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世界の国々

万国旗 世界にはいくつ国があるのか。日本政府が承認している国だけでも196もの国家があるそうです。国連加盟国は193だそうだ。日本の196は国連加盟国数193に、「バチカン」「コソボ」「クック」「ユウエ」の4か国を足して「北朝鮮」を引いた数とのこと。これらの国を全部回ったことのある人は世界でだいたい100人程度だそうだ。
私達は、そのうちいくつぐらいの国の現状について知っているでしょうか。定年退職して海外旅行に行く時間ができる。でもたいていは数か国回ればもう堪能してしまうでしょう。それに言葉も分からなくて旗振りのガイドについて観光地回って買い物して、何を得るのでしょうか。旅は人の知識を増やし、人生を豊かにするとは昔から言われてきました。日本の常識は世界の非常識なんて言いますが。
いま、我が国は大変内向き志向になっています。オリンピックなんかの報道も、焦点は日本の選手だけ。国民は本当に他の国の選手の頑張っている姿を見たくないのでしょうか。一時は世界のトップクラスだったODAも今では情けないほど減少しています。ニュースを見てもベトナムやインドネシア、タイ等の国の人々の生活が20年前とどう変わっているのが全く分からない状況でしょう。
でも、これだけインターネットが発達した時代、ほとんどの情報は机の上で居ながらにして手に入ります。まずは手に入る情報をしっかりと把握し整理しておくことが大事です。もし、運よく海外に行くチャンスが来たら有効に活用しましょう。中学や高校で地理を学ぶのもそういう目的のためのはずですね。

目次
裸坊達の祭りについて
秘境ブータン
ロシアと日本
ニューギニアが面白い
グリーンランド
クラカタウ火山

裸坊達の祭りについて

裸坊祭り

裸坊祭というのが本当にある。「はだかぼうまつり」と読むそうですが、山口県防府市の防府天満宮で、1000年以上続いているとされる御神幸祭(裸坊祭)とも称される極めて伝統と由緒ある祭りだそうです。学問の神様として崇められている菅原道真公の御霊(みたま)を慰める神事で、菅原道真公が京都から大宰府に流されて行く道筋での宿泊地として立ち寄られた際の送迎にちなんで毎年11月の第4土曜日に実施されるそうです。白装束姿の「裸坊」と呼ばれる男たち約5千人が境内を埋め尽くす中、触れると願い事が叶うといわれる、御網代輿が登場し、裸坊たちが我先にと群がる壮大な祭りだそうです。
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カレーライスのお話

 カレーライスは、今や日本料理の定番として定着しつつあるが、その歴史的背景はなかなか複雑です。ところで毎週金曜日はカレーの日。これ明治以来の日本の伝統。というより、英国の伝統。そもそも、インドにはカレーという料理は無く、ガラムマサラという国民食---日本で言えば味噌汁あるいは醤油みたいな汎用性の高い多種多様な食材がある。どれも豊富に香辛料を使うのですがその使い方も色々で、まさに「おふくろの味」と言ったもの。しいて、カレーの語源を探れば、ドラビダ語系のタミル語「カリ」に行きつくようです。

 英国が、インドを統治下に治め、1772年にインド総督だったウォーレン・ヘースティングズによって、「カレー」料理が紹介された。ヘースティングズはロンドンで仕出し屋のような商売もしていて、イギリス人でも調理できるように材料を調合してカレー粉として販売したようです。当時、英国では日曜日に肉を焼く。ローストビーフです。まいにち少しずつ食べて金曜あたりなると肉が傷み始める。それをごまかすためには香辛料満載のカレーがピッタリと言った訳です。土曜日は何食べたのですかね。

 日本には明治3年の兵制改革の時期。各藩寄せ集めの群を改革するため、陸軍はフランス、海軍はイギリスの範を取ることにした。そこで、英国海軍の金曜カレーが日本海軍に移植されたようだ。今でも海上自衛隊の金曜の夕食はカレーライスです???。横須賀カレーはその名残(海軍基地があった)。

 イギリスでは、ご飯でなくてパン??。イギリスでもカレー&ライスですよ。ヘースティングズは、ベンガル知事。ちょうどガンジス川河口のバングラデシュあたりで、主食は米。もちろんインディカ米の長粒種。日本では超異常なコメの高関税のため入手は難しいでしょうが、この方が多分美味しいのでしょう。  日本でのカレーの国産化は、まず漢方薬屋がトライして成功する。カレー粉は、まさに色々な生薬に混合物。カレーの実が成る植物なんて絶対にありません。この成分を解き明かすことは非常に面白い。きっと色々なカレーを試してみたくなること請け合いです。  また、カレーの具の方も色々な肉や魚、野菜のバリエーションも多く豊富なメニューが可能です。だた、日本のカレーは小麦粉を入れてトロミを出すのに比べて、他のカレーはもっとさらっとしたスープ状と言った違いがあるようです。
1.カレーの色
 あの黄色い色のもとは、ウコン(鬱金)。英語名ターメリック (turmeric)。
ターメリック ターメリック ショウガ科ウコン属の多年草。インドが原産であり、紀元前からインドで栽培されている。根茎に含まれるクルクミンは黄色い染料の原料としても広く用いられてきた。日本では、カレー粉に用いられるほか、クルクミンの肝機能への影響を期待して二日酔い対策ドリンクの原料にも用いられていますがまだ実証はされていないらしい。
2.辛み成分
 辛み成分は、胡椒も多少は使われるのですが、基本はトウガラシ
トウガラシ 胡椒
胡椒(左側)はヨーロッパではものすごく貴重品だったのです。トウガラシは、コロンブスが持ち帰るのですが、行ったのはインドでないので代わりに持ち帰ったもの。どちらもpepperなんて呼んでますが、トウガラシはナス科、胡椒はコショウ科のツル性植物で全く別もの。唐辛子は手軽に植えられることもあり、今や世界中で胡椒の座を奪ってしまったようです。他に生姜なども入っていることも。
3.香り成分
クミン コリアンダー クローブ クローブ
左から、cumin、coriander、clove
香りの一番手はクミン(cumin)。セリ科の植物。漢方では馬芹。市販のカレーを食べる際にこのパウダーを一振りすると香りが断然引き立つらしい(今度やって見たい)。
二番手はコリアンダー(coriander)タイ料理ではパクチー、中華では香菜(xiangcai)。セリ科の一年草。世界中で使われているが、最近ではスーパーでも売られている。
三番手は、クローブ(clove)、丁子(ちょうじ)ともいう。おもにインドネシア、ザンジバル、スリランカ、モーリシャス、マダガスカル、コモロ、ペナン、ドミニカなどで栽培されている。私も、タンザニアのザンジバル島、ペンバ島に行ったことがあるが、丁子の臭いが町中に漂っていました。チョットあまいいい香りがします。フトモモ科の木の花のつぼみです。大航海時代は、胡椒と並ぶ重要商品だったらしい。
ナツメグ シナモン シナモン
四番手は、ナツメグ。ニクズク科の常緑高木の種子。漢方薬では荳(ずく)。下痢止め。
他に、シナモン(肉桂)…クスノキ科の常緑樹、またその樹皮から作られる香辛料である。ニッキとも。香り高く、『スパイスの王様』と呼ばれる。
カルダモン フェンネル フェヌグリーク
左から、カルダモン、フェンネル、フェヌグリーク
カルダモン(cardamon)は、ショウガ科の多年草。和名は小荳蒄(ショウズク)。原産はインド、スリランカ、マレー半島。「スパイスの女王(the queen of spices)」と呼ばれることがある。
フェンネル(Fennel)は、セリ科ウイキョウ属の多年草。和名はウイキョウ(茴香)。
フェヌグリーク(fenugreek)…マメ亜科の一年草植物。
カレーにはものすごく色々な香料が入っているのですね。

世界一きれいな英語が聞ける国…秘境ブータン

 ブータンと聞いても一般の人は、なかなかイメージが沸かないと思う。なんせ1970年ぐらいまでほとんど鎖国状態で、今でも観光客の数は制限されていて、特定の旅行会社を経由して現地のガイドを同伴しないと旅行することは難しい。ヒマラヤ山脈の山の中の人口約78万人の非常に小さな国である。国民の9割が農民で貧しい国であるが、1972年代にワンチュク国王が提唱した国民総幸福量(いわゆる幸せの指標、GNH (Gross National Happiness))の概念に基づき、「世界一幸せな国ブータン」として国造りを進めており、GDP/GNP増加だけを経済の指標としている世界中の先進国からも注目されている。
ブータン・パロ空港ブータン・パロ空港
 ブータンの人達は、伝統文化に中で現代文明とは距離を置いて生活しており、ほとんどは農民ですが、農家はどの家も大きなガッチリしたつくりで、自給自足の生活ができるため、GNP統計上は実際以上に貧困状態と分類されているようです。また、教育、医療、水道等のインフラが無料ということも生活の心配が少ないため、幸福度に大きく貢献しているでしょう。一般的にはお金や経済の成長と幸福度は正の相関があるとされているが、実際の幸福度は、常に他者との比較ですから皆が同程度の貧しさなら人は幸福でいられます。また、余計な情報が氾濫していないことも精神的な豊かさのためには必要でしょう。そのようなわけから、アンケート調査などから、実際にブータンは幸福度は世界のトップ10には入ってくるようです。日本、米国等は20位以下。格差社会が進んでいるのでしょう。
ブータンのニューカップル 【上記写真の注釈】
 上の結婚式の写真は、左の青年がオランダ人で、森林保護関係のNGOの仕事をしているらしい。とてもブータンがお気に入りとのことですが、まさかブータンの女性と結婚して永住するつもりとは。実は、この写真を彼が私に送ってきたのは訳があるのです。
ネパールのカトマンズ空港から、ブータン行の飛行機に乗り込んだとたんの機内放送があり、本日の飛行は霧のため中止ということで、乗客はほぼ強制的にホテルに直行させられ翌朝に飛ぶことに。しかも、ホテルは見知らぬ客同士の相部屋。オランダ人は世界でも背が高いので有名だが、彼も相当にノッポで強そうだ。まあ、向こうからすれば正体不明の中年のアジアのオジサン。お互い間が持たないね。たまたま、ウィスキーのボトルを私が1本持っていたので、二人で1本あけて多少の話もしたようだ。大変喜んでくれていて、そのお礼として写真を送ってくれた。どうしてボトルなんか持っていたのか。ブータンの夜は何も娯楽が無いので準備しておいた方が良いとの情報があったからなのだが。まさに、ノミニュケーションの見本ですね。まあ、これも昔の話。2000年頃かな。ブータン国自体は今もそんなに変わってないかも。

ブータンのガイドさん
 このブータンの人、どうして英語が得意なのでしょう。ブータンと言う国、ちょうどヒマラヤの急斜面に位置しており、大河ツァンポー川(ブラマプトラ川)の沢山の支流による浸食で、国中が深い谷で分断されています。谷が異なると人の行き来も難しく、言葉も異なってきます。従って学校教育では共通語として英語が用いられているそうです。ブータンの人はシャイで人見知りするため、自分から外国人に話しかけることはありませんが、話しかけられるとしっかりとした英語で答えが返ってきます。スーパー(雑貨屋さん)の売り子の女性も英語の教科書を読んでいるような英語が返ってきます。ブータンは国連職員も多く出しているそうです。スローテンポで格調高く、威厳を持って話すことが出来る。日本の英語教育もそんな英語を目指して欲しいですね。

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ロシアと日本

文明開化時期のロシアと日本。日本はヨーロッパ諸国から色々なものを学んできました。科学技術は当然としても、軍事や法律など。では、ロシアから学んだもの。文学では、チェホフ、トルストイ、ドストエフスキー他結構あげられそう。後は音楽、チャイコスキーの他幾人かあげられそうです。後は一時流行った歌声喫茶などのロシア民謡。日露戦争と太平洋戦争で敵味方として戦った以外、隣人としてはあまり接触がないのが現実。それと戦後の東西冷戦の影響で、日本人の中にはあまりロシアが好きでない人も多いようです。
レーニン 右写真はユジノサハリンスクで見かけたレーニン像。スターリン像はもうないがレーニンは健在。
また、ロシアと言う国は軍事的には大国ですが、経済の面では相当貧しく、国民は常に西欧諸国にあこがれを抱いている国なのです。ロシア人の方は、経済成長を成し遂げ、文化的にも独自な日本には親近感を持っている人の方が多いようです。日本に来る観光客の中にはロシアや旧ソ連邦からやってくる人結構見かけます。
以前、政治家鈴木宗男が、「ロシアと経済交流をしないと北海道の未来は無い。」と言っていましたが、逆にサハリン、北方4島、極東の地域の発展も日本の力なくして発展は不可能です。韓国、中国がその地位を狙(ねら)っていますが。サハリンのスーパーを経営しているのはたいてい韓国人か中国人。社会主義の影響か、ロシア人は商売が下手で、新しい企画を行うことは苦手なようです。ただ、スポーツや芸術の世界ではとことん打込むすぐれた素質がありそうですね。付き合って損は無い相手でしょう。
サハリンには、今でも日本料理店があります。スーパーでは東郷ビールなんて売っています。反日の韓国や中国では、絶対にありえないことです。ロシアの首脳達は、領土問題を棚上げして、経済交流をしましょうと、何度もさそっているのに領土問題に固執し経済交流を拒否してきたのは日本の政府です。北方領土は、戦後のヤルタ会談の密約で米ソが合意したもの。基本的にはロシア側の好意が無ければ絶対に帰ってきません。朝鮮戦争で米国が38度線で留まったのと同じこと。米国の意向は、ロシアが常に敵側にいて欲しいことだけ。四島返還なんてことがおこれば米国が黙っているはずがありません。 ソ連邦が崩壊して、ロシアが自由主義経済圏に組入れられたはずですが、なんとかそれを阻止したい勢力が米国の政治の主導権を握っているのです。冷戦に変わる恒久的な対立です。
ところで、ソ連邦とは何だったのでしょうか。ロシア人は、常に西洋諸国から、田舎者あつかいされ、仲間外れにされ、バカにされ劣等感すら持ち続けてきた歴史があります。国際的には強面で、強いリーダーシップを発揮してくれるプーチンが国民の圧倒的な支持を受けるのはそれなりの理由があるのでしょう。

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ニューギニアが面白い

ニューギニア ニューギニアは一度訪ねてみたい国の一つである。ニューギニア島(New Guinea)は、は太平洋南部に位置する島。西半分は、インドネシア領で東はパプアニューギニアとしての独立国。オーストラリアがトレス海峡を隔てその北側にある。パプア島 (Papua)・イリアン島 (Irian)とも呼ばれている。面積は約78.6万km2で日本の国土の約2倍の大きさ。世界の島の中では、グリーンランドに次ぐ面積第2位の島。大陸を含めても8番目に広い陸塊だ。

ニューギニア最初の人類は、氷河期の頃にスンダランドから移住してきた人々であるようだ。オーストラリアのアボリジニに近い系統であるオーストラロイド(パプア人の祖先)とされている。その後、海洋民族で青銅器文明を持つアウストロネシア系の諸民族(メラネシア人、マレー人、ジャワ人)も到来したらしい。 熱帯雨林と湿地帯がほとんどを占めているため、白人たちにはうまく植民地的利用ができず比較的伝統的な社会が良く保存されてきている。そうはいっても独立までは色々と紆余曲折はあったのでそれは別途調べてみる必要はあるでしょう。 ニューギニア ニューギニアはダイヤモンド博士が、最初に人類学の研究のため訪れた地で、その後の彼の思想にも大きな影響を与えた場所だ。彼はバードウオッチングウォチャーとしての側面もあったので、その面でもニューギニアは最初から魅力的な土地でもあったのでしょう。
ただ、他の地域から隔絶された環境で、その複雑な地形から、多種多様な文化や言語を持った多くの部族達が独自の文化を守りながら生活しており、人類学研究の宝庫であったわけです。
最初に博士がこの島を訪ねたのが、1931年。2006年に首都ポートモレスビーの空港で見た光景は非常に衝撃的だ。近代的な飛行場。空港内での人々の服装も空港職員も設備も他の先進国の様子と全く変わらない。豊かな自然を破壊する道路建設をやめていきなり空港網が完備される。素晴らしいことだ。ただ一歩外へ行くとそこには伝統的な社会もいまだ根付いている。人類2000~3000年ぐらいの歴史の変化をたった数十年程度で追いついたこの人々達が今後どんな変化をしていくのかは大変興味深い人類学の壮大な実験だ。

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グリーンランド

グリーンランド

グリーンランドは、北極海と北大西洋の間にある世界最大の島(日本の面積の5.73倍)。メルカトル図法の地図で見ると北極に近いところにやたらと大きな島が描かれている。しかし、特別な観光地でもなさそうだし、我々にとっては存在感の薄い土地でもある。所属はデンマークの旧植民地。現在はデンマーク本土、フェロー諸島と対等の立場でデンマーク王国を構成しており、独自の自治政府が置かれてそうだ。
982年頃、ヴァイキングの仲間の赤毛のエイリークという人物が、この島を発見しグリーンランドと命名したらしい。ちなみにアイスランドもこの人物が発見し、ネーミングが悪く入植希望者が来なかったので、グリーンランドと命名したらしい。その後は住民たちも絶滅し忘れられた存在になっていたらしい。
グリーンランドは、大部分が北極圏に属し、全島の約80%以上は氷床と万年雪。巨大なフィヨルドが多く、氷の厚さは3,000m以上に達する所もあるという。居住区は沿岸部に限られ、本当に北極の島だ。
16世紀半ばに再発見され、18世紀にゴットホープに植民地が作られ、同時に布教も行われた。1917年以降はデンマークの支配が全島に及び、1953年本国の県と同様の自治権を得る。1979年5月に自治政府が発足し、グリーンランドはデンマークの自治領となった。1985年グリーンランド政府はECを離脱。
グリーンランドは、島内のほとんどの土地が厚い氷に覆われており、地下資源の採掘が困難であった。しかし、地球温暖化の影響で少しずつ氷が溶解しており、今後採掘のスピードが速まると予想される。グリーンランドの地下には中東地域に匹敵する量の原油が存在するとされており、地下資源収入が経済的にグリーンランドを支え、デンマークからのグリーンランド独立が容易になるとも指摘されています。
グリーンランドは、島内のほとんどの土地が厚い氷に覆われており、地下資源の採掘が困難であった。しかし、地球温暖化の影響で少しずつ氷が溶解しており、今後採掘のスピードが速まると予想される。グリーンランドの地下には中東地域に匹敵する量の原油が存在するとされており、地下資源収入が経済的にグリーンランドを支え、デンマークからのグリーンランド独立が容易になるとも指摘されています。主な資源は鉱物(亜鉛、銅、鉄、氷晶石、石炭、モリブデン、金、プラチナ、ウランなど)と海産物(魚介類、アザラシ、クジラなど)である。
【グリーンランドの経済】
現在のグリーンランドの主な収入源は漁業のようだ。2010年の輸出品の87%が魚介類(うち55%がエビ)および水産加工品。農業の中心は野菜生産と牧羊、そしてトナカイの飼育です。またグリーンランドアザラシをはじめとする動物の皮革や毛皮製品も、輸出の一部を占めています。

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クラカタウ火山

インドネシアのジャワ島とスマトラ島間スンダ海峡にある超巨大火山。今でも活発に活動しているらしく恐ろしい話だ。数万年以上前から活動していたようだが、文字が発明されて以降、535年と1883年に大爆発を起こしている。特に535年の噴火は地球環境にも多大な影響を与え、歴史を大きく塗り替える原動力ににもなったとか。
クラカタウ火山 東ローマ帝国には、この時の様子の記述が明確に記載されており、1年以上も「太陽が暗い状態」が続いていたことが記されています。

【東ローマ帝国の歴史家プロコピオスの西暦536年の記述】
昼の太陽は暗くなり、そして夜の月も暗くなった。
太陽はいつもの光を失い、青っぽくなっている。
われわれは、正午になっても自分の影ができないので驚愕している。
太陽の熱は次第に弱まり、ふだんなら一時的な日食の時にしか起こらないような現象が、ほぼ丸一年続いてしまった。
月も同様で、たとえ満月でもいつもの輝きはない。

同様な記述は、西ローマ側にある。
【歴史家であり教会指導者ヨーアンネースの西暦536年の記述】
あのような太陽からの合図は、いままで見たこともないし報告されたこともない。
太陽が暗くなり、その暗さが1年半も続いた。太陽は毎日4時間くらいし照らなかった。照ったといっても、実にかすかだった。
人々は太陽が以前のように輝くことは2度とないのではと恐れた。

クラカタウ火山 このような記録は、中国にもあり、世界の多くの地域で噴火の爆音が聞こえたらしい。535年の大規模な噴火はインドネシアの文明に歴史的な断絶を引き起こした。5世紀から6世紀にかけてのジャワ島西部にはカラタンと呼ばれた高度の文明が栄えていたが、6世紀以後姿を消す。また、世界各地に異常気象をもたらす。その痕跡は樹木の年輪や極地の火山灰の堆積のような物的なものから歴史文書に至るまで広範囲に亘っているのだ。
1999年、イギリスで放映されたテレビ・ドキュメンタリーにおいて、この巨大噴火による気候変動を発端として、東ローマ帝国の衰退やネズミを媒介とするペストの蔓延、歴史に残らぬ暗黒時代の惨事の数々、イスラム教の誕生、ゲルマン人等によるヨーロッパ侵攻、中央アメリカのマヤ文明の崩壊、少なくとも4つの新しい地中海国家の誕生などが起こったと推論できるとされた。

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合掌造り集落

富山県の五箇山(ごかやま)と岐阜県の白川郷は合掌造りで有名で、世界遺産にも登録されています。でも、なぜこのような独特の構造の家屋が誕生したのでしょうか。
合掌造り 実はこれは、日本の戦国時代の武器生産、もっと具体的には火薬の製造に密接に関係していたとのことです。合掌造りの特徴は、大家族制。つまり、大きな家に多くの家族が住み、そこから出る大量の糞尿で、火薬を製造していたのです。
合掌造り 鉄砲の伝来は、種子島にポルトガル人が伝えますが、実は日本には鉄砲はもっと前から伝わっていたとされています。鉄砲には火薬が必要。でもこの火薬の製造方法が大変なため日本では鉄砲は普及しないでいたのです。本来火薬の発明は、中国なのですが国家秘密を言うことで日本には伝わってこなかったようです。
 火薬は長らく黒色火薬のみでした。これは木炭と硫黄、硝酸カリウム(硝石)の混合物ですが、日本では硝酸カリウムが採れないのです。大貿易港だった堺は硝石の輸入が可能でした。つまり、火薬は堺でしか作れず、これが戦国時代の堺の自治を支えたのだと考えらています。  その後、硝石を「国産化」する技術が広がります。原料は意外なところにありました。トイレです。バクテリアがアンモニアを分解すると、硝酸ができることを利用するのです。
 まず、人糞や厩肥に、ヨモギ、麻、サクなどの雑草を混ぜ合わせ、そこに尿を掛け、何度もかき混ぜる。すると分解が促進され、硝酸塩ができる。これが土中のカルシウムと結合して硝酸カルシウムに変化。これを灰汁(炭酸カリウム)で煮詰め、結晶化させると硝石となるのです。ヨーロッパでも海外から輸入できるようになるまでトイレを利用していたことが知られています。大変手間暇がかかり多大な労力が必要だったようです。
白川郷は幕府直轄の天領でした。そして、五箇山は加賀藩に含まれます。加賀藩は幕府にも火薬を献上しますが、加賀100万石の力の源泉は、この火薬製造だったともいえるのか。 そんな硝石製造ですが、明治になってチリから大量の「チリ硝石」が輸入されると、国産硝石の製造はあっさり壊滅してしまうのです。
なるほど技術の歴史から見ても、合掌造り家は世界遺産として恥ずかしくないもの。臭い話で恐縮ですが。

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