely enjoy the trip.

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譲歩27

彼が来ようと来まいが、私はここで待とう。
Whether he comes or not, I will wait for him here.
=I will wait for him here whether he comes or not.

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譲歩28

陸路を取ろうと海路を取ろうt、彼らはきっとここにやって来る。
They will surely come here whether by land or by sea.
whether以下を後ろに回すと「カンマ,」がいらなくなる。

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譲歩29

白かろうが黒かろうが、彼にとっては問題ではなかった。
「白でも黒でもどっちでも良い」。これも譲歩の一つだろう。
Whether (it was) white or black, it was no problem to him.

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譲歩30

その報告が本当かどうか、私には疑わしい。
I doubt whether the report is true or not.
=It is very doubtful to me whether the report is true (or not).

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譲歩31

彼は私にそのことを知っていたかどうか訪ねた。
He asked me whether I had known the matter or not.
過去より古い過去完了。

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譲歩32

それは君が来られるかどうかにかかっている。
It depends on whether you can come or not.

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so~that1

「~だから~だ」という文は、理由と結果を示している。理由を表す副詞節には接続詞becauseをつけることが出来るが、他にもso~that 等もある。
彼はゆっくり歩いていたので、私は容易に追いつくことが出来た。
上の文を英語にして見よう。
He was walking slowly. I could catch him up easily.
→I could catch him up easily, because he was walking slowly.
He was walking so slowly that I could catch him up without any difficulty.
理由を表すその内容の中には、形容詞adj.や副詞adv.が含まれていることが多い。この場合は、so slowlyがadj.だ。結果についてはthatいかにまとめる。

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so~that2

私は一生懸命勉強したので、難なく試験にパスした。
I studied so hard that I passed the examination easely.

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so~that3

その部屋は大変暗かったので、私達は何も見えなかった。
It was so dark in the room that we couldn't see anything in it.
「暗い、明るい」の時は、itを使うと良い。天候と同じだ。The room was dark. ではなく、It was dark in the room.としないといけない。

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so~that4

それは大変大きな本だったので、彼のカバンには入らなかった。
これも2つの文に分解すれば、It was a large book. It cannnot be put in his bag.となる。
これをつなげると、It was a so large book that~となるはずだが、so large a bookとso largeを強調するように語順を変えるのが普通だ。
It was so large a book that it couldn't be put in the bag.

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so that~may

「~するように~した」という目的を表す構文です。 私はその試験に受かるように懸命に勉強した。
    I studied hard. [conj.] I may pass the test.
接続詞[conj.]をso that とする。また、「~するように」の意味を明確にするため「可能性の助動詞」mayを加える。
I studied hard so that I might pass the test.
後半は前半が過去なので影響を受けてmayがmightになっている。ただ現実の話は「testにpass下かどうかは不明だ。」

一番電車に間に合うように私は家を早く出た。
I left home early so that I might be in time for the first train.
so that~may=in order that~mayの関係がある。
I left home early in order that I might be in time for the first train.

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provided that~

provided that=under the condition that~
つまり、「~の条件のもとで」、「~なら、~しましょう」みたいな表現です。
25歳以上の人ならだれでもそれに応募できます。
Anyone may apply for it, provided that he is over 25 years old.

私は法律によって守られるなら、私は法律を守ります。
I observe the law, provided that the law protects me.

あなたがこの条件をのむなら、私はあなたの望み通りにしよう。
I will do as you wish provided that you agree to this condition.

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neither~nor~

ペンも鉛筆もどちらも使ってはいけません。
単純な命令文だから→Don't use a pen or a pencil.これで良い。「両方を否定」する味を強く出すのが子の構文だ。
Use neither a pen nor a pencil.
neitherを使えば、動詞は肯定となる点に注意です。
私は英語を書けもしないし話せもしない。
I can neither write English nor can I speak it.
動詞がらみの否定は、強調のためnor can Iと倒置されている。
中国語もロシア語も、どちらも習うのが容易でない。
Neither Chinise nor Russian is easy to lern.
Neither~ nor~が主語の時は述部は肯定になる。
私はこの村に友人はいないし、また持とうとも思わない。
I have neither friend in this village nor do I have any intention to have any.
nor I haveがnor do I haveと疑問の形に変わる。

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Not~because~

私がまだ若いからと言って私の愛を奪わないでください。
「~だからと言って」という言いまわしだ。
Please don't take my love away from me because I am still youg.
わたしは、見た目に美しいということで物を買うことはありません。
I don't buy anything because it looks good.
私は大変経済的だからという理由でその機械を売るのではない。
I don't sell the machine because it is economical.
「なぜなら、それが経済的だ。」→「だから、売らない。」変でしょう。言葉というもなかなか莉いくつ通りいかないものだ。
あなたは自分が金持ちだからといってうぬぼれてはならない。金持ちは他にもたくさんいる。
You should not be proud because you are rich. There are many who are rich.

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Not because~, but because

私は、彼が貧しいからといって軽蔑するのではなく、彼が怠け者だから軽蔑するのだ。
I despise him, not because he is poor, but because he is idle.
私は損部屋を借りたが、それは私が気に入ったからではなく、駅に近かったからである。
I rented the room, not because I liked it, but because it was near the station.
私は航空自衛隊に昭和30年の9月に入隊したが、それは自衛隊の食事を食べたいからではなく、米国に行けるチャンスがあったからである。
I joined the Air Self-defence Force in September, not because I wanted to eat the air force's chow, but because I would have a chance to go to America.
これは中野幾雄さんの実際の体験のようだ。

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部分否定

英語というよりも論理の問題かもしれない。「総てのAはBである。」を否定すれば、「総てのAはBでない。」とはならない。「総てのAはBであるとは限らない。」「Aの中にはBでないものもある。」ということだ。
例1.総てのアメリカ人が背が高く、すべての日本人が背が低いという訳ではない。
All Americans are not tall, and all Japanese are not short.
All A is B.を否定すればAll A is not B.「総てのAはBである。」の否定は「総てのAはBとは限らない。」で当然のことなのに、「not B」=「C」とひとくくりすると「総てのAはC(Bでない)である」となって、可笑しくなってしまいます。つまり、文中のnotを「are not=aren't」と取るか「not B」取るかです。当然notは動詞につながり、事実isn't、aren't、don'tのようにひとまとまりにも表されるので、「not B」のような取り方は絶対にありえないことが分かるでしょう。
総てのアメリカ人が背が高く、すべての日本人が背が低いという訳ではない。→Не все американцы высокие и не все японцы короткие.
総てのアメリカ人が背が高く、すべての日本人が背が低いという訳ではない。→Not all Americans are tall and not all Japanese are short.
All Americans are not tall, and all Japanese are not short.→Все американцы не высокие, а все японцы не короткие.
上の訳はGoogle翻訳を利用したものだが、日本語→英語、日本語→ロシア語、ロシア語→英語とすると面白いが、どれも部分否定としてあらわされていると思う。
【追記】
例として、Russians are fat.(ロシア人はデブだ。)Russians are not fat.(ロシア人はデブではない。)
これに対して、All Russians are fat.(総てのロシア人はデブだ。)、All Russians are no fat.(総てのロシア人はデブとは限らない。)=Every Russians are not fat.
結局、総てのを否定する時を部分否定。単純な否定を全面否定と呼んでいるようです。このあたりは論理を考えずに丸暗記しようとしたら頭がこんがらがって何が何だか分からなくなってしまうでしょう。

例2.私たちの興味を引く本が総て私達の利益になるということはない。
Not all books that interest us profit us.
「Not all」としてくれれば、「総てはないところの」となり、部分否定が明確に表せる。

私たちの興味を引く本が総て私達の利益になるということはない。 例3.私達はそれらをみんな買ったわけではない。
We didn't buy all of them.
「全部買わなかったなら」→We bought none of them.
We didn't buy any of them.でも、どれも買わなかったことを表せるね。

例3.私達はそれらをみんな買ったわけではない。
We didn't buy all of them.
「全部買わなかったなら」→We bought none of them.
We didn't buy any of them.でも、どれも買わなかったことを表せるね。
私達はそれらをみんな買ったわけではない。→Мы не купили их всех.→We have not bought them all.
*купить(完了体)=買う、購入する、 покпать(不完了体)、買うという動作は、ロシア語では動作が完了すればその結果が残っているはずと考えて完了体の動詞を使う。当然対応する英語も現在完了を使うことになる。
私達はそれらをみんな買ったわけではない。→我们没有全部买。  この言い方は英語と全く同じだ。
例4.私は彼らを2人ともは知らない。
2人をAとBとするとき、知らないのはAかBのどちらかだ。どちらかは知っている。
I don't know both of them.
「両方とも知っているわけではない。」→片方は知っているが片方は知らない。では、
I don't know either of them.
この場合は、「どちらも知らない。」→=I know neither of them.
3人以上では、I don't know none of them.「誰も知らないよ。」

私は彼らを2人ともは知らない。→Я не знаю их обоих.
Я не знаю их обоих.→私はそれらの両方を知りません。
I know neither of them.→Я не знаю ни одного из них.
*обоих→оба(数詞)=二つの、双方の
日本語→ロシア語→日本語では元に戻らない。「2人ともは知らない。」と「両方は知らない。」とは良く考えれば同じ意味だ。どちらも片方は知っていることを暗示している。つまり、部分否定だ。「両方とも知らない。」なら全部否定だ。
私は彼らを2人ともは知らない。→I do not know them both.
I do not know them both.→私はそれらの両方を知りません。
「両方は知らない」なら、片方は知っている可能性を否定しているわけではないけど、「どちらも知らない」ように取られそうだ。
私は彼らを2人ともは知らない。→我不认识他们俩。→I don't know them both.
例5.鳥は皆飛べるわけではない。
All birds cannot fly.=Every birds cannot fly.
For example, penguins cannot fly. Ostriches also cannot fly.
鳥は皆飛べるわけではない。→Не все птицы могут летать.→Not all birds can fly.
All birds cannot fly.→Все птицы не могут летать.→すべての鳥は飛ぶことができません。
論理的にはこの日本文(ロシア文)は正しい。ペンギンでもダチョウでも飛べない鳥がいる以上「総ての鳥は飛ぶことが出来ないは真だ。」。でも日本語の表現には何か違和感を持つのが普通だろう。
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後か先か

andとbutだけでは、あまりにも文が幼稚になってしまう。2つの文をつなぐにはどちらか先でどちらが後か、因果関係をとらえて処理することが大事であろう。afterとbeforeは相対的なものどちらでも自由に使いこなそう。

例1.あと10分で授業が始まります。
The class begins in 10 minutes.
勿論これで何の問題もない。しかし、10minutesを主語にする分はできないか。
There are ten minutes before the class begins.
Just after ten minutes, the class will bigin.

Урок начинается через 10 минут.
*через=前置詞(対格を伴う)
До начала занятий десять минут.
例2.電話のベルが2回鳴っただけで相手が出た。
The telephone rang only two times before someone picked up.
Someone picked up the telephone after the bell rang only twice.


例3.家を出て間もなく私達は雨に降られた。
Soon after we left home, we were caught in a rain.
We had not gone very far before we were caught in a rain.

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go and come

goとcome、よく使う動詞だけに色々な使い方がある。
【例文1】
私は来月ロシアに行きますが、あなたも一緒にいらっしゃいませんか。

特に難しいことはない。
I am going to Russia next month.  Can you come with me?
comeとgoの使い分けは、
    ◎自分の現在の位置から遠ざかる方向→go
    ◎自分の現在の位置に近づく方向→come
が基本で、日本語でも「行く」「来る」となるが、話相手がいるのでそう理屈通りには行かない。 この文の後半も、あなたも私の方へ「来られますか」という連想からcomeを使う。
電話かなんかで、Will you come here now?と聞かれたらYes, I am coming.=今行きます。
Я поеду в Россию в следующем месяце, вы бы хотели поехать с нами?
goもcomeも自動詞だから目的語を取ることはないが、前置詞をつけることで方向等の意味を付加することはできる。
【toとtoward】
toは到達点を意味するがtowardは単に方向のみを示す。
岡の上から湖を見ていたら1隻のモータボートがこちらへ向かって来ている。A boat is coming toward me.絶対toは使わない。
【例文2】
今夜は何時に私の家に来て、英語を教えて頂けますか。7時15分です。おそくともね。

-What time can you come to my house tonight for teaching English?
-I can come to your place at a quater past seven tonight at latest.
この場合、答えの方は相手の立場でcomeを使っている。日本語なら7時に行きますとかお伺いしますになるのでしょうが。
【例文3】
あなたが来週そこへ行かないと彼らはきっとがっかりすることでしょう。

Your not going there next week will surely disappoint them.
普通の会話では、When you don't go there next week, they will be surely disappointed.
you don't go there next week→your not going there next week
ここで使われている「going」は動名詞。動名詞の意味上の主語は所有格で表わせるし、目的語や他の修飾語もそのままつけることが出来る。つまり1つの文章をそのまま丸ごと名詞に代えてしまうことが出来る。こんな便利な道具を使わない手はないし、英語の現場では頻繁に使われている。
Your smoking troubles other people around you.
If you smoke here~なんて書いてある張り紙なんて無いでしょう。
Your helping us will be greatly appreciated.→協力感謝致します。
【go~ing】 I go swimming. He goes fishing. They go hunting. They went skating yesterday.
「~しに行く」という表現だ。ここまでは誰でも問題なく話せるし書けるでしょう。問題はこれに前置等で更に修飾しようとする際に生じる。
次の文の変なところはどこでしょう。
I am going to go swimming to the hotel pool.
おそらく話者(多分日本人)は、どこかのホテルのプールに行く予定があって自慢げに言いたいのでしょう。
be going to~は、これからしようとしている。goの現在進行形で近接未来なんて説明がありますね。これは正しい表現。これをI go swimming と現在形とすると習慣的な行為となってしまう。しかし、問題は別の所にある。ここのswimmingは動名詞だ。動名詞は動詞の性質を残しているので前置詞句等の修飾を伴うことが出来る。だから、上の文は《swim to the hotel pool=ホテルのプールまで泳ぐ》川か海かを泳いでホテルまで行く。そんなこと多分不可能だ。文章としては意味不明だけど何とか理解はしてもらえるかも知れない。英語が出来ない人だから仕方がないと。だからこんな英語を使うのはやめよう。
I am going to go swimming in the hotel pool.はじめからこうすれば全く問題なかった。
My mother has gone shopping in Shinjuku.
「お母さんは?」「新宿に買い物に行ったの。」。
日常の会話文はほとんど現在完了か現在進行形。現在形や過去形が使われるのは極めて限られた状況だ。My mother goes shopping in Shinjuku.エー、あんたのお母さんは夕飯の買い物は何時も新宿でするの。
My mother has gone shopping to Shinjuku.となると買い物しながら新宿まで(目的地)まで歩いて行くの?。
ところで、「go+~ing」の形、「go +動名詞」と説明したが、goは何度も言うようだが自動詞だ。だから目的語として名詞を取るのはあり得ない。これは、昔は「go on +~ing」の形だったらしい。頻繁に使われるので「on」が消えてしまって現在の形になったらしい。
そういえば、動詞の時制の変化go→went→goneだって相当変だ。普通の動詞なら母音が少し変わるぐらいで原形をとどめているものだ。goとwentはあまりにも違い過ぎる。どうもこれも2つの別の動詞があって、意味が同じため1つの物として合体したためらしい。つまり両方の動詞の顔を立てて現在の形になったようだ。
【例文4】
彼は今ハンマーを取りに行ってます。5分もあれば戻りますから、チョットお待ち下さい。
He has gone after a hammer. He will be coming back in less than five minutes. Pleass wait for him to be back a little bit.
「取りに行く」からtakeだのbringだの迷ってしまう。「go after」という極めて便利な言い方がある。「go after=~を求める」
後は何度も言うことだが、こういう時は過去形を使わずに現在完了を使わねばならない。日本人はどうしても完了形や進行形がうまく使えない。これば今の学校英語の弊害ともいえる。
【go against】
He joined Japanese Air Self Defence Force last year against his father's wishes. 彼は父の意に反して日本の航空自衛隊に入隊した。
これをgo againstを使って書き直す。
He went against his father's wishes when he joined Japanese Air Force Self Defence Force last year.

【例文5】
その本を見つけたら、すぐに知らせてあげますよ。
I will let you know as soon as I come across the book.
come across=happen to meet=偶然に出くわす。
【come in】
これには3種類の違ったタイプがあります。→This comes in threee different types.
学校英語なら、There are three different types of this.だろう。
May I come in?みたいな使い方以外にこんな使い方があったんだ。
【come from】
これはだた長い経験によって初めて可能になるものだ。→This only comes from long experience.
可能という語を入れたいなら、=This becomes possible only from long experience.
Where do you come from?( =Where are you from?)以外にもこんな使い方があったんだ。
【come under】
①これらは総てセクションAの同じ見出しに入る項目です。→ All these are the items which comes under the same heading of Section A.
②これらはどの見出しに入れたら良いですか?→Which heading do thsese come under?

【例文6】
あなたは外国に、例えば中国に、行ったことがありますか?→Have you ever been abroad, for instance to China?
「行ったことがある」といっても、goやwentやgoneは一切使わない。旅行の経験を表すなら現在完了の経験の形。学校の英語でも一応は教わるはずだけど、作文演習をおろそかにしていると結局身につかない。I was in China when I was ten years old.→10歳の時中国に行ったことがあるよ。こんな時もbe動詞で済ましてしまうでしょう。
【類例】
ここに来たのは今日が初めてです。→Today, this is the first time I have been here.
これは、質問 Have you ever been here before?に対する答えでもある。初めてかどうか、経験を話題にしているのだから完了形を使うのは当然だ。

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wait for

英語の動詞には、「状態動詞」と「動作動詞」の区別がある。liveとかknow等の状態動詞は継続の意味を含んでおり、I live in Tokyo. とかI know him.等は現在進行形にそぐわない。waitなんかも状態動詞のような気もするんのですが、進行形も使われている。leaveやkeepは状態動詞だ。
【例題1】
では、明朝10時にあなたのお出かけをお待ちしております。ドアは開けておきます。→ Then, I will be waiting for you to come at ten tomorrow morning. I will leave the door open.
この文の内容は未来のこと。しかし、待っていますは継続的な内容。だから進行形を使っている。wait=待つとなると、「何を待つのか知りたくなるのが人情だが、なんとwaitという動詞は自動詞で目的語を取らない。「何を」をいう必要がある時は必ず前置詞とセットで用いることになる。あなたは何の用事かは分からないけど、10時に彼の所に立ち寄る。彼はそれを待っている。wait for you to come→あなたが来るのを待ってます。for you のfor の後に来る名詞(代名詞)を意味上の主語と称しており、その主語が行う行為を不定詞で表わす。
次の文のleaveもなかなか面白い動詞だ。leave=放置する、そのままにしておくという意味だけど、実際にどうするのかを示したい。この場合はopen、つまり開けたままにしておくということだ。leaveは他動詞で目的語を取るが、もう一語補わないと意味が完結しない。このような動詞を不完全他動詞と称する。第五文型を作る動詞だ。leave the door open=開けたままにしておく、leave the door closed=閉めたままにしておく、leave the door as it was=元のままにしておく等々。open⇔closedの対。open は普通の形容詞だけどclosedは動詞closeの過去分詞だ。
leaveと似た言葉にkeepがある。keep the door open、 keep the door closedは管理が必要だ。ドアーが閉まれば開けに行くのがkeep the door open 、leave the door openなら誰かが勝手に閉めようと知ったことでない。
好吧,我明天早上10点钟等你。 把门打开。
【例題2】
どのくらいお待ちになりましたか。ごめんなさい、10時頃に電話を差し上げれば良かったと思います。→How long have I kept you waiting? I am sorry, I should have called you at about 10.
どのくらい待ったかでなく、どのくらい待たせたかとするのが英語的な丁寧な言い方。そうでないと次のI am sorry.に続かないはず。
你等了多久? 对不起,我想我应该在10点左右给你打电话。
Как долго вы ждали? Извините, думаю, мне следовало позвонить вам около 10 часов.
【例題3】
あなたはさっきから何を見ているのですか。温度計を見て、温度が70℃に上がるのを待っています。→What have you been watching since a while ago? I have been watching the thermometer, waiting for the temperatue to rise to 70℃

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日本語からの発想

1.思い出(おもいで)
今日の結婚式は一生の思い出になるだろう。→ Today's wedding ceremony will be the most memorable day of my life.→ 今天的婚礼一定会永通留在心中的。→ Сегодняшняя свадьба станет воспоминанием на всю жизнь.
2.覚悟(かくご)
あの子は15歳なのに家を出て一人で生活する覚悟だ。→ He is only 15, but has prepared to live alone away from his family.→ 那个男孩子才15岁就准备离开一个人生活。→Этому ребенку 15 лет, и он готов покинуть дом и жить один.
3.我慢(がまん)
感動的な映画を見て泣きそうになったが、周りに人がたくさんいたので我慢した。→ 感動的な映画を見ながら私は泣きそうになりましたが、周りにたくさんの人がいたので自分自身を制御しました。→ I was close to crying while watching the touching movie, but controlled myself because there were many people aroung .→ 看让人感动的电影时,很想哭,但是周围有很多人,所以强忍着了。→ Я был близок к тому, чтобы плакать во время просмотра трогательного фильма, но сдержался, потому что вокруг было много людей.
4.勘(かん)
あの新入社員は勘がいいのでどんどん仕事を覚える。→ That quick-witted new employee can learn his job fast.→ Этот сообразительный новый сотрудник может быстро освоить свою работу.
5.恐縮(きょうしゅく)
丁寧な手紙を頂き、恐縮してしまった。→ I was humbled to receive such a polite letter.→ Я получил вежливое письмо, и я боюсь.→ →我收到一封礼貌的信,我很害怕。→I got a polite letter and I am afraid.
それにしても、恐縮するというのと、恐れるのはチョット違うのでは。確かに「恐縮」本来の文字通り意味は恐れから身がすくむ状態を意味しているのですが、実際は相手から厚意を受けて深く感謝したりすまないと気持ちを表すのですね。 ** humbled =形容詞;〔名誉ある賞・地位などを与えられるなどして〕恐れ多い、恐縮で 、I'm truly humbled and honored to get the prize. : 賞を頂き、私は大変恐縮するとともに光栄に思っています。という具合に使うので、ここの恐縮に近いようだ。
6.見当(けんとう)
会社が倒産してしまって、これからどうやって生活すればいいのか見当もつかない。 →My company went bunkrupt, so I haven't got a clue how I can make a living. →The company has gone bankrupt and I have no idea how I should live from now. →Компания обанкротилась, и я понятия не имею, как мне жить дальше. →该公司破产了,我不知道我现在应该如何生活。
  7.検討(けんとう)
新しいパソコンを買うつもりなので、どのパソコンがいいか比較して検討したい。 →I'm going to buy a new computer, so I'd like to compare what PCs are good. →Я собираюсь купить новый компьютер, поэтому я хотел бы сравнить, какие ПК хороши и рассмотреть. →我打算买一台新电脑,所以我想比较哪些电脑好看并考虑一下。
  8.心当たり
携帯電話を失くしたので心当たりを探したが見つからなかった。 →I lost my cell phone and I searched for my idea but I could not find it. →Я потерял свой мобильный телефон и искал свою идею, но не смог ее найти.
→我丢失了手机,我搜索了我的想法,但我找不到它。
  9.好み
人によって好みは違うから、こんな奇妙なデザインのカバンも売れるんだ。 →Because people prefer different preferences, we can also sell these strangely designed bags. →
10.自慢
佐藤さんは有名な俳優にあったことをみんなに自慢した。 →Mr. Sato boasted to everyone that he met a famous actor.

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自由英作文

例文Ex1

Ex1. 日本人は、入浴により体を洗うだけでなく、湯に浸かってゆっくり温まる習慣があります。体を洗い、汚れを流すのは浴槽の外で行います。
浴槽の中のお湯は加熱できるようになっています。

西洋人は、湯船にゆったりと浸かる習慣はないようだ。熱いシャワーを沢山かけて温まることはあるけど、湯船に入る習慣はあまりない。湯船にお湯を入れたら一人入るごとにお湯を取り換える。湯船の中で体を洗うからだ。だから、外国人は初めて日本の温泉に入るときはこの程度の説明をしないと理解してもらえないかも。でも、こんな内容の英語がいきなり出てくるはずがない。日本語の分かる外国人ですらうまく言わないと誤解を招く。
まず、「~する習慣がある。」からやってみよう。例えば、
      they make it a rule to <入浴により体を洗うだけでなく、湯に浸かってゆっくり温まる>とするか
でも、チョット考えてみよう。浴槽の中では体を洗ってもらったら困るんじゃない。だから、これを英文にして浴場の入り口に張り出すなら、次のように日本語の方を書き換えた方がベターだろう。
日本人は、湯に浸かってゆっくり温まる習慣があります。体を洗い、汚れを流すのは浴槽の外で行ってください。
浴槽の中のお湯は加熱できます。
We Japanese make it a rule to warm themselves in the bath tub to make themselves relax.
ゆっくり温まるのはリラックスする(目的)ためだ。何も無理して長湯する必要はない。
「体を洗い、汚れを流すのは浴槽の外で行います。」→浴槽は、みんなが入るんだから、汚れを落としてから浴槽に入るのは礼儀だ。
Please, clean your body outside the bath tub.
だけと日本人だって、湯船で温まってからも、再度外で体を丹念に洗うのだから、浴槽に入る前に完璧に洗えというのはチョット言いすぎだね。。湯船に入る前にかかり湯程度はして欲しいのですが。
Please, pour hot water on your body before go into the bath tub. →この分を最初に出すか。
Washing and rinsing shuold be done outside the bath tub.
「浴槽の中のお湯は加熱できるようになっています。」
Bath tub is so constructed that the water in the tub is heated.
最後の文は、浴槽のしくみみたいでチョト全文とは違和感がある。温泉では多分勝手に湯音は変えられない。家族用なら湯音の調節はしたいだろうし。まあ、おもてなしの精神で英語を作るのは結構大変だ。
Please, pour hot water on your body before go into the bath tub.
We Japanese make it a rule to warm themselves in the bath tub to make themselves relax.
Washing and rinsing shuold be done outside the bath tub.
Bath tub is so constructed that the water in the tub is heated.

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例文Ex2

Ex2. 英語は書けなければならない。書いた内容を口に出せばそのまま会話になる。録音された英語を毎日シャワーのように浴びれば自然と話せるようになると主張する人たちがいる。それでは録音された日本語を毎日、赤ちゃんにシャワーのように聞かせていれば、その子は自然に正しい日本語を話せるようになるのでしょうか。そうではないことは子供を育てた経験のある人は皆知っています。子供は大人との日本語の会話を通して物の見方や考え方を身に着け始めて会話ができるようになるのだ。

まず、最初の「英語は書けなければならない。」をどう英語にしますか。主語は「英語」にしますか、それとも「あなた方」や「私達」にしますか。書くことが出来るという能力が問題になっているわけです。
本当の真意は、English must be composed by yourself.のように。英語は道具として自分で自由に作文出来て、自由に書けて(話せる)ようにならないと使い物にならないよということを言いたいわけですね。だから本のタイトルにするなら、English must be written.「英語は書かれねばならない」でもいいのかも知れません。この練習のためには。
English must be composed by yourself in writing on papares. When composition is done in your brain and spoken out orally without pen and papers, the result makes conversation.
English must be written. は受身表現なので、能動に直すと、
You must write English in oreder to improve your English ability.
とその目的を付け加えることを思いつく。
また、最初の日本語に戻ると、You must be able to write Englsih.が正確な訳だ。
だから、受身表現では、Englsih must be able to write.
毎日聞くだけで、英語が学習できるという教材が多数販売されている。そういうこと一般の人が言っても誰も信用してくれないので、そういう人をとりあえずscholarとしてみよう。
Some scholars insist that if you take Enlish shower evry day, you can speak it naturally.
If you make your child listen to the Japanes recorded previously everyday like shower, do you acually think he(or she) can speak naturally? Of course not.
Any parents who have brought up their children know it. Children will learn how to view the things or how to think only through the conversation with adult people and later through the books.
Englsih must be able to write. English must be composed by yourself in writing on papares. When composition is done in your brain and spoken out orally without pen and papers, the result makes English conversation.
Some scholars insist that if you take Enlish shower evry day, you can speak it naturally.
Is it correct? If you make your child listen to the Japanese recorded previously everyday like shower, do you acually think he(or she) can speak it naturally? Of course not.
Any parents who have brought up their children know it. Children will learn how to view the things or how to think only through the conversation with adult people and later through the books.

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例文Ex3

西暦535年にインドネシアで世界史を変えるほどの火山の大噴火があった。その時の記述だ。
せっかく存在しているGoogle翻訳をフル活用してチャレンジしてみよう。
【東ローマ帝国の歴史家プロコピオスの西暦536年の記述】
昼の太陽は暗くなり、そして夜の月も暗くなった。
太陽はいつもの光を失い、青っぽくなっている。
われわれは、正午になっても自分の影ができないので驚愕している。
太陽の熱は次第に弱まり、ふだんなら一時的な日食の時にしか起こらないような現象が、ほぼ丸一年続いてしまった。
月も同様で、たとえ満月でもいつもの輝きはない。
【Description of the AD 536 year written by the historian Procopios of the East Roman Empire】
【Описание 536 года нашей эры, написанное историком Прокопием Восточно-Римской империи】
【东罗马帝国历史学家Procopios写的公元536年的描述】
The sun at noon became dark, and the moon at night also got dark.
The sun has lost its usual light and is getting bluer.
We are amazed at noon because I can not make my own shadow.
The heat of the sun gradually weakened, a phenomenon that happens only during a temporary eclipse usually goes on for almost a whole year.
The moon is the same, even if it is a full moon, there is no usual shine.
Солнце в полдень стало темным, а луна ночью также потемнела.
Солнце потеряло свой обычный свет и становится синим.
Мы поражены в полдень, потому что я не могу сделать свою собственную тень.
Солнечная жара постепенно ослабла, и явление, которое обычно происходит только при временном солнечном затмении, продолжается почти целый год.
Луна такая же, даже если это полная луна, обычного сияния нет.
中午的太阳变暗了,晚上的月亮也变暗了。
太阳已经失去了它通常的光线并且变得越来越蓝。
我们在中午感到惊讶,因为我不能制造自己的影子。
太阳的热量逐渐减弱,而这种现象通常只发生在临时日食时间已经持续了近一年。
月亮是一样的,即使是满月,也没有平常的光芒。
*点击 diǎnjīはhtmlの改行マークのことだった。

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